意志のなかにいる

トラバ・リンク・コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

わさび抜きわさビーフ (アニメ感想)

2014-12-31 06:11:48 | アニメの感想2014年 冬









結城友奈は勇者である 第12話  貴方に微笑む とまとめ ○











こういう終わり方だと文句をつけると悪人のようになってしまうのではないかw
まあ別に何の文句もないのね、満足感でいっぱいである。
「何かの言いなり」だった人がそれを命令していた「何か」から裏切りを受けて
ひどく逆上する、ってのは確かにある、その「何か」に対する怒りだけでなく
それをのうのうと受け入れていた自分に対する憤りも大きく、それゆえに
自棄な行動を取りがちになるわけでそれは「わかる」なあ
しかも東郷さんは「2度目」だからね、そういう設定上のおいしさと
説得力が相乗効果で増している、ハナシも「バーテックスの殲滅」から
いつの間にか主題が「勇者システムの問題」にすり換わっているというその鮮やかさ
1クールの間にハナシが悲喜こもごもと共にずんずん進みしかもその流れは
「1話で1歩ずつ進む」ように平凡なものではなく、綾がある構成。
演出も「数人の女の娘」が出てくるおはなしを描くのは流石5組って感じで
現代的な「幾何学で謎な敵」との血を伴わない死闘の先端を描ききったかと
そういう中で築かれた「絆」がきらきらと輝きを得ていた。
「巨大な何か」を「跳ね返す」という個人が個人を越えるという奇跡によって
もう一方のある意味「敵」たる「神樹」の側もからも勇者システムに温情が与えられたという
全てが上手くいった時に下される最高の評価に歓喜の涙を禁じ得ないね。
よく考えるとこの世界は相変わらず絶望的な状況で、ごくごく狭い範囲に
何者かによって護られているという図に変わりはないのだけど
そういう中でも希望を持って明日を生きていくということそのものが
「勇者」の為す業ってことなんかもしれないね
そしていつかこの状況をひっくり返すような「勇者」が表れるのかもしれないという
希望を繋ぐ役目を立派に果たした「結城友奈の章」はこうして幕を閉じる、と
万雷の拍手とともに。














Fate/stay night[UBW] 第12話  最後の選択 ととりあえずまとめ ○









おデートで御座いますか、両手に華で実にうらやましいこってす
自信満々で何でも上手くやってのけるけど時折抜けてる凛ちゃんの魅力がここでも
とまあ、こんな感じでこの「UBW」のルートでは他ルートにはない
「余裕」っちゅうか「自由」な感じがあるのよねえ
当然命がけの戦いはあるのだけど、バーサーカーと戦いのように
「臨死」って程ではない刺激と「理想」とは何かと考えるぐらいの余裕がある
なにせ今回はセイバーさんとの契約からすらも「自由」になってしまったのだから
なおのこと「自分」との戦いの側面がつよいとも言える。とは言ってもそれは
あくまで「戦闘」というものを通しての自己省察なんで、そこには
アニメーションとしても力を存分に発揮できるし、あんまし聞きたくない
「自己独白」みたいなのが最小限に抑えられるのもよいかと
ともかく、この開放的なフィールドでアニメーションを作る側もその力を存分に
振るってこの作品を創ってるなあという感じがひしひしと受ける
「縛るモノ」が何も無いからこその「最強・最速」を求める気持ちとでもいうか
そしてその速度にヒロインの凛は十二分について行っているとおもう
というか主人公を置いてけぼりにするもんねw その凛々しさには憧れすら抱くよ
とまあ何かいろいろ「手が届かない」モノばかりで構成されているという
後半戦はさらに突き抜けてくるんかね、こっちはついて行くのでいっぱいだ。















ガールフレンド(仮) 第12話  ガールフレンドxxx とまとめらお △(+)








話中で留学生2人が言っていたけどクリスマスの後にすぐ年越し・正月の準備で
パッと様が変わるってのはあるかもねえ。それに馴れちゃった人からすると
いつもの光景なんだけど、趣は違えど大イベントが続くようなものかも。
まあ、全篇こんな感じでイベントがあって、それをやるだけで
1年すぎてしまったというそんな印象やねえ。
最近はやりの「何もしないをする」ってやり方が許されないぐらいに
ぎゅうぎゅうにキャラクターを詰めて、その娘らにほとんどムダな行動を
とらせず「決まった役割」を最速確実にこなすという
この見た目甘たるい世界観からすればえらい矛盾したあり方ではある。
それは課金してくれているお兄ちゃんがたに
「アニメでは急がしすぎて媚を売るヒマもありまセ~ン」という体で
操をたてているともとれるかもしれんねえ。
まあ、そんなこんなもろもろの事情を「全部」上手くいくように取りはからうと
こういう奇跡的に無害な作品になるのかもしれない。
あと残るのは「画」と「声」と「キャラ設定」、それだけやね
それはこの作品を「売り込みたい」という側からすれば実に望ましいもので
それをここまで忠実にやってのけるのはある意味すげえとおもう
でもまあ、あとは何を語りえるのか、難しいなあ
とりあえず「~ちゃん萌え~」とか言っとく?キャラ多すぎて誰が誰だか
ほとんどよくわからんけどw

















グリザイアの果実 第13話  射界10センチ とまとめ △(+)








優しいのだけが取り柄の冷珍感が900mショットを決めて
暴漢をチン圧する実にふしぎなはなしだw
「トイレを破壊しろ」とかちょっと面白いね
公共機関の破壊ってきょうびの作品では珍しいのではないか
むしろちょいと昔のドラマとかでよくある展開かもねえ
そういう「家族」の問題がつぎつぎに発生するとか80年代ぐらいのドラマと
事件を爆破・銃殺で解決する70年代の刑事モノの混交した空気が現代のエロゲーによって
甦っているという不思議な触感がある、いやあるいは昔のエロゲーが
もともと持ち合わせていた「本能に近いところ」をサブカル的に表現する
というドグマが甦っているのかもしれないねえ
「アニメ化するかもだから」とかそういう腑抜けた理由で
ギャルゲーと境界がつかなくなったヌルいエロゲーが跋扈する中で
「暴力」に伴って物語をガツガツ進める態度が心地よいかもしれんね
まあでも「過剰なラッキースケベ」によってしか女の娘と結ばれないのが
大半のご時世に「オレが抱いてやる」ってハナシをよくやる気になったよね
まずはその勇気にこそ敬礼すべきなのかもしれない。














天体のメソッド 第13話  はじまりのそらから とまとめ △++








円盤歓迎






自分だけ何かを忘れていた乃々香が今度は自分だけが大事なことを覚えていて
しかも今度はそのことを汐音も覚えていた、という円環が物語の強度をつよくする
ただそこは「ループもの」の循環性ではなくて「不可逆だけど1度は通った道」
という進歩がある、全体「1回きりの道」をまっすぐ進んでいたような
物語が進捗する基本的な気分の良さがあったなあ、それは「母」がいないということが
大きいかと、母ちゃんがいると「変わらない毎日」が始まってしまいかねないしね。
何せ「みんなにっこり」なんだから間違いようが無いわな、ただその
「にっこり」の輪の中にノエル(円盤)が含まれるようになったという
その1つの余分が物語になるわけだ、そしてそれを
「頭上」にあるモノの超常のチカラで解決するものではなく
隣のあなたにちゃんと向かい合って、話しえ、手を取り、そしてにっこりになる
そういうものを目指したのだろうね、難しくはないけれど簡単でも無い
物語世界における究極の「日常系」とでもいった手つきだったかと。
当作品を視聴している間は圧倒されるワケでもないのに
とてもよどみの無いココロで視聴していたのをおもいだす
その「衒い無くいいものを視る」ことこそ子どものように物語を愉しんでいた
はじまりのココロなんかもしれないねえ、もう随分昔の遠い場所なんで
すっかり乃々香のように忘れてしまっていたなあ
なんてことを12月の末日に8月のように咲く満開の向日葵を視ながらそうおもう。








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もう登場人物名を覚えるのは諦めてる (アニメ感想)

2014-12-27 12:05:08 | アニメの感想2014年 冬









selector spread WIXOSS 第12話 「この選択は…」 とまとめ △++











あれですよねえ「カードゲームもの」に「女の娘いっぱい」てーと
もうボクらが反吐が出るぐらい見続けてるジャンルで
そういう前提で視聴しだしたらあんましな展開で横っ面をはたかれたような
印象を受けたというw それももう懐かしいねえ
そんなかんじで「もうこの分野で出来ることは無い」と思っていても
ちょっとその「ルール」をいじるだけで驚くような印象の違いが生み出せるのが
まずは凄いですよね、「機知」が未来を切り拓くというのはこういうことか。
「歪んだゲームの創造主にそのゲームで正当に勝つ」とか最高の快感ですよね
その「勝利」は実際のカードゲームのように「戦略・戦術」によるものではなく
アニメらしく「友情・奇跡」ではあるけれど、この歪んだルールの中では
それでもって勝利するのが正当なのかもしれん
それぐらいに「もともとの歪み」が深刻に描かれていたわけで
それでいて露悪趣味みたいにならず「必要な演出」になっていたことが
まあ怖ろしいっちゃおそろしい、そうして「底」に落とし込んでおいて
最後にそれがオセロのように綺麗にひっくり返る時の爽快感はすごかった
「なんとなく」ではなく少女達が見せる笑顔を心の底から信じられる
そういう「絆」がこの作品と取り結ばれたような、そんな感想
あ、最後に、あきらっきーイオナさんとラブラブそうで、よかったですw















異能バトルは日常系のなかで 
第12話  日常 ユージュアルデイズ と総括(デウスエクスマキナ) △+










最後に「自分自身の手を焼く能力」を有効に用いて事態を解決したのが
なかなかに興味深い。「無能」よりさらに厄介なモノに進化するってか。
「手を切断してまたくっつけ直す」とか急に危ないことをやりだすのが
「序破急」の「急」らしく、また当作品らしいあり方だったかと。
まああれだよねヒロイン陣が全員「最強」に近い能力者達で
そうでありながらできるだけそれを用いない生活を送るという
「折り合い」の良さがあるよなあ、なぜなら突出した「異能」は
「日常」を揺らがすもので、そして求めているものはその平穏な「日常」の方なのだから
言っての通り寿来はその「安全弁」なんだろうね
「日常」⇔「異常」を心の底から愉しんで飽き飽きした彼には相応しいかもな
あるいは浴びるようにラノベを読んでいる人からすれば
「何もない日常」を愉しむことと「ルビ振りまくりの能力者バトル」は
どっちもモードであって、その両立を望むアンドーは自分達の分身のような
そういうシンプルな主人公像なんかもしれないね
灯代が2次ではねられたラノベの新人賞は多分上記の要素が中途半端にあるもので
自分達の毎日そのものがより「ラノベ的」というメタ視点が当作品にはある
とある要素を2つ綺麗に並べていずれにも傾かないという絶妙なバランス感覚が
「微温派」なボクにはまことに心地よいぬるま湯だった。















トリニティセブン 第12話 聖戦少女(クリミナルガール)と魔王世界(ヒズワールド)
と証明終了(クォ エラト デモンストランダム) △(+)











この作品は剣呑なのよね、いや戦闘がどうとかでなく物語の展開が
いきあたりばったりなんで(せいぜいどの女の娘にどうセクハラしようかぐらいの計算だろうて)
それを中二病的設定でごまかしごまかしやっていくあたりのことをさす
この形式は相当強力で「とりあえずなんとかなる」という免罪符が如きものなのね
なぜなら上手くいけばそれでいいし破綻した設定でも「ばかだなあ」とそれはそれで
評価してもらえるからで、何というか「新人お笑い芸人の勢い芸」みたいなあり方だ。
次々に繰り出されるアタマの悪い設定と女の娘の裸をもの凄い勢いで消化する
そういう当代の贅沢さ加減と浅薄さの先端が当作品のセールスポイントだったとおもう。
最終話で「破壊の魔王にならない為に愛おしい世界」を提示するような
性急さあたりからもそれがうかがえるわけで、まあでもあれなんです
ここまでズダボロに言ってはいるけどけしてただ馬鹿にしているわけではないのね
今現在「アニメ」が成立するギリギリのラインでの攻防がここにはあるわけで
そういう視点を軽薄な笑いとともに視聴するのもなかなか有意義だったとおもう。















ヤマノススメ セカンドシーズン 
第24話 さよなら、わたしたちの夏 とまとめ ○











いつものおのろけ、ありがとうございますw
なんだろうね、今までのあおいとひなたが共に過ごした楽しい日々が
「ガチで仲良し」な女の娘同士であることを当然のように納得させるよね
「百合」のように個々人の心の働きによるものというより
もうそうなるしかないような自然な心の結びつきだ。
「ヤマノススメ」に関して私は「考察」であったり「謎解き」であったり
そういうチンケなあり方がほとんど用を為さないのよね
「嗚呼、そうだなあ」という阿呆みたいな感想ばっかりだ
というのも何というか、目に入ってくるモノが神経が充実している時のように
キレイなものばっかりなのよなあ、それこそ何でも写真に撮って記録しておきたいぐらいに
空・山・川・街並み・それに人、みないとおしい
この作品は力を入れるところと手を抜くところがある作品ではなく
全篇が贅沢にかつ一定のクォリティで保たれている安定感と
「山登り」を通して紡がれる確かなストーリーが
圧倒的な満足感を生む、そういう質の作品なのね
そして残るのはかえでさんの言ったとおり「素敵な想い出だけ」だ
あと望むことはたったひとつだけ、それは
「この素敵な話に続きがありますように」ってこと、それだけ。















俺、ツインテールになります。 
第12話  ツインテールよ永遠(とわ)に とまとめ △











オチの「ツインテールだから2刀流」という単純なオチはそれでいいとおもうw
まああれですよね「ツインテール愛」でもってどんぐらいハナシが維持できるか
という勝負ですよね、もう一方の車輪「戦隊モノのパロディ」があんまし上手く
機能していなかったような気がしたんで、その愛は一層厳しい試練にさらされる
というか、そもそもこのおはなしを作っていた人達が果たしてどれぐらい
「ツインテール愛」を共有できていたか、疑問をおぼえるとこがあるなあ。
怪人達がツインテールだけでなく様々な趣味趣向を有していたように
作っている人達だって様々に趣味志向があるわけで、まあ「仕事」だから
ウムを言わさずやらなアカンわけやろけど、この作品「仕事」って領分で
カタがつけられるのか、難しいとこだったと思う
ニャル娘のように「オタ芸」全般(と主人公)が「愛」の対象であれば
まだ誤魔化しようもあったのだろうけど「フェチズム」的な射程範囲が狭い
ものを持ってくるとなかなかみな満足というワケにはいかなくなるのではないか。
これ、多分「小説」だとそんなにアラが目立たないと思うのね
この作品のキモは「個々人の趣味趣向のこだわりへの愛とその主張」にあると思うんで
字面であっても充分に伝わるわけで、ところがそれが「アニメーション」になると
「愛」が難しくなる、といった次第。こんだけ「ラノベ」がなんでもかんでも
アニメになっているご時世でそれが上手くいかなかったっていうのは
逆に言えば小説がそれだけトンがっていて、ある程度ウケているって皮肉があるんだろう。















甘城ブリリアントパーク 
第13話  PVがつまらない! とまとめない! △++










TBSのこの枠だと「最終回を1回分前倒しにする」っていう
約束事があるからこの13話目は「おまけ」って扱いね
「無難だけど平凡で退屈な映像」を「刺激的な映像」にするべく
「みんなの意見を取り入れる」ってのを「そのままに採用」した
結果がコラージュというのもおこがましいカオスに、というオチ
まあこのあたりは普通に笑って視ておけばいいのだけど
さあ、果たしてこのカオスと「3ヶ月前」のパークの状態とそう大きな差が
あんのかいな、と考えるとちょっと感慨深いものがあるね
可児江くんが来て、キャストの意思統一を行い、新しいアトラクションを発掘し
それでようやくこのカオスな映像が笑えるというところまで来ているわけで
「てけとうなツギハギ」にもなかなか考えるとこがある
そしてその適当な映像の方が「ネタ動画」としてはウケがいいという困った現実があるw
ま、そう考えるといろいろ分かるところがあるよね
「商売」としては真面目に努力しなければならないのだけど
「面白」さを追求するとそれだけでは足りないっていう難しさ
そこを「ファンタジー」で埋めるのがこの作品のやり方なんだろう
京都さんの作品にしては女の娘とか科(しな)をつくっていたけど
魔法でも妖精でも何でも使うというそういう必死な態度が
「とりあえず女の娘を脱がしておけばいい」から一歩進んだ境地に進めていたかと
「スポーツイベントを開く」とか知恵を絞った大技もあったし
まあともかくいっぱいだったか、ただまあこれだと「優等生」の評価だよね
これに最終回のような「カオス」を御して膝を叩くようなハナシがあれば
最高に近い評価があったかとおもう、それはとても難しいことだけど
京都アニメーションはそこをいつも軽く飛び越えてきていて
しかも作る側も「それができるんだ」とあのカオスな動画から臭わせてるわけで
この作品は次なる傑作との間を繋ぐ「憩いの場」だったと
そういう評価になるといいなあとおもう。










追記 あと「秘蔵データ」はこっちにも回してくださいw















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最終回に向かって、えくそだすっ! (アニメ感想)

2014-12-23 14:27:38 | アニメの感想2014年 冬








魔弾の王と戦姫 第11話 「戦姫二人」 △+









乳揉みと竜殺し









「デカブツをちっさい人間が狩る」とかキャッチーですね
ただまあ今回は戦姫2人っちゅうことで、いわゆる
「仲が悪いのに良いコンビネーション」ってやつ
お互いに手持ちの札と性分が知れているからこそってやつだろう
ただ、それだけの火力を持つ連中でも「単身軍隊」的なことを
あまりさせたりはせず、必ず2人以上の「集団戦」をベースにしているのが
「戦争」ってのをナメていなくて、それが強い足腰になってる
そしてそういうつよーいお姉ちゃん達の乳をとっかえひっかえ
揉みしだいてるティグルさんにシビれる憧あこがれるゥ!
ふむ、どうすればあやかれるのでしょうねw
どうも「不意打ち」がコツらしいね、戦争も恋愛も相手が予想
しないとこを攻める「兵は詭道」なり、だ。
















甘城ブリリアントパーク 第12話  未来は誰にもわからない! △++










最後の最後に魔法的な奇跡による解決ではなくて
人海戦術によるゴリ押しがなんというか身も蓋もないなあw
「SHIROKBAKO」もそうだけど「妖精さんが何とかしてくれる」
ってことがない「現実」がよく描けているねえ
あと「電話」が異常に役にたっているよね、アレが「必要」なほど
「現実的」なハナシに近づいていく、断られるのが前提でかける
依頼の電話ってのはまさしく「トライ・アンド・エラー」の真髄
そうやっておいて完全に諦めていたラティファの記憶の件に
奇跡が起こるというサプライズが嬉しい
地味な努力を積み重ねてたまさかの成功を待つという大人のやり方と
魔法よろしくなエンターテイメント性が上手く組み合わさってる
「ろこどる」以来そういう流れがこの枠にはあるなあ。














結城友奈は勇者である 第11話  情熱 △++










あれだなあ、にぼっしーって「損な後輩」って役回りよね
ちょっと先に行ってる主人公達に焦る、そしてそれゆえに
「いい子」になれないところがある、ってやつ
それを取り込んでいくのにドラマがあるのだけど
それに十二分に成功しておいて・・・ってつらい展開
「真実」が「友愛」を引き裂いて、調度そのはさまの「底」で
頑張らなくっちゃならない時にかりんちゃんに出番がくるという
そういう「巡り合わせの悪さ」ってのはあることで
「なるべくしてなった残酷な運命」をその奮闘とともに見とどけるっていう
とても面白くてとてもつらい重力が発生している。













デンキ街の本屋さん 第12話 
隠者の書庫/桜が咲いたら/Welcoming morning とまとめ △(+)











(淫)夢を売る商売








あれっすよね、カタギの人間からするとこういう「オタク商売」ってのは
「子ども向けのマンガをエロくして売りつけてるおぼつかない連中」っていう
軽蔑と羨望がいり混じったイメージがありますよね
そのあたりを真正面から扱ってもいいのだけど、まあ当作品は
そのおぼつかない連中の側のせまーい箱庭を描くってことに終始していたかと
わけてもこんだけ「エロエロ」なものに囲まれていて
「で、お前はどうなん?」って問いと答えがみどころだったかと思う。
それは調度「商業誌」において「本番行為」ってものの扱いの境界線とだぶるわけで
「エロ」を「商売」として扱っていようが、女の娘がまっ裸で走り回ろうが
「実際」に「一線」を越えることとはやっぱり抜き差しならなさにおいて違いがあるわけだ
調度「カントク」と「つもりん」の関係性がそうであるように
そういう当邦のある意味惰弱なオタクの「性」事情がいかにもそれっぽい萌え絵と
過剰な設定で露わになっていたかとおもう。
あああと、最後のはなし「Welcoming morning」も「朝の挨拶」っていう
いかにも軍国的資本主義の準備運動も「オタク的文脈」に染まっているのが
まあこの作品がどんなことを志向してたのかを善し悪しは別にして明かにしていたかと
でも実際にやってたら私なら1日で止めさせてもらうなあ、悪いけどw














蟲師 続章 第20話  常の樹 とまとめ ○











ラスボスは神樹










普段ならある人から「行動力」を奪うってのは非道い残酷な仕打ちなんだよね
「アニメーション」っちゅう「動く」ことを前提にしている世界ならなおのことで
ところが、この作品だと一応の〆のハナシでそこに「待った」をかけるわけで
まあ異常なおはなしだよね、「動いていないものも死んでいるわけではない」という
シャーマニックな世界観が「なんでもかんでも動画にする」このご時世では
いや、「何でもかんでもする」ようになったからこそ「自然」のように
動きが長期的でかつ巨大さと微細さを含んだものを扱いうるようになったのかもしれない。
このおはなしにはロボットも巨人も女の娘も僕達が欲しいものはまるで出てこない(女の娘はいるか)
ただある物語を視るっていう自分のココロの純粋なはたらきのみが残って
そしてノイズが一切ないこのおはなしは僕達の心に「汲めど尽くせぬもの」を
「蟲」を通して直にそれを伝えていると思う。















失われた未来を求めて 第12話  君のいる未来 とまとめ △(+)











ぶっちゃけると奏がやったことって佳織ちゃんの告白にちゃんと返事
したってだけなんだよねえ、という身も蓋も無さ
大宇宙の運行からすればごくごく些細なゆらぎではある
この「自分が宇宙の中心」的な傲慢と妄想も若者の特権
というところかもしれんねえ、今なら「中二病」という言葉で変換しがちだ。
まあでもこれぐらいの「シンプルな解答」が1クールの作品としては相応しく
また後腐れがないギリギリの感情が抱けるのもこれぐらいの分量かもな
一個のキャラクターが人の心に確実に住まう分量のテストって感じ
そう考えると「何気ない日常」っていう舞台設定も納得がいくし
「BAD END」(実験失敗)以外、劇的なイベントがあんましなかったのも
納得がいくというか、そんな印象。
いなくなってしまったゆいの存在を深沢さんを使ってにおわせるのがよい展開やね
彼女は多分アニメのオリキャラなんで天文学会の人等より「因果の輪」からはずれていて
かつゆいと知見だったから、もってこいだ。
そんな感じで「ゲーム原作」を「アニメ」にもってきて妙な換骨奪胎をすることなく
ゲームで伝えたかったことの一番重要な部分をキチンと伝えたようなそんなかんじ
天文学会のヒロイン達(あるいはケニーw)ともうちょっとじゃれたい人達や
「ゆいと逢える未来」とか「スフィアの謎」とかについて気になる人は
「ゲームを買ってね」ってことなんだろうね、そうすることで
アニメでいったん閉じたこの世界に「明日」また逢える、ってことなんだろう。













アカメが斬る! 第24話  アカメが斬る! と「アカメが斬る!」を斬る!(まとめ) △+









殺(や)りきったなあ、という感じでいっぱいやね
他作品が「マンガキャラの死ににくさ」っていう前提を逆利用して「死」に価値を付与
しているのをさらにオーバーフローして「死」が当たり前にあって
「生死」がほぼ「無価値」になるまで到達していたかと
そこまで来ているからこそエスデスさんの自然淘汰主義的な価値観にも
アカメの生命賛歌にもいずれにも与することができようといったところ
この「主要キャラほぼ全員の死」と「国家の転覆」ってのが奇妙な釣り合いを
とっているような気はするのよね、というか目的の達成でもってしか
彼らに報いることが出来ないっていう想いが強いかな
でもまあ、それでも「人の死」に対する「感覚の麻痺」ってのはあるかもなあ
それは「壊れてしまった」ってことではなくて(壊れるのは容易だ)
「逸脱」してしまったような、そんな感覚。そういうのが「殺し屋」ってもので
それを種々の「規制」を越えて視ている側に部分的にでも「納得」させてしまう
そのことがおそろしいと思う、この作品は正当に青少年の健全な育成に有害だった












でも




嗚呼、たのしかった














繰繰れ!コックリさん 第12話  DESTINY! とまとめ △+











あれですよね呼び出した側が呼び出された側より「壊れてる」とか
「よんでますよ、アザゼルさん」以来ですよね、それだけ当邦において
「何かを召喚する」ってのは基本的な設定になっている、ということか
あとはギャグ漫画的空気ですよね、コックリさんが「世話焼きで生活能力がある」とか
さまざまなる転倒、そういう喧噪のなかで「家族」を持たないこひなに(だって人形だから)
仮初めの家庭ができたり、時折あるシリアスな話があったり、といった具合
狗神とか特にそうだけど「モノノケだから非道い扱いでもかまわない」という
漫画的には正しい扱いが「笑い」をさそうね
ただまあ、この騒ぎは「ぼっち」が造り出したたまさかの「幻想」のような
(イケメンに囲まれて傅(かしず)かれる生活を送る)
そういう印象を時折受けることもあり、そして「幻想」だからこそ
その騒ぎはいよいよ喧しくなるというつくりになっている
いつかこひなが言っていた「普通のソース焼きそばの旨さは
色物のカップ焼きそばを食べあさった後に気づく」的なそういう
「かぷめん」と「手作りごはん」がいり混じったような「たのしいまいにち」が
現前しているとおもう、その仮初めさも時折感じさせながら。













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ファインダーの向こうのキミに恋をした (アニメ感想)

2014-12-18 21:50:41 | アニメの感想2014年 冬










蟲師 続章 第19話  泥の草 △+










ここにきて「家族が愛せないはなし」とか「愛した人が殺されたはなし」とか
いわゆる「おもしろくないはなし」を出してきてるね(面白くないということではない)
「ナマな世界」ってのはそういうものだけど、そういうものを扱うことも
この造り込まれた世界観の当作品ではいささかも緩むことはない。
昔は確かに殺人だか事故だか分からない「死」がころころあって
それを土着的にいろいろな物言いや儀式で悪く言えば誤魔化してきたろうけど
そういうのは当事者の無念さをおよそ慰めるものではないだろうねえ
それこそ感情がマグマのように底の方でぐつぐつしているものだ。
「死」という「穢れ」を可視できるようにした今回のおはなし
「まとわい付く」感がいかにも不愉快で、そして山を穢したものが山から追放される様が
「因果応報」という最も明快で人間にとって都合のよい結末で
なんというか後味わるいけど始末が付くといった印象














SHIROBAKO 第10話  あと一杯だけね △+










夢を信じて









あれですね絵コンテが仕上がって、監督とか声優さんは先に打ち上げをしているのに
他の部署は地獄の追い込みっていう温度差が面白いかもなあ
少人数だと全員で作って、全員が掛け持ちってこともあるのに
「会社」って人がちょっと多くなるカテゴリだと「共有意識」に差異が
驚くほどあるってことはあるやね。そういう中では当然のように対立や
あるいは別れがあって、そういう息吹が当作品では見事に描かれているとおもう
勿論、今回の音響のとこを見ても分かるけど「制作」そのものを扱っている
作品としても前代に無いぐらいの質の高さがあるとおもう
「情報」としての質が高く、それがハナシづくりに生かされているという
車輪のしっかりした作品やね。














繰繰れ!コックリさん 第11話  大人ドロップアウトでコスプレイ! △+












堕ち水










今度は「幼児化」ですね、ショタスキーの人おめでとうございますにゃw
まずは外見とメンタリティが変わるだけでも面白いのだけど
中の人そのままでその人等がどういう演技をするかで技量が知れるわな
3人(3匹)ともさすがの上手さといったところ。
唯一生活能力があるコックリさんが育児放棄をするとどんだけ非道い状況に
なるかってことがよーくわかる一幕だったかと
まあでも普段は笑ってるけど以前の「かぷめん」な生活って
相当荒んでるわな、冷静に考えると。変人(もののけ)ぞろいでも
「孤独」よりはマシってのが時折はさまって、それの切れ味がいい。














弱虫ペダル GRANDE ROAD 第11話  サバイバル △++










「脱落演出」のゴリ押しぶりが凄いやね
「節度」を越えたエモーションのたれ流しがいっそ心地いい領域かと。
でもまあこの「過剰さ」が「無理」ってことを裏付けていて
しかも「決勝戦の渦中」って状況だからこそ成立しているのは確か
こうやって1キャラを1回づつ使い潰してもあと2クールは持つなあw
それにしても「スポーツもの」っていう「速さ」を競うジャンルで
どうしてこう漫画とかだと「長期化」するんだろうね
「描かなければならないこと」が勝負の中で加速度的に増加して
漫画的な「省略」が許されなくなるからなんだろうけど
まあ何でもかんでも「まとめ」「省略」がはびこっているご時世だからこそ
ってのはあるかもな。














異能バトルは日常系のなかで 第11話  存在 キューピッドエラー △+













「水着・浴衣回」とか実に忠実な「日常系」のトレースやねえ
しかも大事なことなので2回やるというご丁寧さだ
鳩ぽっぽの背伸びぶりと「ファッション誌」赤い娘の中二と「ラノベ」が
きれいな照応関係にあるかもな、どっちも「格好ええこと」を扱っているって
地平では同一なのにな、随分と違う気がするよ。
あとはまあ1人プールと彼氏付きで行くお祭りとの差だよな、これは言うまでもない
と、ここまでで「異能」がまるで出てこないという当作品ではいつもの展開
そう本当の意味で「隠し味」的な扱いを受けているのね
いぜん「サバゲー」を「ガチ」でやって物議をかもしたことの
反省を生かしてといった印象ではある
そしてここにきて1話2話以来の「異能バトル」がまたぶり返してきたわけで
「隠し味」をどう扱うのか、ってのでだいぶん満足感が変わりそうな印象














天体のメソッド 第11話  流星群の夜 △++












ニッポンでは「笑って」と言ったら「泣いて」ってコトなのです












ゴムの伸び縮みみたいに物語が「進展⇔退行」しながら前に進んでいくのが
シナリオの基本に忠実なかんじで、衒いのないこのおはなしにはよい
「流星群の夜」とか誰がどうハナシをつくっても同じような流れになりそうなとこで
離ればなれになった皆が消えつつある中心に集まってその別れを惜しんで
涙を流すという、星の運行ぐらい決まり決まった展開の強固さが
「泣かせ」るなあといったところ。
なんだろうねこの「別のエモーション」を持つことが大変難しい状況
ただ、その「流れに身を任せればいいんだ」っていう
途方も無い安心感とノエルを失う喪失感、それさえあればいいという感じだ。















ヤマノススメ セカンドシーズン 第23話  約束 ○










心ときめくよ なつかしの岳人 やさしかのきみ










「岳人の歌」は1話以来、ここでもってくるのはにくいぐらい上手い
新しい友達ができて、ここなちゃんの誕生日を祝って、いいことだらけだ。
いっぽうであおいとひなたが「約束が果たされることの不安」を
同じように共有している様が険所の花のようにうるわしいね
心が通じた友達との大事な約束だからこそ、ってのが瑞だってる
そして周りは「通じているからこの先も大丈夫」ってハンコを押してるのがまたよい
「谷川岳」っていう頂点が「2つある」というロケーションがこの場合
劇的な効果を挙げているかと、「1つ」で終わりでは無くて
「続き」があることの安心感と継続感が「続く友情」のあかし
御来光も拝めたし、いいものだけが目に飛びんこんでくる
圧倒的感謝しかしかないおはなしだ。























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「俺はディンゴだ」「こンのーッッ!」だけで買う (アニメ感想)

2014-12-14 15:25:42 | アニメの感想2014年 冬









俺、ツインテールになります。 第10話  なぜだ!?俺、絶不調 △










「不調なのは制作側なんじゃないか」というツッコミはだめなのかw
あれっすね「一発ネタ」的なものがかました後に急速にしぼんでく様を
にやにやしながら見ているような、そんな感触やね
ただ、当作品は「戦隊モノ」っていうツインテールに次ぐ基本構造があって
そこは「手を抜く」ことが難しい領域なんだよね、と今になって分かるという。
まあ、その混迷ぶりと総二が「ツインテール愛」と「性欲」を巡っての葛藤が
あるのがちょうどそぐわしいと言えなくもないわな
好みのタイプと実際に好意がある人が全然ちがうというのはよくある話だ
そういう葛藤が深いのがオタクってもので、そこを扱うのはいい視点ではある
ただまあ、もう大分腰がくだけちゃってるねえw
あと、今更だけど青い娘の扱いがひどいw 折角鈍感な幼なじみが色気づきだした
のだからもうちょっと好感度アップイベントとかあってもいいんじゃないかと。














甘城ブリリアントパーク 第11話  これでもう心配ない! △++










「商談」ちゅうのは「戦争」並にアツい展開なんすよね
武器をとらない戦いの最高峰のひとつで、面白い頭脳戦ものの華ではある
前かがみがオロオロする中で自信満々コンマンをやってる可児江くんが
世間でぶいぶい言わしてる代表みたく、憎らしいほどに頼もしいやね
相手からの指摘を全部がっぷり受けた上で交渉の要である「ゼニ」のとこまで
把握してるのだから、負けようがない。
マンガ的には「絶対に負けるってとこからの逆転」が幅を効かすけど
こういう横綱相撲こそが本当は理想なのよね、って大人はそうおもう。
あと、サッカークラブが「芝を整備する金もない」ってのはなにげに切実なはなしだ
Jでも資金繰りが順調なクラブは一握りなわけで、そういうのに
裏打ちされた堅実な経済感覚がこの物語の骨子を支えているとおもう
と、そうでありながら最後の最後に「ちょっと足りない」っていう
「逆転劇」を持ってくるとか、愉しませてくれるワ













ガンダム Gのレコンギスタ 第12話  キャピタル・タワー占拠 △+










今更だけどハッパさんよいね、「ガンダム」って作品は数々の名メカニックを
世に送り出してきたけど、彼もその系譜に連なるもの
よいメカニックとは何かっていうと、余計な主義や主張をせず
自分の仕事を誠実にこなし、そしてパイロットに親愛と敬意を持っている人のことで
ニポンジン的にいうと「職人」に対する好意みたいなものかと。
「G」に次々と新兵器が「実験」もかねて配備されるけどそのたびに彼が
ベルリにレクチュアしてるのよね、複雑な立場のベルリにそういう単純な善意を
感じさせてくれる人はなかなかいなくて、ありがたいわな
まあそもそも戦場でメカニックに反感を買われるようならハナシにならないのだけどさ。















棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE 第10話  機杖(ガンド)担う少女 とまとめ △++










戦いましょう、愛のために










奇跡的にうまくまとまったなあ、という感想がある
まあもうあとほんの1話、いや15分もあれば
「父」を「弔う」ことをチャイカが決意するとこまでの経過や
サバターを捨てたトールさんの縦横無尽ぶりや
そして最後のシーンのとこまで、もっと抉るように良くなったろうけどね
でもここまででも大きな評価は動かないかとおもう。
人の性たる「破壊と闘争」で物語を大いに愉しんできたのに
それをガズ皇帝が語るとトールさんが「うるせえ」の一言で否定するシーン
誰かが誰かを大事に想うということの前に「世界のあり方」が屈服する瞬間
そして皇帝の元を離れたニーヴァと「記憶」を捨てて引き金を弾くチャイカ
もうこれで全部出し切ったって感じですよね、本当に
そういう喪失感と満足感がないまぜになった昂ぶりは本当に久しいものだった。
あれですよね、最近よく見受ける「悪意のある箱庭」的な「狭い世界」が
主人公達に「自分か世界かを撰べ」って問いがあまりにも直接的にすぎる為に
かえってその解答がちゃっちく感じることがままあるのに対して
「広い世界」の中でもまれて解答を導き出すことによって実に「しっくりくる」
答えを出してくることがあるわけで、そう考えると当作品そのものが
万事、「しっくるくる」ようなつくりだったような気がするのね
「造られたモノ」に対して与えられた「豊穣な世界」でどんな実を結ぶのか
という壮大な思考実験だったのかもしれんね、今思うと。
最後のシーン、カタコトだったチャイカが「感謝」でなく「ありがとう」と言う
チャイカを形づくっていた言葉が失われ、普遍的な言葉に変わる
それは喪失ではなく、彼女が確かに存在していたことが何らかの記号によってではなく
「記憶」として僕達に強く刻み込まれたと信じているからなんだろうね。だから、こう言おう
「生まれてきてくれてありがとう」「愉しませてくれてありがとう」
そして「生きていてくれてありがとう」、と。

















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流行語が決まってから面白い言葉が出てくる (アニメ感想)

2014-12-11 23:17:34 | アニメの感想2014年 冬










失われた未来を求めて 第10話  残された時間 △+









ここまでゆるっと学園生活をやってきたのに対して
ここにきて急にタネあかしとともに世界を「何周」もさせてきた
加速感が何というか、ここちいいかもな
物事を急速に理解する快感というか、そういうとこ
そうすることでゆいの焦燥感とかが分かるし同時に「好意」による
混乱ぶりも加味されるという効果、あるいは何かを「思い出す」という時の
ショートカットぶりともいえる、かくも時間は相対的なんよね
あとは意地悪な因果律を何とかかいくぐって「文化祭」に辿り着くだけでよい
懸念されるのは件の選挙で録画が失敗、あるいは放送そのものが
延期されてしまうかもしれないってのがあるけど
明日また、会えるよね?













アカメが斬る! 第22話  妹を斬る △+










1人1殺できたら敵味方ともに随分減ってしまった
ミーティングがミーティングにならないほどにな
その甲斐もあってか帝国の足下はだいぶん揺らいできたね
まあ、視聴者としては帝国の臣民の解放なんかより
メインキャラの生き死にの方がよほど重要なんだが
「悲しいけどこれって戦争なのよね」という言葉に集約される事態。
妹の手駒も何か無理矢理潰されて、もうなんか数さえ減ればよい
という因果の逆転現象が発生しているような状態だ
「メインキャラクターがばんばん死ぬはなし」ってのを
入念にやって50もヒロインがいる作品があるご時世に疑問を問うた当作品
「多数の幸福は個人の犠牲のもとに成り立つ」という懐かしい命題が
頭をもたげますね、「勝ち組」のいないおはなし。













selector spread WIXOSS 第10話  このぬくもりは限界 △+










ちより・エルドラ組が退場、あきらっきーもかな
あきらの粘質ぶりも相当だけどエルドラとの別れのサバサバ感が
すばらしいかと、新井里美さんがツボにはいる
何だろう、カードゲームっていう黒⇔白が目まぐるしく回転する中で
ちょっとこのルリグが気にいったから、とかマスターが気に入ったから
とかで驚くような犠牲をはらうという少女達の無謀でそして確かに存在する
「純粋な想い」ってのが美しくもかつ残酷だとおもう。
思えば2期になってこのくそゲーのルールを知って躊躇するるう子達の
足を一歩進めさせたのはちより達なんだよね、そのお役目をまっとうして(嫌な言葉)
そして寒々しいぐらい見事に退場させたもんだ、とおもう













グリザイアの果実 第10話  エンジェリック・ハゥルI △(+)











淫乱赤髪と女版雄二との過去を巡るおはなし。
「どんな時でもみんな一緒厨」って人はいるよね
つまりくたばる時も一緒だからしょうがないよねっていうことだ
ゲームの主人公がそんなものにくみするワケがないので
逆にそれゆえに孤独なのはデフォルトだったりする
まあ、その孤独ゆえに当邦では物語で重宝され、現実では疎まれるという
そういういかにも「おはなしっぽいおはなし」がリアルサバゲーの中で
展開しているとおもうでごわす。















トリニティセブン 第10話 
支配者(ゲームマスター)と憤怒の魔人(セイタンスレイヴ) △(+)










しかしアレやな「魔王候補」と「聖(ひじり)」がどんだけいるんだ、この世界w
ま、いまさらこのオーバーフローぶりがどうこうじゃないわな
エロスの為にひたすらこのアレっぽい展開をたのしむのがよい
そうなると指パッチンでキャストオフだけだってのはよくないね
もっとこうクリーチャーとくんずほずれずしたりいろいろなシュチュエーションで
愉しませて欲しいね、あとまだ脱いでいない忍者がよい
なんとなく「そういうキャラ」って流れができている気がするし
次回も大活躍なんだろうね、さすがにんじゃきたない。














ヤマノススメ セカンドシーズン 第22話  ともだちになろ? △++









あれですね最初はぼっちだったあおいが積極的に他人に声をかけるところを
見ていると、その成長具合にウルっとくるものがあるなあ。
まあ「山」だと人って小さいからね、しぜん助け合わないとって気持ちになる
カタチは違えどほのかちゃんはひなたに声をかけられる前のあおい自身のように
見えたのかもしれんね、そしてその想いがまた世界を広げる。
山登りのシーンとか富士山や今までの経験が生きているのが堅実
また、雨具が必要になって積み重ねてきたものが役に立っているのがすばらしい
こんだけ地足がしっかりしている作品はなかなかないね
「思い出の山」を巡ってあおいとひなたが過去に触れた場所やモノを確認して
感傷的になるところも心がうごく、まあ高校生の今とそんな変わんないじゃん
っていうツッコミはナシの方向でw














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最後は「往生・島耕作」なんですかね (アニメ感想)

2014-12-06 21:31:56 | アニメの感想2014年 冬








魔弾の王と戦姫 第9話  雷渦と煌炎 △+







減点1






国土が4万の蛮族に蹂躙されようって時に味方同士で何しとんじゃって展開
まあ土壇場だからこそ平和な内はくすぶっていた感情が表にでるってのはある
劣勢がますます劣勢を呼ぶということ、それをおし止めるのは困難で
だからこそ負けられない戦いにあいなるということか
リュドミラ様とのトークはエレオノーラとはまた違った刺激やね
理性と知性のはたらきが強く、それでいて空漠とは縁遠いそれ
足下を見られないように1言1言に注意をはらうのも結構だけど
「交渉術」なんて全くもちいない高度な交渉術もあるんで、むずかしい。
山上に陣取って、傍らには氷の戦姫で、仕掛けは万端といったとこ
あとは出鼻を挫けば他のひよった連中も重い腰を上げてくれるはず、といったとこ。















棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE 第9話  戦まねく玉座 ○!









「怒濤の展開」とはまさにこのことかと
ラスボスの出産シーンから長口上、そして力の誇示と
こんだけラスボスっぽい人、久しくお目にかかっていないなあ。
今まで積み上げてきたものを全て奪われて、かつその理不尽は計画的
この旅は誰かの手のひらの上でありながら逆説的にそれが分かりにくいぐらい
上質にかつ綿密にくみ上げられていたからこそのこの展開かとおもう
「戦いこそが人間の発達と進歩の原動力なのだ」とな、まことごもっともかと
この旅を愉しませてきたのはまさしく「それ」だしな
ただ「それ」だけじゃあなかったのもまた事実ではある
それに対する充分な答えが主人公の側にあるのかということやね
って次回最終回すか? もう少しだけ尺が欲しいね、切実に
ここで「やらかす」と大変もったいないとおもう。














結城友奈は勇者である 第9話  心の痛みを判る人 ○!











「死なない」んじゃなくて「死ねない」のね、ある種一番非道い
精神の均衡を崩して「お役目」を途中で放棄する人もいるんだろうねえ
とーごーさんが自分で「実験」してるのも冷静に怖い、「不自由」に
なった人間が普段どういうことを考えているのかてのに
ちょっと触れて、精神を斬られたような感触やね。
しばらく「声」が無かった樹ちゃんの声が残酷な真実の暴露とともに
朗朗と響くとても素晴らしく、かつ残酷な演出。
犬吠埼姉が自分の眼のことなど全くものともせず、ただ一途に妹のことを
想い、そして憤怒するのがまあ言葉もありませぬ「そりゃそうだ」としかな
こういう「身も蓋もないもの」を見たかった、いや、見たくなかった。














Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
第9話  二人の距離 △+










展開・接近・連続









もう序盤戦は終了して各キャラクターがそれこそ「接近」する1話
士郎と凛、セイバーと士郎(と切嗣)、ニセ神父とワカメそしてイッセーと士郎w
みんな表面上のあいさつは終了してだんだん化けの皮がはがれてくる、と
まあでも面白いことに一番本質が露わになってるのはシロウかもしれんね
凛が見ていたように「戦士としても魔術師としても甘ちゃん」から
土壇場で見せた冷たすぎるぐらいの冷静な判断とかそういうとこ
それは戦士としてはあってもいいけど「甘ちゃん」が好きな人にはどうか
そういう二面性を主人公に持たせられるってのはいいね
一昔前のリアル志向のおはなしみたくさ。




















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関西弁キャラのかませ犬率 (アニメ感想)

2014-12-04 20:29:25 | アニメの感想2014年 冬









SHIROBAKO 第8話 「責めてるんじゃないからね」 △+










猫をめぐる冒険









あれですよね社会人になると学生時分にあった「展望感」ってのが
急に狭まったような気はしますよね、上手くできるできないいずれにしろ
「決まった場所で決まったことをする」という「狭い」かつ
ルーティンな仕事がたいがい要求される。
「猫」を用いて「精神の解放」を巡るということは
ちょうどアニメーションだと「本筋とは関係ないカット」のように
世界を立体的に深めるような効果があるのかもしれないねえ
真面目な人がそういうことを知らずに思い詰めちゃうってのはある話だ
そのあたりを救ってくれる同僚や仲間がいるのが「救い」ではある
ちょっとしたことだけど、そのちょっとしたことの大切さを描くのが
とてもおよろしいとおもいます
あああと、ストレス解消には料理もよいね、結果がストレートにでるし
人にふるまえば喜んでくれるかもしれない、当作品もきっちり
食べて、飲んでいる、そういう「精神の健康さ」がある















ガールフレンド(仮) 第8話  クリームソーダの向こう △(+)










スポーツものとかで「失敗」と「成功」を巡る心理劇ってのは
ある種人間の極まった精神状態を描くってことで、何にしろ興味深いものだけど
いくら何でも「クリームソーダ」とかもろもろと「同価」ってことはないですよねえw
馬鹿にしているのではなくてキャラクターがある「行動」をとることによって
泣いたり笑ったり落ち込んだり成長したりするのを徹底的に阻止したいという
ことなのかもしれないね、だからこそ県大会の「結果」とか提示しないのだろうかと。
これは「メインヒロインが50人」とかのようにキャラクターを縦に「掘らない」
方向性のプロデュースで見受けられるやり方で、最低限の物語性と
横に広い表面を徹底的になでていくっていうそういう方針
そういうふうに画面を次々と横にスライドしていくように女の娘を
とっかえひっかえする、っていうメソッドを忠実にトレースしているアニメなんかもな。














弱虫ペダル GRANDE ROAD 第9話  呉の闘犬 △+










レース中に「お前のエネルギー源を分けてくんろ」とか言う奴があるか、という話
ただ、そういう「格好悪いふられ方」も「スポーツもの」なら説得力をもって
成立するのがよいね、そしてそれに伴う「逆恨み」もだ
ギミックだけでなくてそれが成立する程度の「実力」も有しているのが
広島の人らにもあることを提示した今回のおはなしってとこだ
ただまあ、先頭に追いつこうっていう状況で箱根の闘犬と噛み合いになるような程度で
この先の「先頭」を走っている連中と五分にやりあうことができるのか、不安ではある
待宮役の関智一さんの「かませ犬」っぽい演技に文句はないのだけどまだおとなしいかもな
「広島弁」ってもうちょうい「下品」ってイメージがあるw
広島の人等にはまことにもうしわけないのだけどさ。














異能バトルは日常系のなかで 第9話  布告 ガールズアプローチ △+










あれですよね件の「異能バトル」を経て(アンドー達は直接参加した訳ではないが)
進捗があったのが「ラヴコメ成分」ってところがまあ当作品らしいかと
TRIGGER製作だと「女子トイレ」っていう「聖域」に踏み込んでくるなあ
なんか「踏み込む」ってことにこだわりがある製作ですよね
「ヒロイン全員が好意がある」っていうなんかアレな状態を
「異能」によってではなく手堅い「日常」の中で導いてきたが故の
息の詰まるような空気がみどころかと、「異能」っていうのをエサに
ラブコメのうまみを持ってくる手法は「中二病でも~」にせまる手腕かとおもう。













天体のメソッド 第9話  さよならの意味 △+








あれですね子ども時分における「自分と友達の友達」の関係性のような
ある種「恋愛における3角関係」よりももっと純粋な人間の関係性がある。
この場合は別に「みんな仲良し」でいいのだけれど「円盤」っちゅう特殊な事情が
それに待ったをかけている、というファンタジーなのね
ノエルっちゅう「中心」によって離れていた環がもうちょっとで修復しようと
していた所でそれが消えてしまうかもしれないという
ちょうどこの澄んだ物語との別れのきざはしと立ち会っているという場面
それは「キャラクター」をゴリゴリに押している話とはまるで別の触感の
物語を丁寧に描くことによって紡がれる綺麗な心の流れ、といったところだ













ガンダムビルドファイターズトライ 第9話  決戦のソロモン △++








あれですねこんだけ分離・可変・変形ばっかりだとまあ戦術としては
有効だし、見栄えもするんでしょうけど「ああまずは様子見ね」っていう
なんちゅうか「ワンパンで負ける」的なリアル感を損なうってのはあるなあ
ただまあ10分程度のバトルをこれだけ盛り上げて密度を濃く戦闘ができる
ってのは驚くべき手腕ではありますわな、先の「しらけギミック」を吹き飛ばす強さだ
あと、キャラクターを「なじませる」のがもの凄くうまいね
ぽっと出のスガさんとかあっという間にずっといるかのようなフィット感
勿論「ガンダム」のオマージュとしての資本もあるのだけど
今回のギャン娘のように自分は涙をぬぐって速やかに仲間を慰めてやれるとか
そういうキャラクターの教科書的な動かし方が速やかに行われるうまさがある
優等生に解答を求めてキチンと答えをだされるような感触。















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