意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

同時期に2つ以上メイン制作を掛け持ちしてると不安になる(アニメ感想)

2015-04-27 17:33:28 | アニメの感想2015年Season2







ハロー!!きんいろモザイク 第3話 「あなたがとってもまぶしくて」 △++












エイプリルあやや









なんちゅうか天使が妖精のいたずらに右往左往しているのを
ニコニコしながら見ているような、そんな感じだ。
やっていることはおよそ高校生にあるまじき行為なのに
それが容認できるぐらいまでこのほんわか空間に支配されているわけで
それは先生方までおよんでいるおそろしさ。
「うそ」を巡るはなしをやっていたけど、この世界観そのものが
嘘のような、そういうのでできあがっているよ
「ほんわか」とか「日常系」ってのをここ10年鍛えてきた成果ちゅうのが
こういうおそろしいピュアさが納得できるとこまできているのよね
ぜんぜんすごくないように見えるすごさ。











パンチライン 第3話  火星人、襲来! △+









散漫とだけどハナシの骨が見えだしてきたかんじやね
キャラクターもまあパンツを見せる人達はひととおり理解しだしたかんじ
本来は2話目あたりでやることだけど、いぢわるく引っ張ってきたね
「ハナシの流れ」に頼るのではなくて「激流下り」を楽しむような
そういう感覚で見るのがたのしいかと思う。
みかたんの「津軽弁」がなんか変やね、津軽弁をちょっと知ってる身としては
「津軽弁」というより「みかたん弁」のように聞こえるね
方言の独特に発達したイントネーションにおっとりとした聞こえのいい
天宮さんの声がのっかってできるマカ不思議なことば
釘宮さんの関西弁もそういう印象がある。













レーカン! 第4話  夏といえば、海です。 △(+)









「水着回」なんだけどね、なんだろうこの身持ちの堅さは
視聴者にサービスしようって感じがまったくしないのが当今では貴重かもしれんね
「幽霊」っていう「場」を冷やせる連中はそういうのにうってつけではある
「元ヤンキー」とか「サービス」ってのから徹底的に遠いのが
むしろなんか貴重に感じるともいえよう、あと「幽霊」やね
ふつうに怖いのに、ハナシを楽しむためのガジェットになっているのがふしぎだ
響とか山田兄弟とかが世間一般的に「駄目なもの(幽霊・不良)」を「楽しい物」に
変えてしまうそういうおおらかなあたたかさがある、これも「漫画」とかが
持ち合わせている「異質」を受け入れる魔法なんだろうねえ
これも今ではもう貴重になったといえるだろうけど。














食戟のソーマ 第4話 極星のマリア △+









「学生寮」それも「料理学校」なんでみんなでわらわら集まって
ご自慢の料理を(酒付きで)つまみあうのが楽しいね
なんか「名門料理学校」なんでもっとピリピリしてるのかと思ったけど
見ている側もちょっと意表をつかれるのが当作品のよいとこだ
そうかと思うとただ和んでいるだけでなく「宣戦布告のおかえし」も隠し味で
出してくるのもよい。このおはなしいろいろな「素材」を妙な塩梅で
提示することによって「普通のキテレツ料理漫画」や「エロ漫画」から
一歩抜け出したおもしろい味わいの料理に仕上がっているようなかんじだ
こういうはなしなんでキャラクター(素材)が増えることには不安はなく
むしろ楽しみが増しているといえよう。












ガンスリンガー ストラトス 第4話  対決 時を守る者 △+










「人は銃で撃たれたら死ぬ」ってやってからまあこっちもちょっと真剣に視聴してます
作り手側の思いどおりに。
奇妙なのは「死んだ」はずのキャラも敵味方だと「こっち」や「むこう」には存て
「カタキ撃ちだ!」とか言ってるのね、この世界観をこしらえた人は
相当に「いやなやつ」なんだろうねえw
野郎同士がシャワーで責任をうんぬんするあんましうれしくないサービスシーンありw
そういや「ゲーム」なんだから男女比が5:5にちかいのね
そういう意味でもパンチラだけでなく男共にもサービスさせる世界観だということなのかもしれん
「銃」という「暴力による公平」は「女の武器」の出番を減らすと言っておこうか。













アルスラーン戦記 第4話  厭世の軍師 △+








「天才軍師を迎えに行く」ってシーンは「こういうゲーム」をやっている人なら
どれだけ重要かよく分かっているかと、まあゲームなら「知力100」とかに
すればいいのだけど「物語」だと「実際にアタマのいい描写」をせにゃならんので
それはすなわち物語の作者そのものがアタマが良くなければならないので
「使いたいキャラ」ではあるけど登場させるのをためらうキャラクターではあるわな。
「流言飛語で1兵も用いず勝利」とか頭でっかちのオタにはエクスタシーを感じる
そういうエピソードではある。上司がなんかアルスラーンの親父のような
声ばっかりでっかい猪突型の人だったりするとなおのこと自分をこういう
知力100の優男になぞらえたくなる、というところがあるわなあ。
作戦は百発百中で武芸のたしなみもある、絵はまあアレだけどw
それでいてイケメンで高邁な精神の持ち主とかんぺきに近い人物やね
物語だとこういうキャラクターに出会えるのに現実はどうして北斗の拳にでてくるような
ヒャッハーな人達や半沢直樹の上司のようないやな奴らばかりなんだろう
とふと疑問におもうことはあるね。まあなんのことはなくて自分自身が
その程度の人間、ってことなんだろうけど。





















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お食事時にリバースしまくるアニメ (アニメ感想)

2015-04-23 02:00:49 | アニメの感想2015年Season2









山田くんと7人の魔女 第2話  俺とキスしな △+









これ、2人以上「交換」すると本当にカオスになるなw
声豚的には中の人のイメージから遠いいぞろっぺえ声が聞ける
貴重な機会になってなかなか興味深いね、「演技力」がためされる
久しく聴かないフレーズだけど。
にしてもアレですね「ぼっち」が集まってだんだん居心地のよい場所になっていく
「ぼっち」は「ぼっち」の心をよく理解しているから心に土足で踏み込んだりしないし
「ぼっち」になっているゆえんの言行もよっぽど迷惑で無い限りは受け入れられる
そこは居心地がよい、いつもの、そしていつも望ましい場所になっていく。












ニセコイ 第2話  インネン/ショウブ △+










あれですね「2期」に入って、ちょうどそれぞれのヒロインに
関わりの深い人物が1人ずつ新登場して世界観が深くなってるね
いつもどうりの「後出し」だけどw 
逆に言えば「後」まで人気が続いているということだ
銃撃戦は調度前期に鶫が登場したあたりのころとぴったり同じタイミングで
まあしばしば忘れがちになる「暴力による強制(共生)」が存在していることを
なんかかんか思い出そうとしているね、すげえ邪魔な設定だけどな。
あとは、鶫はある意味千棘や小野寺さん(姉)以上に鈍感で奥手なんで
尻を叩くキャラが必要ってのはわかるね、そしていつもどおり結果は斜め上だw
うん、ボクも鶫の尻をたたきたいです、おさわりでも可













俺物語!! 第3話  俺の青鬼 △+








主人公の猛夫はいうまでもないけど凛子ちゃんもスナもレアキャラだあね
お菓子作りが得意なお菓子みたいな女の娘とイケメン(性格も)の「青鬼」とかな
「少女漫画」の現状の流れに真っ向から逆らうような流れが逆にここちいい
ただ、あれかもしれんね、もしかすると現代のオトコノコの精神傾向は
「女」より「男の友情」のほうを採るのかもしれないね
影で自分のダチの悪口をべらべらしゃべってるのを見ていて「女」にうんざり
してきたスナならなおのこと、そういうあり方になってしまうかもしれん













魔法少女リリカルなのはViVid 第3話  本気の気持ち △+











なんだろう「拳を交えて真を知る」とか何十年前の少年誌のメソッドなんだろうw
それが「劇画」とかから遠く離れた「萌えアニメーション」で達成している画のふしぎさ。
「巨人を一匹残らず駆逐してやる!」とは対極にあるような「暴力」に対する
圧倒的な統制と抑止はあいかわらずで、それは「型」であったり「拘束」であったりとか
そこかしこであの手この手でもたらされるね、そしてその為の教育が施されているという
のが「高町ヴィヴィオ10さい」の「日常」なんだろうかと。
当作品を視聴していると「平和主義」の実験をしているような、そんな感覚を時折おぼえるね
ただ、この強力な拘束が果たしてアニメーションとして「ヴィヴィッド」ななにかを伝えられるのか
「復讐」って感情をどうあつかうのか、見た目以上に難しい課第にトライしているのかもしれない。











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夜叉の構え (アニメ感想)

2015-04-20 22:58:49 | アニメの感想2015年Season2









響け!ユーフォニアム 第2話  よろしくユーフォニアム ○










全国大会出場










いきなりだけど先生が「生徒の自主性を重んじる」という言葉がきびしいね
歳を考えると適齢なんだけど、その言葉をマトモに受け取れている人がどれぐらいいよう
おずおずと手を挙げる人の多さを見ればそれも理解できるというもの
それに対して「楽しくやる」あるいは「どちらにもあげない」とか
まだ「わかっている」気がするね。
自分の使用する楽器を選ぶとこも面白いね「前やってたから」あるいは
「前とは違うの」あるいは「間違って買ったから」とか人それぞれ
3年間つきあうことになる重要な選択なのに軽いような、重いような
そういう判断がなまなましいね
一方で久美子と葵「全国」を目指すことに踏み切れない少女達のやりとり
微妙なこころもちが美しくも感傷的に描かれていてよいね。













やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 
第3話  静かに、雪ノ下雪乃は決意する。 △+











生徒会長選挙出馬










「京都編」をいつもの「イタいやり方」でクリアしてから
関係が「リセット」されていないのがまあ当たり前なんだけど
なんか記憶障害みたいに忘れる作品にまみれている今日この頃では新鮮かもな
八幡が今回の「格好良く選挙に負けたい」って案件にも
「同じように」いつもの「誰かが泥をかぶる」手段を提案するのが
まあ「学習能力」うんぬんではなくてやんごとない自己のうんぬんのせいってとこが
納得できるところがあるっちゃあるね、どんなに嫌で非合理的なことでも
「それしかできない」人ってのは確かにいるっちゃいるね
それに対してゆきのんが知恵をふりしぼって反対意見を百出するのが見物かと
手段そのものに対する嫌悪と近しい人が泥をかぶることへの嫌悪がいり混じって
こういう逼迫した状況になる、そしてその必死さに対するクライアントの軽さがむかつく。
先生の奉仕部のメンバーに対する評価は的確かと思われますね
どのやり方も一長一短で、かたよりなく用いるのが最上かと
そう考えるとこの案件は「民主主義的」で「個人」がいて
それの決定に「選挙」があり、そして「対立」があると考えさせられるね。















長門有希ちゃんの消失 第3話  涼宮ハルヒ!! △+










涼宮ハルヒ登場










うーん良くも悪くも「ハルヒ」って感じやねえ、としか
このドライブ感もずいぶん久しいねえ
キョンとのかけあいも流石に息がぴったしだ
長門があっという間に薄まっていくのが凄い
ただこの「世界線」だとこの「薄まったなにか」が「主軸」だから
「ハルヒ」っちゅう劇薬によって「変化」することはあっても
それこそ「消失」してしまうことはないとは思うけどね
逆に言えば彼女がいないと「小泉」も「みくる・鶴屋さん」も揃わないって
ことなんだろうねえ、彼等は「ケ」のほうではなく「ハレ」の方に
位置する住人なのだろう。














Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 第15話 「神話の対決」 ○










神話対決顕現










「白」と「黒」と「金」と、そして「赤」の絢爛な舞踏が美し
黄金の試練に挑む姿はまさしく勇者そのものだったかと
しかしまあアレですね「12の試練」を一遍に使いつくし
そしてそれを乗り越えてくるハナシなんてまあ不遜にも程があろうて
しかも「戦う動機」とか同時に提示しながらとか無茶苦茶をやってのけてるね
それは「神話」を「盗む」ものの覚悟であろうし、そのあらわれであるとこのものだ。
金ピカに接近するのがとにかく難しい
数多の英雄・勇者が挑んでそれを屠り去っているのよねえ
それは「王」に喧嘩を挑むことの難しさそのものともいえよう
何かどんな状況でも簡単に「ケンカにしちまえばいい」っていう
当邦の少年漫画事情に一石を投じているのかもな。














プラスティック メモリーズ 第3話 「同棲はじめました」 △++










同棲生活開始










一緒に他人と住むとなると、まあいろいろありますよね
なるべくそういうのが少なくなるようにアイラがしようとしても
なかなかそうならないところがむずかしい。
まあツカサとか周りの人がほっとかないしな、およそできそうもないし
「限られた時間」が楽しいことも苦しいことに変え
でもそれが「生きている人達」にとってはやむにやまれぬことだって
「新人」であるツカサに託しているのは正しいやり方かもな
「ただの買い物」がこんなに鮮やかなのはそういう時間制限があるからなのか
それとも隣にいる不器用な娘が愛おしいからなのか、ま両方に決まっている。















ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
第3話「神様の刃(ヘスティア・ナイフ)」 △++










業物譲渡









もったいつけるなあ、とおもう。
あれだね「戦闘」がそれなりに重きを有する世界観なんで
それが「必殺武器」を使用するまでの迂回がリアリズムを削ぐ
くわえてヘスティアちゃんが魅力的にすぎてベルくんの「劣等感」が
どうも素直に受け入れられないっちゅう嫉妬心が邪魔をするのよなあ
あと「目標との差」を埋める為に「不思議パワー」をドーピング気味に
付与しているのも気にはなる。
まあぶーぶー文句を言ってるけどね、逆に言えばそれぞれのパーツは
よくできているってことでもあるのよね、よくつくられている
あとはその噛み合わせの問題ってとこで、なんかこう
RPGとかである「新しい武器の試し切り」の爽快感があったのは事実やね。

















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働く・アニメを視る・寝る というシンプル生活 (アニメ感想)

2015-04-17 21:06:52 | アニメの感想2015年Season2











ミカグラ学園組曲 第1話  青春プレリュード △(+)










「制服がカワイイから入学する」とか男共にはまったく理解不能な理由w
そんなこんなでいろいろなことがまったく「理解不能」なままに
「学園もの」で「バトル」で「百合」な動画が展開する1話
なんかこういう置いてけぼりな作品が最近あったような気がするけど
どうも思い出せないなあ。「たのしい学園生活もの」ってことで
キャラが増えてあったまってくるとやりやすくなるのだけど
最初のつかみやね、「半分ヒッキーのゆるい女の娘」が
いわれるままに学園に入学していわれるままにいろいろ「与えられて」いる
状態ってのは押しが弱い気がする。













えとたま 第1話 「猫娘揚々」 △(+)










かわいい娘がテンションのままにハナシを進めるって手法
15年ぐらい前にちょっと流行ったやり方やね
あれは刹那の快楽があり、まあそれはそれで面白いのだけど
「干支」とか非常に収まりのいい設定を提供しながら
後半は「CGアニメ」によるバトルシーンで寸借を稼ぐという手法
そういえば「後半パート」を「ビデオクリップ風」にしたり
「声優」にまかせてみたりしてた作品もちらほらあるねえ
そしてことごとく失敗していたような気がするw
これは結局本編のアニメーションが一番労力がかかっていて
面白いっちゅうことの皮肉な証明だったってことなのだろうけど
「CG」っていうのはそれら敗北者とはちょっと格が違う相手かもね
今はそれらが普通にアニメーションを構成しているのだから
そういう意味ではこの「内容が無いのが内容」ってつくりでも
アニメとCGの腕比べって視点では相応しいのかもしれないね、あるいは。
もちろん面白いハナシがこれからあるならそれは望ましいことだけど














山田くんと7人の魔女 第1話 
アイツになってんじゃねーかぁぁッ! △(+)










「男女入れ替わりもの」やね、ただし決まった相手がいるわけでなく
のべつくまなしなのが当作品の特徴、1話目だから「正妻」の娘がメインだけど
「男とでもデキるのか」って実験でやってみるのがまあ好奇心旺盛っちゅうかなんちゅうかw
アニメーションとしては男⇔女で入れ替わるのに際し「女性」が「男」を演じるのに
違和感は少ないのに対して「男性」が「女性」を演じるハードルの高さがあるねえ
某「ツインテール」アニメだと「男→女」に際し声優も女性にチェンジしてたけど
こっちはそのままに「きもく」やってるね、「心内語」は元の性別のままなんで
いっとう混乱した感じがあるね、今はこのパニックを楽しんでいればいいけど
ただ、この「混乱」以上の何者かになれるかが問題だ。
あああと、すっかり「お上品」な役柄が定着してる
早見沙織さんのぞろっぺぇ声が聞けるだけでも声豚の人等には
一見、もとい一聴の価値があるのかもな。














グリザイアの楽園 第1話  カプリスの繭I △+











しょっぱなから「してはいけないこと」を大概やっとるw
1つあればドラマの「ヒーロー」および「ヒロイン」になれる
「トラウマ」を4も5も烙印されているという主人公ってw
まああれすかね「女馴れした行動派の主人公」って「設定」に
説得力を持たせる為にはこれぐらいの過剰さでもって語らねばならぬ
ということなのかもしれないねえ。これは「画」にするだけでも
見ている側を釘付けにするし、逆に言えばそんなに「演出」とかを
問わないかもしれないね、それがユカイなことかどうかは別だけど。
でも昔はこういう「オトナになるための作品」ってのが
「18禁」の作品を通してもうちょっとあったような気がする
今現在は当作品がそういう誰もやらなくなった役割を担っているのかもしれない
ちょうど一姫が雄二に「オトナになること」の手ほどきをしているように。















攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE
第1話  Ghost Stands Alone 前編 △+











ファイア・スターター










「デモ」とか「テロリズム」とか平和ボケした当邦に
「普通の国・個人」であることを押しつけてくるのを見ると
ああ攻殻だなあって触感ですやね。ただ、やっぱし「中の人」
これがまずは気になるね、いい悪いとは別次元で。
当作品は長らく名手の人達がキャラクターを演じてきてたから
その映像の印象と同じかあるいはそれ以上にその人達の「ささやき」が
耳に染みついているわけで、それをバッと一新したのはさまざまな事情と
まあ「攻殻機動隊以前」ってのを描くっていうエクスキューズがあるわけで
この「古くて新しい声」が僕達にどういう影響をおよぼすのか
それだけでちょっと見過ごせないところがあるかもな。
しかしまああれだね、「電脳」的に仕上げられる部分が増えた現代において
ようやく「攻殻機動隊」は不純物少なくハナシを描くことが出来る
ってとこはあるのかもしれんね、そういう意味ではハナシがずっと先で
技術がそれを後追いしているっていうそういうあり方をこのおはなしは
しているのかもしれん、もっとも20年前のはるかに「手書き」っぽかった
当作品を越える「何か」が「ARISE」にあるかどうか、断定できるわけもないが
これも「過去の美化された記憶」とエマなら言うかもしれん。















ニセコイ: 第1話  コレカラ/キヅイテ △+










あれですね物語のブースト役の「鍵の謎」とか「許嫁」設定とか
すっかり当初の目的を果たしたから時折訪れる「重要イベント」まで
すっこんでしまいましたね、当作品も「安定飛行」に入ったということやね。
そういう状況なんで無理無理ハナシをつくらんでも
千棘がぶちぶち楽にからんでいるだけでも1本ハナシが消化できるわけだ
ヒロインがあれやこれや妄想したり心の中のコトバを語り続けるのって
ジャンプのラブコメじゃ結構めずらしい趣向かもしれないねえ
あんまし甘ったるくて自己の世界に浸っているとオトコノコとしてはつらいけど
まあ鈍感なオトコノコにも受け入れられるぐらいギリギリのスイーツさだったかとおもう。
ちょうど「がさつで短気な性格」ってのが少年誌のヒロインとして
実にやりやすいパーソナリティーになっていて、そういうのが覗える
「2期」導入の初手だったかとおもう。




























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ヤシャスィーン!! (アニメ感想)

2015-04-15 22:50:54 | アニメの感想2015年Season2










終わりのセラフ 第1話  血脈のセカイ △+










「底辺」からスタート、「孤児」で「奴隷」になって
そこでボロ雑巾のように殺される、と、その最初の動機。
「吸血鬼」に負けたのだから「栄養補給源」になるのは妥当やね
「人類」が「食物連鎖の頂点」から降りるってことは不安にさせる
「脱走」した捕虜がどうなるかってのはご存知のとおり
「女子供」でも容赦ないのがどういうことを志向しているのか嫌でもわかるしかけ
とまあ「こんだけやっときゃいいや」って感じのがてんこ盛りだけど
惜しむらくは淡々とそれらを描きすぎたかもなあ、って感じ
いや、あんまり頑張っちゃうと放送できなくなっちゃうけどw
でも「やろうとしていること」って冒頭のカマシだとしても
「それなりの覚悟」が要求されているとおもうのね
「それなりに」描くからこそ死者も報われるというものかとおもう。
ところで「セラフ」ってなんなん?














響け!ユーフォニアム 第1話  ようこそハイスクール △++












すいぶ!










そーいやー「けいおん!」でも最初から「うまくないですね!」とか
バッサリ言っていたねw
「うまくない」からだめ金で、でも金は金でっていう玉虫色の成果が
じれるというかそういうところからスタートしてるね
「目的・結果・成果」に対するアンチテーゼの大家たる京都さんからの
正面からのメッセージやね。そして高校へ、入学式と新しい出会い
そこを描くだけでも1話は過ぎてゆく。久美子ちゃんが1話で
ポニーテールをほどいてしまうのがちょっと興味深いね
「新しいこと」の一環として始めたことがいろいろあって
でも結局「振り返る」ことになるというそういうあり方
「簡単には変われないよ」ってのを意識的にアニメーションでやるやり方が
「新進気鋭」ではもうすでにない京都アニメーションの現状に相応しいかもな。














魔法少女リリカルなのはViVid 第1話「セイクリッド・ハート」 △+












そういやこっちの作品ももう10年来のつきあいになるね
大本まで辿ると20年って御仁もおられよう。
「高町ヴィヴィオ」さん、健やかに育っていらっしゃいますね
まずはそれを確認して安心する。ってゆうか自己紹介して
家族を紹介して、住んでいるところを紹介して、友達を紹介して
っちゅう優等生ぶりが「なのはママ」がちょうど同じ歳ぐらいだったころと
うり二つってぐらいそっくりやね、これは「意図的に似せた」っちゅうか
「こういう作品」ってのが強固なんだろうな、とおもう。
なのはママの時はまだ「イベント」とも言えた「魔法の力」の「授与」も
親からスマホを買ってもらった娘とそう変わらない印象になるぐらい
「大過なく」そのきっかけを与えられるというのが、映える映えないは別にして
思うところはあるね。変遷の激しい業界で「10年後」ってのを
「律儀にやる」ってのはそれだけでひとつのコンセプトになるのかもしれんね
まあ「旧態依然」って斬って捨ててしまうこともできるのだけどね。















俺物語!! 第1話 「俺のものがたり」 △+












なんだろう今風の少女漫画に「熊」が紛れ込んでいるような異次元空間w
とにかく猛男くんの存在感が世界の法則を乱しているね
単純な身長差とかで世界が小さく見える、女の娘も小さくて守るべきもののように見える
マカロンなんか指でつまんで食べてますぜw そういう衝撃
まあそういう「違う生き物」なんで直情的で無礼で鈍感でも「しょうがないよね」って
いう諦めがつくね、そういうこまいことではなくて人間として最初に信頼できる部分を
最初に確認してしまうと、なかなか手放せなくなるね
また、そういう「誠実さ」は凛子ちゃんの誠実さの保障ともなり
今はだいぶん疑わしくなった「女の娘のピュアさ」が視聴している男共にも
信じられる、そういうしかけ。















ハロー!!きんいろモザイク 第1話 「はるがきたっ」 △++











うわついてるねえw
みなさんすんげー仲良しで、いてもいなくても四六時中その人のことを想っている
そういう新婚のようなラブラブぶりのなかにとぼけた日常をさしはさむ
にっこにこにーな空間、そしてそれを鉄板に描いているねえ
このままボケ倒されてもいいのだけどちょっと目覚ましのために
新キャラの久世橋せんせいを差し挟むのがよい箸休めやね
まあこの先生もこの世界観にのみこまれてしまうのは時間の問題かとおもわれるがw













パンチライン 第1話「パンツパニック」 △+











パンツが見えたら地球滅亡









さてw 「アニメーション」であることの「魂」であるような気がするのよね
「パンチラ」って、「いきもの」が「本人の意思」を越えて動きに
身を託すときに立ち現れるもろもろの諸現象とでもいうか
あれは不自然に隠しても目立つし、むしろ真面目に動かすと
こんぐらいになります、と言わんばかりの過剰さやね
ただ布っきれが見えても面白くもないんで(いや面白いけどw)
それが繋がっている脚とかを使用することになり、必然的に活劇がうまれる
ちょっと無理な体勢になればもう危ない、とまあそういう「静止」したものに対する
アンチテーゼが「パンチラ」にはあると、そう勝手に解釈しているわけで
でもまあそれを正面からやる馬鹿がいるとはおもわなかったw
これは余談だけど同日にやってるTBSの深夜アニメ枠は比較的「パンチラ」に
きびしいから、もしかするとそれにたいする挑戦状ってとこもあるのかもな。














シドニアの騎士 第九惑星戦役 第1話  葛藤 △+










以前放送が1年ぐらい前だったかね、それとはまた何となく違う印象
具体的にどこっていわれると困るけど、まあ日進月歩なんだなあとおもう。
長道が来てからいろいろと変わった、ってのが物語の正当な主人公ってかんじ
あれだね今回いちばん活き活きしてたのが「人間」でなくて
それを乗っ取る「肉の芽」とか「ガウナ」とかってのがイヤだねえw
それは「直筆」ってのから解放されて「クリーチャー」も「人間」も
「均等」に描くことができるようになった現代の技術の恩恵によって
与えられた「新しい触感」ってのが現前しているのかも、しれない。


















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アニメの感想2015年Season1のまとめ

2015-04-12 22:22:08 | アニメの感想2015年Season1








印象に残ったとこ













SHIROBAKO より











































念のために言うと現代のアニメ製作をディスっているわけでは絶対に、ない
ただ「アニメーション今昔」がこんなに楽しく教えてもらっていいのかしらという思い。
「ぷる天」は去年と今年の隠れた名フレーズだとおもう
SHIROBAKOはなにげに使いやすいフレーズ多いよね
「万策尽きたー」とか「変なハナシ」とか













冴えない彼女の育て方 より







































加藤はワシが育てたw
あれですよ「冴えない」からこそ「動かし方」ちょっとした所作、台詞
そういうので魅せるっていうのが創作者ってものかと
「冴えないヒロイン」の冴えすぎた演出が希有なり
でも「好きな人を見る視点」てのはそういうものかもしれぬ



















声優部門







男性部門







吉野裕行さん
(ガリナ・タロー・イノセジュンヤ・荒北靖友 など)








へたれとチンピラですね、それらが抜群にうまい
それぞれ使い分ける人はいるけど何か「同一線上」にあるような印象なのね
ちょうどきょうびの若人が普段はおとなしそうだけどちょっと煽られると
たちまちキレて変貌するような、そんな現代的な2面性がある。











女性部門









金元寿子さん
(マリア・折原九瑠璃・ 倉橋陽菜乃・リーザハイウォーカー
鈴木京子・あとセーラーマーキュリー)









すっかりほうぼうで声を聴く人になりましたねえ、役柄もいろいろと
マリアはいかにものはまり役、面白いのはSHIROBAKOの「鈴木京子」ちゅう
作中内の『第三飛行少女隊』の主役(ありあってのは意味深な符合だ)
に抜擢された新人に近い声優っていう離れ業をやっているところやね
どこか新人のように瑞々しい感じをうけるものね
余談だけど「イカ娘」に抜擢されたのは「~でゲソ」って一番上手く
言えたからってのは本当なんだろうか。どうなんですか、木下監督?






















OP・ED部門












光るなら
(四月は君の嘘 1期OP)








レビューはやってなかったけど、視聴はしてました
動画が見つからなかったけど、でだしのギターがかかれば
ココロにいきいきと曲が甦る、そういう曲だ
もう枯れちまったと思っていた「感傷」を相当に引きずり出された作品
誰にって、そりゃ今年の桜のように目の前を駆け抜けていったあの娘に、さ。
























Gの閃光
(ガンダム Gのレコンギスタ ED)











どんなに激しい戦闘があってもこの曲がかかるとあら不思議、全てがふきとぶね
アニメの主題歌ってのは「雰囲気」を醸造することももちろんできるけど
なんだろう、この「歌」によって力ずくでまとめあげられる「終わりかた」って
昔のアニメではちょくちょくこういうことやってた気がするけど。
今時自分の作品のタイトルを曲にぶちこめる度胸がすごいね
でもこのチャレンジ精神こそ「子供」に向けて発信すべきメッセージではあろう
「AGE」で達成できなかったそれが70歳の監督によって成立する皮肉









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へ・ろー (アニメ感想)

2015-04-11 21:22:10 | アニメの感想2015年Season2









Fate/stay night [UBW] 2nd
第13話  決別の刻 △++










当作品をこっから「初見」で視る人がどんぐらいいるんでしょうね
未ゲームプレイ組でかつ前期を視聴していない人だといかなる状況にみえるか
なんか白っぽい女の娘が悪い魔術師に拷問されてて、主人公っぽいオトコノコが
こそこそ隠れてて、赤っぽい女の娘が赤っぽい仲間に裏切られて退却
その後オトコノコが女の娘を慰めてどさくさに紛れて告った、といったところ。
盛り上がるっちゃ盛り上がるけど、初見殺しにもほどがある内容だw
アーチャーにころっと騙される凛がそれっぽいね、まぬけだけど
ぐじぐじ疑ったりしない性分なんだろうね、後悔も、それが彼女の美質
アーチャーが裏切ったのは「勝つか負けるかわからん勝負」より
もっと「必勝・必敗」になるようにもっていく為だね
その冷徹さと判断のきびしさは切嗣をほうふつとさせる
長いことこの作品を楽しんでいる人達にもいろいろと「見知ったルート」も
看過できないところがある「もう知ってる」けど「見過ごせないはなし」















プラスティック メモリーズ 第1話 「はじめてのパートナー」 △++











あなたはそこにいますか












「泣いている女の娘」ってのは分かっていても見過ごせない「なにか」なんすね
ずるいっちゃずるいけどこのおはなしはその「ずるいところ」を正面からしよう
というスタンスなんだろうね。物語のコアになる「期限付きの命」の説明の
あっさりさが重病人の自分の病状に対する認識のようで、これもずるいかもね
ただ、いずれはぼくたちも「死んで」「消える」こわれものなので
ただの程度の問題であるといえんくもない、まあそれがとても大切なんだが。
さて、ヒロインのパートナーのアイラについて、「有能」な前フリで
ぽんこつさんなギャップがたのしいw
ただ、こういう「心」の深いところを扱う仕事って小手先の賢しさよりも
ただひたすらに「誠実さ」が求められる仕事だとおもうので
そういう意味では彼女は「向いている」のかもしれないともおもえるね
まあ「向いている」からこそ自身への負担も大きいものになるので
そこに新米のパートナーが負担を軽減する為に存在する理由があるっちゃあるわけだ
それはこの「真面目に向き合わなければならないおはなし」の導入としても
適任な主人公であるといえよう。















長門有希ちゃんの消失 第1話 「大切な場所」 △+











「スピンオフ」っちゅーと「何かからはずれた」って意味なんですよね
「唯我独尊セカイ系SF青春ストーリー」で僕等の横面をひっぱたいた原作小説から
それをえげつなく動画として京都さんがしつらえて、そして映画になったり
エンドレスなエイトしたりちんまくなったりスモークチーズを食ったりしながら現状に至る、と。
それらは物語のエントロピーとして「ハルヒ」をより止揚させたり
あるいは「無限の日常」へと傾かせたりしているわけなのだけど
「ハルヒ」が「到達」→「縦」であるとするなら「長門(失)」はそれから「降りた」
「横」への道を担当しているといえよう、それは物語を整合する「能力」を失って
かわりにちょっと不器用な少女のたのしいまいにちを獲得したとも言い換えられる。
朝倉さんが意味深やね、彼女えれえ人気がでたからスパッと切れなくなった印象だけど
この「横セカイ」においては長門有希ちゃんと併せてとみに出番が多いのね
それは長門が「目的」と「能力」を失った場合、逆転的に彼女を「支える」という
ポジションに収まるのが最も自然で、いろいろと合目的的だから
「ハルヒ」の「セカイ」においては刹那に「消失」した彼女が
その理からはずれたセカイにおいては活き活きと活躍してるっていうのも
いろいろと感慨深いものがある。















ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
第1話「冒険者(ベル・クラネル)」 △+











「レベルアップに誰かの認証が必要」ってのはいかにも「ゲーム的事情」ってやつで
オールドゲーマーには懐かしいですね、ヒゲの王様だったりしたらうんざりだけど
ヘスティアちゃんみたいのなら通い詰めっすよw
「恋に生きるオトコノコ」ってのは最近はちょっと珍しいかもな(「俺物語」が今期だとあるが)
なんかよくわからんうちにハーレムできてるってのが多いから
そして目の前にある花に気がつかないのもまたオトコノコらしいっちゃらしい
洞窟での戦闘シーンとか「ファンタジー世界に放り込まれた」ってのには充分な動画
のっけから血まみれになるのが正しい脅しつけかたです
そしてそれと同質かあるいはそれ以上に女の娘(ヘスティアちゃん)を
動かすのがいやらうまいね、それは当邦のアニメ製作において
どういうものが錬磨され、またニーズがあるのかを証明しているといえよう
そのニーズはたぶん鈍感なオトコノコや、ファンタジー世界よりも多い。















アルスラーン戦記 第1話  エクバターナの栄華 △+











優しい王様に俺はなる!











「砂漠の国」そして「戦争」で「ああいつもの真面目なハナシがはじまったか」
ってなるのは便利ですよね、皮肉な便利さだけど。
主人公のアルスラーンが剣術の稽古で将軍に軽くあしらわれて
その後凱旋した父王に「(勝って)当然だ」といわれたとこが印象的やね
僕達しもじもの者は「~で当然である」って存在にあこがれるとこがある
一方でそれに疑問を投げかける「奴隷・捕虜」の子供との出会いが描かれるわけで
そういう矛盾が同居している中で人間は成長するのだろうねえ、と思わされる。
あれやね「戦争」は最近成長著しいCG的に描かれるのに対して
アルスラーンと捕虜の逃走劇は手書きの延長のそれで描かれるのが
演出的ないみあいとしても思想的な意味合いとしてもなかなか興味深い。



















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声優を途中で変える作品、死んでも変えない作品 (アニメ感想)

2015-04-08 23:52:27 | アニメの感想2015年Season2











やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続
第1話  何故、彼らが奉仕部に来たのか誰も知らない。 △+











守りたい、この笑顔








製作が変わって、でも何の説明もなくいきなり前期のラストシーンだけが
ダ・カーポするという、いきなり「どうしてそういうやり方しかできないんだ!」
とかヒッキーが言われてるのを見て、こっちから視聴しだした人は
ポカーンとなったに違いないw
まあ、ぶっちゃけホンとトークだけで見られてしまう作品なんで
画が変わってもあんまし影響がないように個人的には思うのね
強いて言えば女の娘(と戸塚)がちょっと今風の描き方になって
ヒッキーが前よりちょっと普通の人間っぽくなってるってぐらい。
あと、最初から3人だからちょっと空気がまろいね
ヶ浜さんが誘って、ヒッキーが答えて、ゆきのんがつっこむ形で安定
最初はヒッキーとゆきのんがサシだったからね、アザレアの葉のように
ちくちくしたトークが痛気持ちよかったのだけど、ちょっとおとなしい。
ま、かわりに礼儀を知らない相談者にピシャリと「出て行きなさい」とゆきのんが言うところが
格好いいね、文化祭の責任者になって貫禄がついたかんじだ。
京都を舞台としたデート支援という名のダブルデートは丁寧に描かれていて
昼と夜でそれぞれヶ浜さんとゆきのんで相手と印象が変わるのがうまい
彼等がどういう関係性にあるのか、口頭で説明することなく理解できるはず。















レーカン! 第1話 「わたし、視えるんです。」 △+










みえるひと









あれですね結構ガチで「心霊」っぽいハナシなのに
ぽやぽや天然少女が主人公だから、それもやんわり受け取れるね
「視点」によって怖いモノにもなり、大してそうでもなくなり
っていうのが良く分かるね、そして友達には「そういうのが」苦手な
人を配置するのが定番やね、人も幽霊も「異物」として「排除」するのでなく
「仲良くする」っていうそういう理想郷が仮構の世界ぐらいではなりたって欲しいもの。
1話目を見た限りではそれが達成しそうな見込みはじゅうぶんだ。
響役の木戸衣吹さんはツンツンしてるよりこういうおっとりした役のほうが好感。
黄昏時の紅さがすごいね、これなら「亡者」と遊ぶことができるかもしれない
と思わせる。そしてこの画はアニメーションじゃないと難しいだろうから
動画になったことの意義は充分にうかがえる初話だったとおもう














食戟のソーマ 第1話 「果て無き荒野」 △+











あれですね主人公がおもしろメニューで精神攻撃でセクハラするのが
持ち味だけど、「チャーハン」のような基本的なメニューだと
腕の差がはっきり出て誤魔化せないのが、せちがらいねw
このおはなしになぞらえるなら馬鹿馬鹿しいハナシの裏側の
今風のえっちい女の娘の描き方のうまさがそれにあたる。
まあそういう感じで少年誌的「逸脱の悦楽」が当作品には感じられるきがする
「地上げ屋」とかそれの解決が「料理バトル」とかニヤニヤしてくるね
まあこっそり一番ショックだったのは食材が妨害の為に
ぐちゃぐちゃになっていたとこだったかなあ、そこも無駄にしっかり
描かれていたのがよい、いやだめだけどw














電波教師 第1話  高校教師始めました △(+)









声優は選ばれた存在なんだ!








さてw 1話目から胸くそ、いや、のどに悪そうなハナシでしたね
どうなんだろう、少年マンガ的強引な解決と「いじめ」っちゅうリアルに
死人がでている永遠の社会問題のとりあわせは。
同じような展開だと「残響のテロル」とかあったけどね
あっちはガチでひどい世界を描いてそれをぶっ壊しにきてたね
「いじめ」とはその残酷な「集団性の無意識の仕打ち」を受ける側にとっては
「世界を破壊する」ほどの覚悟でもって臨まなければならないのよね
その差異が「人それぞれ」ってことのあかしなのだけど
当作品はどうだろう、そういう「ガチ」さのズレがあるようなな
主人公が「オタ」ってのもけっこう難しいよね「オタク」を描くことが主題なら
まだやりようもあるけど、いちおう「実社会」の仕事だから
「元天才」みたいなこざかしい設定をつけたして何とか繕っているかんじ。














ガンスリンガー ストラトス 第1話  戦端 もう一人の僕 △+












ゲーム的な「同キャラバトル」って「平行世界にいる自分同士の戦いじゃね?」
っていう自覚からこのハナシはスタートしているのであって
「それっぽい雰囲気づくり」の為に出だしの神社、烏鷺、そして消えた少女で
たぶらかしにきているね、その後は世界をふつうにスタートさせている
アニメーションとしても不可ではない。
平行世界の主人公に「日本は階級社会だ」とか言わせるのがいやなやつですねw
正面から言うと損だからこういうやり方で心の澱をはきだすのが黒いね
でっぱからこういう「黒さ」を扱うのは勢いのうえでアニメーションとしては
「損」だとおもうけど、それを不断にかつ上等に描くのなら
いろいろ看過できないところではある、またそれの反発としての「銃撃戦」なら
非拳銃社会の日本においては正しい「創作的テロリズム」であるといえよう。
















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番組終了の時期と新番組の間の時期は魂の力が0に近くなる (アニメ感想)

2015-04-06 23:27:34 | アニメの感想2015年Season1







SHIROBAKO  第24話  遠すぎた納品 と遅すぎたまとめ ○












おおよそ「すまじきもの」として「自分達の仕事を作品にする」ってのがありまして
理由は簡単でその仕事じたいがコケることを許されないからで
例えるなら「道徳」の教師がゲス野郎だったりすると生徒が真面目に授業をうけないようなもので
「自分語り」は常に質の高さを求められるわけだ。まずはそれに
踏み出す勇気がすごいことではある。
それにしても毎週のように「ちゃぶ台がえし」されてたよなあ
某TBSのドラマのように、毎週なんかあるw
まあでも「ドラマだから」って領分を越えて、実社会だと大なり小なり
こんな風に「いろいろある」ってのは分かりますよね、いいことも、つらいことも
そりゃアニメだからたいがい「いろいろある」けど、それが「仕事」によるものだと
ある程度納得のいく「解答」でないと白けてしまうのよね
当作品はそういう諸問題もだいたい「アニメそのもの」や「誠実さ」で
解答していたんで、そこが美しいね。ホントはもっとえげつない片付け方もあるんだろう。
そんなかんじで、当作品は性格も良い、頭もいい、情熱もあるっていう
とてもよい先生に授業を受けたような、そういう満足感のある作品だったと思う。
あと1クールアニメばっかりになってしまった業界で「2クール目」を
非常に上手く着地できたっていうのも覚えていいかとおもう
「オリジナルもの」と「原作つき」っていう2段構えの作戦で
「人事異動」っていう「新キャラ」をはさむよい機会をもうけて
タローや木下監督のように1期目ではトラブルをおこしていた人達が
2期目で活躍する場をもうけたりしているのが「長丁場」のよい面がでていた
こういうシナリオをたてられる人ってだんだん減っているとおもう。
ちょっと文句をいうとメインの5人娘の出番にバラつきがあったかもね
忙しい現場の中で出番の濃淡が生まれたような、そんな感じ
余計なお世話だけどこの目まぐるしさじゃ婚期が遅れるのも無理からぬことではあるw















ガンダムビルドファイターズトライ 
第25話  僕たちのガンプラ とまとめ △++










これはガンプラか?









さて、最終回で大阪モンが「作中人物のガンプラ化」とか馬鹿なことやっちまったw
まあよー考えるとこの「ガンダムビルドファイターズ」のキャラの「ガンプラ」だから
セーフっちゃセーフなんかもしれないが、ただの「実在人物のフィギュア化」のような気がするww
「ガンプラで痴話喧嘩」とか「会場の全員参加バトル」とかもう無茶苦茶や(笑)
まあ「最終回」でとりあえずフィニッシュできたのがよかったかもね
だんだん「自由」なガンプラが不思議パワーごり押しの重火力ゲーになっていくフシがあったから
こういう感じで「膨らんだなにか」が「上手く使える」ってとこと「負担になる」っていう
両面があって、それが「トライ」では前作にはあまりなかったハンディ部分になっていたかとおもう
戦闘を描くのが重くなっちゃって、前作だと冴えてた「ライバルとの戦闘以外のひとまく」が
全日本大会以降はちょっと単調だったような気がする。
戦闘もやっぱり「アニメーション」としては「極だったなにか」が見たいのよね
「ごんぶとビーム・魔法でボーン」ってのはその過程がよっぽど納得いくのでないとうまくないわけで
そういう「勝つための最善策のつまらなさ」に対する作り手側の解答がこのカオスな最終回だったように思う。
まあでも「スーパーフミナ」とか作る人、ぜったいいるだろうなあw
物語は目に見えない心に残り、そしてその思い出はガンプラとして形として残る
そういう形態を35年も続けた末の「思い出とカタチを繋ぐたまさかの夢の通い路」が
つながったような、そんな作品だったの













蒼穹のファフナー EXODUS
第13話  闇の中の未来 ととりあえずまとめ △++












あれですよね時間が経過して「後輩」っちゅうのができるってのは
他作品でもあることはある、ただその際にどっちかがどっちかの
「かませ犬」的なポジションになることがしばしばあるのね
「主人公達以外のモノ」を描く技量がないってことなんだろうけど
当作品ではどうだったか、前期組(もう5年も前のはなしだ)のキャラクター達の
成長とそして龍宮から外の世界との交渉・戦闘、地獄でしたね
一方で後輩達と残った組の龍宮を守る戦いもまた地獄
その2つのヘルをいっぺんに描きだしてしまっていたのだから、恐れ入る。
「戦闘・進化」という局面において「キャラクターをある程度の質で的確に描く」
ってのは「当たり前」のことであってそれができぬ者は去れと言わんばかりの作品やね
最後、アルジェヴォルンでもあった「ダミーシステム」をつかってた咲良さんが
「自分が一杯いて気持ち悪い」っていっていたけど
なんだろうね、この「多メディア・同時多発生・多世界解釈」がはびこってるご時世で
この作品は金のように輝いていて、そして孤高の存在だったとおもう
あるいはこう言おう





「あなたはそこにいます」と。


















アイドルマスター シンデレラガールズ
第13話  It's about time to become Cinderella girls! ととりあえずまとめ ○











「アイドルみたいですね・・・」











なんだろうねこの「がっちりと掴まれた」感
出だしの「またアイドルものかい」でスタートして
終わると「やっぱりアイドルものだNa!」というサギくささw
なんちゅうか始まると歌あり笑いあり涙ありであっという間なのよな
今回は分割1クールで新キャラの紹介・メイン回まで入れてきてて
ゆっくり笑ってるヒマもない慌ただしさだった(笑いがないわけではもちろんない)
折り返しの13話はその集大成としてトラブルまでふくんで息をつく間もなく
ステージが展開するという展開、まずはそれをやりきるだけでも相当凄かったね
そして終わった後の静けさと達成感がよい、完璧によい
未央・凛からそれぞれPさんにお褒めの言葉がもらえるのが
「裏方」として参加している視聴者の僕達への祝福のことばともとれ
「アイドルマスター」っちゅうプロデューサー業の楽しい遊びを
アニメーションにおいても密やかに、でも確実に達成したあかしとも言えよう。
にしてもなんだろうねこの「アイドルもの」って、直截に「熱狂」を
扱ってそれにちょろく乗っかっちゃう自分の子供のようなココロ
それは作り手側も同じで喜々として一生懸命になっている気がするのね
みんなが幸福になれる手段がこんなに近くにあっていいのだろうか、とちょっとおもう







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見送った、手を振った、ありがとう、と (アニメ感想)

2015-04-03 18:33:47 | アニメの感想2015年Season1









弱虫ペダル GRANDE ROAD 第24話  WINNER とまとめ ○











最初はいろいろ「補助輪」ついてましたよねえ
そもそも自転車についての説明からはじまって
女子マネに誘われてたっけ、それからロードレーサー乗って
2年生の先輩にレースのイロハおしえてもらって、そしてってかんじ。
インハイが始まっても他の人達についていくのが精一杯
それが最後の最後の本当に最後で逆転するとこ、全てが報われる瞬間
それが「WINNER」ってことなんでしょうね。
馬鹿みたいに当たり前だけどその味を知る人がどれだけいようかね
ま、逆に言えば小野田くんはそこまで徹底的に「受け身」のキャラだったわけで
それをそこまでブレずにやりきるのもある意味凄いことではあったね。
しかしまああれですよね「勝利」の為に一緒に走る仲間を全部置き去りにして
それでも残ったもの―「総北の魂」は別にして
「アキバ」がこの最後のおはなしに登場するのはなんでか、と
いや別にうぜえとかそういうのでなく、不思議な感慨で視てたのよね
ご存知のとおり「オタク魂」で「勝てる」ほどスポーツは甘くないわけで
それは当作品をみてるだけでも分かることなんだけど、それが欠かさず
でばってくることの理由はなんなのか。
「よろこび」とかどうだろう、それがきっかけで「自転車・仲間」に
出会えたことへの感謝、日々のちょっとした息抜き、つらい時のおまじない
いかにも「趣味」がもたらしそうな効能ではある
ただ、よく考えれば当作品も「マンガ」なのよね、上記のような効能の
言い換えれば当作品はガチでチャリを回しているいっぽうで
「マンガ」であることを忘れていないそういう作品だったとおもう
それは「熱狂」を阻害するものではなく架空の物語が最高のテンションに
達するための「止揚」のようなそういう効果を有していたといえよう
この作品は「スポーツもの」と「オタクもの」が融合した極めて稀な
幸福な関係を築いた作品だったという結論になる
どっちかだけなら今までも、そして多分これからもそういう作品に
出会えるのかもしれないけど、両方いっぺんに達成するとなると
果たして今後もお目にかかれるかどうか、疑わしいところだ
そう考えると単なる「勝利」(それもとんでもなく凄いけど)
以上の何かに立ち会ったのかもしれない。















夜ノヤッターマン 第12話 「夜明け」 とまとめ △(+)











よう考えると「ドクロべぇ」様に逆らうのってあんだけ「おしおき」されてても
一度もなかったような気がする(まあいっぺんぐらいはあったかもだがw)
理不尽な「おしおき」とそこに「恨み」がないという非現実性が娯楽作品として
「ボカンシリーズ」を不朽のマンネリズムに導いていたような気がするけど
この「夜」のハナシはそれらも含めてもろもろを逆さまにしたようなそんな作品だった。
もし、そのセンの「えげつない世の世直し」を徹底するならもうちょっと評価がよかったかもね
随所に上記の「ボカンシリーズ」特有の「ゆるさ」みたいのがあってそれが
「復讐」の刃を鈍くしていた気がする(まあそもそも「おしおき」という言葉がゆるいかもな)
「本物のヤッターマンになる」ことが「夜」のメソッドだったわけで
それはまあ「懐古趣味」ともとりようによってはとれるわけで
どうだろう、「アニメーション」で「回顧」が成功するかどうかってのの厳しさってのは
当のタツノコ自身が一番良く知っているはずだと思うけど
それに回帰してしまうむずかしさってのがあるのかもしれない
レパードにはそれを覆す魅力があったとおもえるのでいっとう惜しく感じる。

















純潔のマリア 第12話 「OMNIA VINCIT AMOR ―愛は、全てに勝つ―」 とまとめ △++












マリアの思考様式ってのはある程度平和ボケした戦後70年の日本人のそれと
近いところがあるかもね、そしてそれがフルボッコにされるというw
まあ、でも最後に残った共感しうる感情「愛」が一時の平和をもたらすという
実に締まりのいいオチだった。
面白かったのは最後にミカエルがマリアの処遇を決めるのに
今までの登場人物のマリアに対する思いを「声」にして聞こえるようにしたところ
これって「民主主義」のあり方であって「絶対神」の御心そのものではないとおもえるわけで
そういう「現代的な常識」が「中世が舞台」ということでぐるんぐるんになるのが
刺激的で、おもしろかったと思う。
刺激的っつっても「映像をぐりぐりいじる」とか「超設定」とかの刺激じゃなくて
「異質なモノを丁寧にかつ確実に描く」って体のピリリとしたあり方で
1クールで描くのにまさしく申し分のないあり方だったとはおもう
なにせ言あるごとに「処女!」って連呼しててもぜんぜんいやらしくない
ほどのしっかりした物語だったものねえw
中の人のうまさもあるのだろうけど、そういう「性の切り売り」をモノとも
しないところとかも「処女マリア」たるゆえんたらしめていたかもしれない。















ユリ熊嵐 第12話  ユリ熊嵐 とまとめ △+











ほら「泣いたあかおに」ってハナシがあるじゃないですか
くだらない連中の仲間になる為に本当の友達を売るっていう
虫酸がわくようなハナシ、あれの逆転バージョン。
でもまあスタイリッシュに構築された世界よなあ、そうでなければ
「ユリ」の嫌悪感も「透明な嵐」のなまなましさも
「回想・独白」が頻繁にはさまるテンポの悪さも全部マイナスになってるね
「クマ」が「人間に化けて人間を食べる」っていうのに笑いころけながら
いろいろ難しい要素をクリアしていってるね、その確信犯、いや「クマ」信犯ぶり
「たのしくてタメになる」ってのは何てアブノーマルなんだろう、っておもう。
そうでありながらその「クマ⇔人間」をひっくり返すそういうラストが
「クマショーーーック」だったなあ。こんだけこっちの脳ミソをいじれば
最後は形而上的存在になって「永遠」を手に入れて
しもじもの「透明な」人達には「愛」をバラ撒いて地上を去っていった
なんてアタマの悪いラストにも騙されようというものってなる
でもまあこの仕事自体は僕達のアタマの悪さと羞恥心を念入りに計算したうえで
提示している実にアタマのよい仕事他ならないのよね。
















デュラララ!!×2 承 第12話  艱難汝を玉にす とまとめ △+











このおはなし、「群像劇」なんでなかなか「一件落着」ってならないのよね
でもまあ、はしゃいでいた連中には「ケジメ」をつけさせられて〆るわけで
そのやり口が「暴力」を生業にしている連中のメソッドらしくて
好みは別にして「都市的なドライな暴力」を提示していて、興味深い。
ただ、その方向性にあんまりにもどのキャラも引っ張られていたような気はするね
そういう「空気」をブチ壊すような「いかれたキャラ」やエピソードが
さしはさまる余地がなかったような、そんな気がする。
まあここで「集団」に敗北しておいて、そして「挽回」するって流れなんだろうから
この不満足感も「課程」的なものなのかもしれないけど、とりあえずはこういうかんじ。
あああと、端的に女の娘が後半あんまし萌えなかったってのがあったかもな
埼玉の族のボスのケバいスケとか、いらんって考えるラノベ脳のボクですw
















DOG DAYS″ 第12話 帰郷 とまとめ △+











短いお別れ









な、なんなんだこの「来週はミッドチルダでお会いしましょう」と
言わんばかりの「約束された再会」はw
大体海以外は全部行ったかんじですな、地域住民との暖かいふれあい
お食事、そして戦闘、「るるぶ」的なミッションはだいたいコンプしてる。
世界観がだいぶん広がって、やることはいっぱいになったけど
あんまし薄い感じはしないのよね、多分「興業」に裂いていた時間がなくなったからで
その分個人個人のエピソードと「実戦」にあてている感じになってる。
「戦争」を描いたのから「転向」ってことだけど「重い」方向性は
あんましこの世界観にそぐわしくないし、「戦争」を描くことそのものが
えれえ労力と手間がかかるからね、そういうのは大資本の大作にまかせときゃいいw
まあ「充実の秋」でその収穫をよろこべばそれで充分なのだけど
一番の収穫はひょっとするとあのウサ耳ショタ王子がシンク様ご一行に加入した
なんかもしれんなあ、と。レオ様もいじりやすくなるしな。
さて「フロニャルド四季作」もいつの間にか「冬」の時期が次にひかえて
いよいよ一区切りの風が吹く頃かもね、大分その為の下地は整っているし
そして、もしかすると今回の「当然の再会」も次は「できない」ってことも
あるのかもしれない、それならこのあっさりとした幕引きにも納得がいくしな。
あ、あと、今回はあんまし「シンクは爆発しろ!」とか思わなかったなあw
いろいろ忙しかったからね、むしろ「ガウルは爆発しろ!」ってかんじだったww















探偵歌劇 ミルキィホームズ TD 第12話 The detective of the Opera とまとめ △+












ミルキィもなにげに3クール目を消化してるよね
初代は勢いは充分だけどはっちゃけすぎで
後継の「フェザーズ」は優等生だけどおとなしすぎという一長一短
今回ぐらいのが一番すわりがいい感じで、それが「成長」っていうなら
そういうことなのだろうとおもう。
一番印象深いエピソードは10話目の「きずなプラス1」かな、やっぱり
お得意の「版権やばそうなパロディネタ」で勢いをつけてハナシと動画的に
盛り上げるっていうのが成立していたかとおもう、ちょっと前にはよく見た
手法だけどさいきんは飽きられたのかなりを潜めているメソッドではあるな。
しかしまあアレだよねアニメーションでしかこの娘達と関わっていない身としては
彼女たちの立ち位置ってのはどんなもんかちょっと気にはなるよね
武士道(ロード)的な広告塔って立場なんだろうけど
カードゲームは他のライバルが優勢そう(事情よく知らないけど)
自身の多メディア展開も一段落ついて、ぼちぼち「末永く」やるか
あるいは「新しいこと」を始めるか、決断する時期にきているのかもしれないね。
たぶんその辺りの「新機軸」的なとこを茉莉音ちゃんが担っていて
ミルキィさん達はそのサポート役ってのならちょうどよい落としどころではある。
ただ、あれだよね、「既存の型」を使うのは安心だけど
全部「新しいもの」で構築する不安定さと爆発力に欠けるのもまた事実ではある
「ダメダメホームズ」と自分達で自嘲してるのは
「オペラ(本歌劇)」を演じるには足りず
「オペレッタ(喜歌劇)」を演じ続けなければならない自分達にたいする
韜晦なのかもしれない。

















































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