意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

オムライス大盛り (アニメ感想)

2017-08-29 22:04:33 | アニメ感想2017年・3期







サクラクエスト 第21話  氷の町のピクシー △+







なんにもないのがすんばらしい






「クソみたいな街」とか女の娘が言うのが今どきやねえ
私が若い頃はまだ「男ことば」「女ことば」的な分別があった気もするけど
みなさん公平にきったない言葉を喋るようになった気がしますな。
ま、「当座は困らないのだからなんもしなくていい」って考えの人達が
大半の街だからね、一部の若者は耐えられないだろう、ということだ。
おとしごろのエリカちゃんがしおりちゃんには噛みついて
山の手の感じの真希ちゃんには比較的素直に従うのが
実にまあ反抗期の子供って感じで、うまいね。
とかく保守的で退嬰的な場所、というのは「失敗」すらさせてもらえないのよね
そしてその失望感が言葉の尖り方としてよく顕れる、ということだ
逆に仕事に精を出している5人娘は基本的に礼儀も言葉も整っている
人の反感を買うようなヒマはない、ということ。










アクションヒロイン チアフルーツ
第7話  がんばれ!!ミカピョン △+






4人以上になると1人あぶれる法則





おもえばことのはじまりはミカピョンが妹の為にはじめた劇に杏が
のっかってきたってとこだったのよねえ
それが人員が増えて、自分の居場所がわからんくなってきた、ということだ。
脚本もたてているんで、そのあたりの状況にも敏感だろうからねえ
そういうの倦怠感がハナシにそのまま出る、ということはあることだ。
そしてその解決も「人の為」にチカラを発揮できることを思い出して
っていうのがそれじたいが実にうまい脚本になっているというしかけだ。
「風呂回」だけど乳を揉んだりキャッキャウフフではなくて
「おっぱいが大きいというだけで注目されるのが嫌だった」って
ミカピョンに言わせるのが、しっとりいいね
見世物になっているのに、その裏でキャラクターをしっかり描いている。










サクラダリセット 第21話 
BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA 2/5 △+






「ケイがいちばん綺麗な未来を視せてくれた」とか
うっとりするようなのろけ方よな、そしてその為に自分を犠牲に
しているのだからマサムネさんにはおよそ度しがたい考えだ
そしてその行為を正確に理解してるのも相馬本人とケイだけっていう
ひにくな排他性がある。
「個性(能力)に依らない、システム・社会をつくる」っていう考えと
「脆いもの(個人・能力)と共に生きる」っていう対立
そう、9割方は「システム」に依ったほうがいいのよね
ただ、残り1割、人にはどうしても譲れないところがあるんで
それがいつも「正しい社会」にとってはガン細胞のように憎まれるわけだ
それは時代によって姿やカタチをかえるけれどそのすがたは大概
「純粋」であるにちがいない、当作品の主軸の人達や
あるいはこの作品のあり方そのもののように。









ひなろじ~from Luck & Logic~
第8話  夢は成功のもと △+






「劇をやろう」とか戦っている時にはできんからね
それが比較的平和になったってことのあらわれだ。
ここのところやよいちゃんがいい味を出しているね
特にクラスメイツのことについて語る時の正確な観察がよい
それはクラスの「委員長」としても、あるいは人の上に立つモノとしても
ロジカリストに劣らず素晴らしい資質であるといえよう。
あるいは彼女はおぼつかないヒナたちの中で「ロジカリー」にやっている
魅力があるということだ、それは当面の「敵」が去ったこの世界において
重要な「枠」になっているともいえよう。









バトルガール ハイスクール 第9話  神樹祭 △+






「定番昔話ぶち壊し創作劇」だ、よくあるやつ、ただし
「パニックになるから真実は言わない」ってのが当邦の周辺事態を
鑑みるに、ドキッとさせられるね。
いったい「真実」が「現実」になって非道い目にあうのがいいのか
あるいはまだ見ぬ残酷に対してわめきちらした方がいいのか
いつも悩ましい選択を世界は迫ってくるということだ。
まあ、当作品は「星守り」がいるからね、まさしく「守護天使」だ
ミサキちゃんも空気を読んで劇を壊さずにそれでいて人々は
護るっていうのをやってのけてるねえ、それはただ敵を倒せばいい
というのよりよっぽど困難で、そして満ち足りたあり方だ。














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エモノがいたぜ (アニメ感想)

2017-08-24 22:00:10 | アニメ感想2017年・3期






異世界食堂 第8話 ハンバーグ/クッキーアソート △+







ハンバーグって美味しいですよねえ、って当たり前かw
でもなんでこう美味しいのか、ってなるとどうも
「肉」でありながら「肉」でないようなそんなとこにうまみが
あるのかとおもうのよねえ、「臭み」や「元のカタチ」が
粉々になるまで惹いて、うまみが凝縮しているという
まさしく人類の叡知かとおもう、それに併せるのが穀物(米)だからねえ
言うことがないとはこのことやね、そのたのしみを
同じ人間同士だとさすがに飽きたからファンタジーの亜人さんたちに
ふるまってドヤ顔してるってことなんだろうねえ。


「アソート」とか、いきがってるよねえw
アレッタさんが大事に食べるのもわかる気がするね
あれは食べられる宝石箱や。
おもしろいのはサラの妹さんがこいつにン十倍の値段でみつもるとこ
「商人」っていう設定が生きているし、なにより異世界で物の価値が
転倒していることの爽快感がある、当作品が「こっち」じゃ「あたりまえ」
のものを「おもてなし」して悦にいっているってのが「菓子」っていう
ちょっとカタチを変えて提示しているのよね
しかしまあクッキーもいいよねえ、あれは干し菓子の王者だ。









天使の3P! 第7話  びっくり招待状 △+






釣りバカ日誌





最初はいぶかしげだった人達が「釣り」を出した途端にコロリとか
あるあるでよいねw ま、「趣味」で世界が広がってるねえ
当作品がうまいのはそういう「未知の世界」をゆるっと広げてくる手つきで
小学生を相手にしているっていうことの加減がそのまま照応するということだ。
あと、前作の籠球の時より世界が広いね、「音楽」のつよみがでてる
ヴァカンスもかねた音楽活動で、メシもアクティビティもあって
ついでにかわいい女の娘が案内してくれるって、なんだこれは、天国かw









アホガール 第8話  天使のような!アホガール △+





おや、徒然チルドレンが15分早まったような展開にw
「ギャルだけどうぶ」という「おいしい」とこ狙ってる
ま、自分だけだと1歩踏み出せない、ってのはあるからねえ
そういう時にもの凄くおりこうさんな人かよしこのようなアホが
背中を押すってのはあるかもしれんね。

「300円まで」をめぐる攻防が「だがしかし」並にアツいw
「交換」まで含んでチョイスするのは1歩抜け出した考え方やね
しかしまあよしこは小学生に混ざっても全然違和感ナッシングやな
でもまあ小学生の子らにとってはアホでも「高校生」のトモダチが
いるのはちょっと優越感があるかもしれんね
「年上のいとこのおにいちゃん、おねえちゃん」
に抱くような親睦感だ。









異世界はスマートフォンとともに。 第7話 獣人の国、そして監視者。 △+






「銃は剣よりも強し」ンッン~ 名言だな これは





迅さ比べと背後の取り合いが某オサレ格闘漫画をほうふつとさせ、笑えるw
まあでもあいかわらず「スリップ」が最強魔法なのは言うまでもない。
「国王」をずさんに扱える国ってのは余裕があって平和な国だっちゅうことが
わかるのよね「不敬罪」のある国は大概ロクな国じゃないから。
冒険に出た娘に「監視」をつけるのは権力者なら自然なことやね
監視する側もプロだから、こっちが気づいても撒かれちゃうのが関の山だけど
それを捕らえてしまうのが「おれつよい」ということだ
そんな感じで常に「オレつぇー」ってなる展開を忘れないのが
当作品のよいところだ。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダレの穴? (アニメ感想)

2017-08-22 22:41:41 | アニメ感想2017年・3期





ようこそ実力至上主義の教室へ 
第6話  嘘には二種類ある。過去に関する事実上の嘘と未来に関する権利上の嘘である。 △(+)








ま、助けるんならバスケ馬鹿よりもおっぱいが大きい娘のほうがよいわなw
「監視カメラ」はもうどこでもくっついていて、しかもみんなキャメラ機能を
持ちあるいている、そしてその記録を世界中に公開することも可能なわけだ
そこではこれまで秘匿されていた悪やエゴがある程度ミームの流通にのっかるわけで
今回はその2面性がいっぺんに見られたというところやね
特にまあ女の娘が乳だの尻だののっけるのは影響が大きいわなあw
それが「雑誌」だの「テレビ」だのにアタマを下げずにできるようになったのは
ちょっとすごいですよね、まあ上の2メディアも最初ポルノグラフのせた時は
同じようにレボリューションがあったとおもうけれども
まあ、当作品もそうやって女の娘の性を切り売りして耳目を惹き付けているわけだ
当作品はその暗さもワンセットだけれども。










将国のアルタイル 第5話  燈台の都 △+







マフムート君はよう「戦争のとっかかり」に利用されますわなあ
自身が戦争を嫌っているのに皮肉があるという
地勢的な利と援軍がくるという期待があって、守る側も強気だわな
現代は空を飛ぶ兵器があるから「地の利」ってのは相対的に価値が減ったけど
地上兵器ばっかの時代なら、その価値は相当なものだったろう
それを的確に描くだけでいい見物になっているねえ
「高い街」だから下に落ちるシーンを描けばいいのだ、ちうことだ。
そういう舞台をはっきり描くだけで、多くのことを提示できるのね。










Re:CREATORS 第18話  すべて不完全な僕たちは △+







すっかりマガネちゃんの狂言まわしが板についてきたねえ
彼女が颯太くんにからまないと彼の存在理由がだいぶんなくなる皮肉。
絵空事が「イカれてる」なんざ百も承知だわな
そしてその狂気を飲み込んでモチベーションにするぐらいでないと
大きな仕事はできないような、そういった印象がある。
アルタイルさん側のキャラがみなさん権力側にまわってきてますなあ
みなさん「イカれ」てるわけではないので、然るべき理由を
与えれば大崩潰なんてしてくれないで済むかもしれんということだ
またそれぐらいの理性があるキャラでないと、人気者にはなれまい。
そしてアルタイルさんが一層、孤独にそしてチートキャラになっていくという
まるで「項羽と劉邦」の項羽みたいな、そういう印象。










ボールルームへようこそ 第7話  天平杯 △++







赤城兄の上州弁がきつすぎて何を言っているのかわからんというw
ヒョードー君は寡黙な方だったから、まあ対照的よな
前回は「奇襲」的にやったけど今回はがっぷり四つで
やっているのが、気持ちいいね。
そこでの失敗も成功もぜんぶ自分達のものであるということだ。
赤城の妹がよいね、兄と対照的に1歩引いているのが
物語のピースを上手い具合に埋めていくというかんじがある
あるいは世のカップルはこうやって「受け・攻め」がうまく
噛み合っているとこが良いつがいなんかもしれないとおもわされる。










賭ケグルイ 第7話  拒絶する女たち △++






「超ドMな奴がわざと負ようとしている」なんて夢子ちゃんにとっては
侮辱以外の何者でもないわなあとおもわされるね
そのあたりの憤りをはやみんが見事に演じていたかと思う。
そういや某女の娘だらけの麻雀漫画でも最初「意図的に引き分けにする」って
展開やったねえ、不確実性のゲームを完璧にコントロールするという矛盾
漫画としては面白いけど、現実味はぶち壊しになるというリスク。
おもしろいのは涼太っちゅうヘタレの扱いやね、リクリエイターズの
颯太くんのような扱いだけど、今回は重要な役どころだった
「確信はなかったけど夢子を信じてやった」というあたりに
夢子さんは御満足のようでしたね、そういう「ただのハーレムもの」ではない
男女の関係があれば、ずっと見やすくなるというものだ。










セントールの悩み 
第7話 初めての経験って恐怖と興味が共存…ライムだけどね。
/幼い頃に観たオカルト映画の恐怖は140%増しだよね。 △+







「水着回」だけど癖があるね、みんな水に浮くとは限らんわな、この世界
水に落ちたら死ぬとこの生まれならたしかに嫌だわなあ
それでも「異文化交流」という名目で生理的嫌悪を推して来るのだから
この世界(べつにリアルにこっちの世界でもだが)でも「知性・理性」が
重要な要素ってことだとおもわされるね、南極の娘が来てからはとくにそう。
そういうおりこうさんなハナシでありながら「ふつーの高校生」としての
たのしみを描いているってのが当作品の持ち味ではあるわな
ちょっと踏み外せば「監視・懲罰」がひそんでいるけど
「異種族」とそういう生来の美質でもって共生できるなら、という
アルカディアがえがかれている。















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

死んで祖国の御楯となるんじゃーっ! (アニメ感想)

2017-08-19 22:11:30 | アニメ感想2017年・3期






ナイツ&マジック 第7話  New & Old △+






当作品「異世界転生強くてニューゲームもの」でありながら
「ものづくり」という観点で「歯止め」がかかっているねえ
「バトルもの」ならいくらでも荒唐無稽にできるのに
何かを「造る」ってのになると途端に真面目にやらなければ
ならないのが、不思議ではある、いやそうでもないか
概ね日本人の社会人の大半は「生産」にたずさわっており
そのたのしさも難しさもよく知悉しているのに対して
「バトル」とかやってる人なんて、ごくごく一部だものね
いくらでもホラばなしが出来るという次第ではある。
ただ、この作品はある程度真面目にロボットをつくってるんで
その戦闘も併せてある程度の質と真面目さでできているといえよう
勿論作品自体の質も。









ナナマルサンバツ 第7問 ……ふたりの過去問 △+






真理ちゃんメイン回、ということはいっぱいしゃべるんだねえ、ぐえw
なんちゅうかクイズ好きなのにそれもこれも全部淡々と読み上げられちゃ
見ている側も苦笑いするしかねえよなあ。
そもそも「クイズ」が好きな「女子」ってのがレアキャラで
女の娘は「すごいねー」とか言いながら内心馬鹿にしてるのが常で
そこを心理的に突破するには相当な「なにか」が必要なわけで
それを提示できてたかっちゅうと、まあ流石にそこまではなあというとこ。
問題集にあわせて雑誌とかテレビを見だしたらだいぶん病がひどくなってきた
ということだね、オトコノコは自然とそういうことをしがちではある
ただし「彼女(嫁)がいない」という単語がアタマにつくが。










NEW GAME!! 第6話  あぁ……すごいなあ…… ○






考えてみれば青葉ちゃんまだ入社2年目なんすよねえ
その娘に結構なリソースが投入されているプロジェクトの重責を
まかせるのは、度胸が要るわなあ。
ま、どっかの会社に所属している以上はえげつない成果を出しても
1回は「まった」がかかるのよね、それは当然のことで
今回の件があったら「次」は出る杭になれるかもしれんということだ。
その上で今回の「まった」を充分自分の経験値にするという
まさに「理想の新人」がここにいる、という画だ。
しかしまあ「隠し事」のない会社だわなあ、全部どこでも見てくれ
って自信にあふれているわな、そのまぶしさがそのまま作品になってる。










ゲーマーズ! 第6話 
ゲーマーズと全滅ゲームオーバー(天道花憐と不意打ちハッピーエンド) △+







それぞれメインキャラが疑心暗鬼と不安でいっぱいになってる
なんかの「騙しあいデスゲーム」のような状態だわな
ま、好いた好かないってのはそういうものでそれがラノベ的軽さで
退屈せずに見られるものになっているっていうところだ。
こんだけごちゃごちゃになれば「つきあって下さい!」とか
口走ってもおかしくわないわな、確かな意思による決断ではなくて
混沌の末の奇妙な正解、といったところだね
それは「ぬるゲーマー」が「ガチゲーマー」に勝利する為の
迂遠と拙劣をふくむ戦略だった、というのは考えすぎだろうか。
またラノベなら「ガチリア充と非モテ」が物語のチカラで
よろしくやる、ということもよくあるハナシではある。








アクションヒロイン チアフルーツ
第6話  爆発天使はつりちゃん △+






文句の付けようがない新入部員






なんか調子づいて西部警察並に爆発させてるねえw
あるいは往年の特撮ファンにはなつかしい演出だ
それが近年はうるさくなってしょぼい光学エフェクトに
すり変わってしまったっていう事態があって
アニメーションでこうやって様式美がよみがえっているという。
一途に誰かのためにやって失敗するっていう
「そこつもの」の役目を「腹黒ピンク」がよく担っているね
あるいは他の髪の色以上に「ピンク」ってのはオトコノコに
とっては永遠の謎、なんかもしれん。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1%の命中率は当たる (アニメ感想)

2017-08-15 21:44:20 | アニメ感想2017年・3期






戦姫絶唱シンフォギアAXZ 第7話  自由の在処 △(+)






「よりよい世界を築く為に犠牲が必要」とか別に
「みんな」そうしているわけで
あとは個々人の能力と意思の問題やね
それができるほどには今の世界は「豊か」ではないということだ。
錬金術と月のハイテクで果たしてそれがもたらされるか、というとギモンがある。
そもそも現状破壊活動しかおこなってないからねえ、その後の再生の
ビジョンが見えないしねえ、破壊するのも「不浄」なもんばかりではないし
まカンタンな「勧善懲悪」やりたくないってことなんだろうけど
果たしてこの歌劇にそのアタマの良さは必要なのかというとどうだろう。










Fate/Apocrypha 第7話  自由の在処 △+







君の心臓をたべたい






なんかフリーダムにやってる奴に「討伐令」がかかるのも
聖杯戦争のお約束みたいになってるというか
まあ戦争に参加するもせぬも自由というわけで
不思議なことに戦争に真面目に参加している連中ほど
そういう「不逞の輩」を捨て置けないという側面があるね
殺人許可証を持っているがゆえの秩序への奉仕の義務というところ。
「空中庭園」でもって全面戦争とか、性急だわなあ
でももうそろそろ派手にいっておかないと1クール終わってしまうという
でもまあ最近は「アニメ」がしだらがなくなったのではなくて続きはいくらでも
「ゲーム」や「まんが」で出来るからってことなんだと思うようになったのね
アニメーションはその派手な一端にすぎないということで
現代というのはいつも誰かがスマホ片手にお手軽な「戦争」を
たのしんでいるということなんだ、と。









バトルガール ハイスクール 第7話  守る力 △+







「強敵クエスト」やね、攻撃がカキーンってなって
敵の攻撃がどかーんってなる、極端な立場の交替だけど
実際の勝負事は滅多に「互角」ってはならなくて
本当はちょっとした差でも一方が圧倒するように感じがちってのはある。
「街を放棄する」とか時節柄「疎開」がおもいだされて
当邦の人にとってはちょっと重い状況ではあるね
そしてそれが戦うモチベーションになるってのが適切ではある
ちょっとうまいのは「不思議パワー」で逆転勝利ってのに
ここまで星守りの娘たちが本来のチカラを発揮してなかった
って設定があることで、今回の勝利に説得力がもたらされていることやね
別のメディアでやるのに際して「最初からやりなおし」ではなく
こうやって「ちょっと忘れてる・弱くなってる」ってあたりから
やるのが穏当で、やりやすいっていう一法になっているかとおもう。










恋と嘘 第7話  無言の嘘 △++







言葉をかたるものがウソをいって、言葉がないもののほうが
真実にちかいってのは皮肉な事実といったところかねえ
ラブホでちゅーをしてるとこが妙に静かなのもそれっぽいね
心臓とか心の声はうるさいぐらい高揚してるのに客観的な音はあまりない
もちっとおおっぴらなカップルだったらアンアンニャンニャンやろけどね
当作品にはおおよそにつかわしくないし
この抑制された昂ぶりがいかにも当邦の「正しい恋愛」のようにもおもえる。









はじめてのギャル 第5話 はじめてのパギャル △+







やべえ、何を言っているのかさっぱりわからんw
調度使われなくなったばかりの言葉だからねえ
流行でもなく、時の流れに耐えたのでもなく、まさしく
お亡くなりなったばかりの言葉だ。
「幼馴染み」を「取られた」から急にイメチェンするとか
おいしい状況だ、「ずっとこのままいっしょ」が破られて
その時のうろたえかたがこういう奇行にはしらせていると
考えると、すっと納得がいくというものだ。
と、同時にこのNTRっちゅうある意味胸くそな展開も
ギャルを使えばフォローできるという所に
新しく開拓された「属性」のうまみがあるというところ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハハッ、ワロス (アニメ感想)

2017-08-12 22:02:34 | アニメ感想2017年・3期






異世界食堂 第6話  サンドイッチ/じゃがバター △+







>サンドイッチ





よく考えてみればそれぞれの「推し」を
バンズではさんだだけのような気がせんでもないw
その中でカツ丼とオムライスはぶれないねえww
今まででてきた人達がそれぞれひとこと自分の好みを主張するっていう
まあ寸稼ぎではあるわな、それも豪勢な
まあ逆に考えればそれぞれの好みは「思い出」と結びついていて
「上手い不味い」で決定されてはいない、ということだ
それはこちらのように味を想像するしかない「見るだけ」の側
としては納得のいくところではある。





>じゃがバター




「調理方法を変えただけで魔法のように美味しくなる」とかな
「舞台を異世界にしただけで普通の素材のグルメ漫画が面白くなる」と
言ってみてもいいのかしらん。
ま、本当のところは「ひもじい生活」から一定の距離があるからこそ
道具に工夫が生まれて、手間もかけられるというわけで
そういう「幸福の味」をたのしんでいるのかもしれん
それなら「女の娘がやたら風呂に入る」のもそういう余裕があることの
証明ともいえんくもないな、見る側もたのしいのでWinーWinだw










プリンセス・プリンシパル 第5話  case7 Bullet & Blade's Ballad ○







「電車の中で馬鹿騒ぎをやる」ってのは動画をつくる人のウデの見せ所やね
チャンバラも混ざって横に縦に大騒ぎではある。
脚本が「最初は敵だったのが最後は一緒に戦う」って展開の典型的なやり方
「いたいのいたいのとんでけー」をはさむのがミソやね
まあこういうのが「あざとい」とおもわせないぐらいに
中身を濃ゆくもっていかなければならないのだけど。
「銃」と「刀」の違いが鮮明、銃は「引き金を引くと何か人が死んでた」って
感じなのに刀は人をじかに斬るなり突くなりせんといかんので
そこにはそれなりに技量と覚悟が必要になるわけで
そういう「真剣さ」ってのも当話は充分に消化できているとおもう
あと銃殺だと「死に際の台詞」がショック死でいいづらいけど
刺殺ならなんとなくタイムラグがあってきっちり言い切れて見栄えがいいね
スパイものとしてハナシの後味はいつも苦いけど、見る側はスッキリする
そういう矛盾もまたスパイの宿命なのかもしれない、あるいは「人間」の。









異世界はスマートフォンとともに。
第5話  スライムキャッスル、そして新機能。 △+







スライム、それは男のロマン






なんかン十年ぶりにスライムで楽しんだような気がするぞw
これはもう「死んだ嗜好」なんで蘇ったたのしさだわなあ
ほんとうはもうちっとこうねちっこくやって欲しかったのだが
まあ作品と冬夜クンの志向でこれぐらいが限界ということだろう
浅井ケイくんのように「理性」の方が常に勝つのだ
それはそれでオトコノコのロマンでもあるからね。
ちなみに「皮膚とか肉まで溶ける」っちゅうのもむかしあって
それはそれで特殊な嗜好の人の楽しみを満たすこともあった、放送できんだろうがw










サクラクエスト 第19話  霧のフォークロア △+







学校へ行こう!






廃校間際の学校の描き方が実に的確だねえ
ちゃんと「リアルに」どういう扱いを受けているかがわかる
と、同時に「学園もの」が乱造されている当アニメ業界から
そこを「卒業」した後を描いているのがPAさんらしいとおもう。
おでん探偵に限らないけど今ある仕事をある程度一生懸命やってると
別の仕事が舞い込んでくるってのはあるよねえ
クォリティや能力だけでなく、なんというか「熱気」に惹かれるようなかんじ。
由乃が周りの人間や、間ノ山にもたらしているのがそういうものだと
わかるというものだ。










サクラダリセット 第19話  BOY, GIRL and ―― 4/4 △+







完璧な少年、完璧な少女






「未来予知」ができるのだから「泣く」ことまで見越して
シャワーを借りるとかおおよそやってられないですね
まあ「自分の死」まで「計画」に組み込んでしまうような娘だから
動画的にはありがたい「シャワーシーン」が別のエモーションで
支配されてしまう、というのがこの物語の強度といったところか。
しかしまああれやね春埼か相麻か、どっちかに関わっていると
どっちかがあぶなくなる法則があるねえ、当たり前だけど
それは「スキ」ともとれるけど、ともすれば「完璧」でない
「人間」にはできることが限られるという、ま言ってみれば「救い」
があるのかもしれないねえ、全知全能のえらい人は物語にはならぬ
ということだ、当作品は大分それに近い人達だけどそれゆえに
ってあたりを描いている。























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こいつ、ナワバリバトルのやりすぎで頭が・・・ (アニメ感想)

2017-08-08 14:10:31 | アニメ感想2017年・3期






NEW GAME!! 第4話  この…にぶちんめ! △++






ひふみひふみひふみ






ひふみんがいっぱいしゃべっててうれしいw
実際にボイスに出すばかりではなく心の声もおおいね(にぶちんめー)とかな
うまいのは立場が変わるのに際してどうしても声を出していかなければ
ならない状況があるから、って事情がある、そしてそうなったのは
青葉ちゃんっていうかわいい後輩ができて、ちょっとひふみんが
前向きに変わったから、ってのもあるんだろうねえ
そういう「先輩・後輩」の理想的な関係がこの会社にはあるね。



>はじめ×ゆん


「たしなめる関係」ってやつね、コウ×りんのとこと似てる
ゆんちゃん上のお姉ちゃんだから、板についてるねえ
昔はそういう関係性が成立していたけど一人っ子が多くなった
ご時世だとみんな他人に厳しいか、あるいは無関心ってなってる。
そう考えるとこういう関係性もファンタジーになっていくのかもね。









ゲーマーズ! 第4話  INTERMISSION
天道花憐とスランプ・デイズ △+






天道花憐の朝は早い





「使用前→使用後」のただしいあり方よな
笑って見ておけばいいのだけど人を好きになったことが
あるならこういう持ち崩し方はうなずけるはずだ。
あとはまあこういうおはなしなんで「優等生」では
何のハナシにもならなくて、壊れてからが見物になる
っていうとこがあるよねえ、そう「つくりもの」の
おはなしの主役はほぼ常に「劣等生」なのだ。









アクションヒロイン チアフルーツ
第5話  ぷろじぇくと・ぶる~ △+






ブルーは簡単に仲間にならないんだよ





特撮でもよくある「仲間集め」だ、忠実にいってる。
「歌唱」っていうロコツな弱点があるからそれを補填する
っていう実際的な必要性が、ハナシに真剣味をもたらすね
「ゆる部活」てきなやつだとやりすぎだけど
「村・町おこし」的なちょっと本気でやらんといけないとこではありだろう。
あとはまあ「ゲーノー界」っていうある意味過当競争な分野から
ちょっとはずれて、地元のヒーローショーで「やり直す」ってのは
リアルに「あり」かもしれんね、「地元」にしろ「特撮」にしろ
金と夢にあふれる「都会・第一線」からははずれているけど
それゆえに「やり直せる」場になっているともいえよう
もちろん「アニメーション」もそういう場でもある。









メイドインアビス 第5話  火葬砲 △++






仮葬法






「食べる⇔喰われる」って関係性の提示やね
実際に狩りをしなくても静かにかつ残酷にそれを提示することはできるわけだ。
リコをふたたび救った火砲のチカラが凄いね
ビームでどーんとか身も蓋もないけど、襲いかかる「自然のチカラ」に
対抗する炎がかよわい人間としては有難くおもえる。それは当然
当作品が「かよわい人間」を的確に描いているからこそであって
こういう「子供むけの」抽象的な画によって
オトナの曇った目ではなく「ありのままの」弱くて、うつくしい
姿が見られる、ってのはあるのだろう。








ひなろじ~from Luck & Logic~
第6話  寝るヒナは育つ △+






ダレ&水着回で、モチベーションそのままにお送りしています、といったとこw
ヴァカンスらしく、緑に水が美しくて、あとはトモダチとの
語らいで友情を深めてってとこで、なんにも文句はありますまい。
それは前作で異界(テトラヘブン)から美親さんたちが必死に護った
人間界(セプトピア)を当作品は描いていると言い換えてもよい
そしてそれはそれでちょっとセプトピアにも憧れがある、ということも。









ボールルームへようこそ 第5話 パートナー △+







本当のグンマ






なんかやかましい奴がやってきたぞw
ヒョードー君とはまた違った意味で対照的なやつだ
ってこうやれば妹はおとなしめの娘にしとけば卓がたつわな。
「パートナー交換」のこころみだけど、いいね
とっかえっこだけどそれ自体が「はじめて」っちゅうおぼつかなさがいい
そして踊る相手を変えるとやっぱり見違えるってのはあるね
仙石さんが「嫁にやる」って言っているのもわかるね
そこで赤城兄が雫をパートナーにしたがっているのも
わかるってとこに戻ってくるわなあ
それと女の娘を「エロ」以外の魅力で見る機会を当作品は
くれているねえ。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラスボスに銃で一撃で殺される (アニメ感想)

2017-08-03 21:39:51 | アニメ感想2017年・3期






Re:CREATORS 第16話  すばらしい日々 △+







「風呂回」や、2クールなら1回ははさむのが伝統行事やね
きれいどころが揃っているから、まあ有難いことではあるのだけど
果たしてそんなことをやっているヒマがあるのか、というギモンはある。
まあ全くインターバルを入れないのはかえって非効率だけど
なんというか「戦闘パート」と「ものづくりパート」がそれぞれのリズムを
阻害しているような、そんなフシがあるのよね、加えて「総集編」を2回はさんでる。
その上「敵味方」にハッキリ別れているからそれも空気の違いがあり
いったいどの温度の風呂につかればいいのか、迷いがあるようにおもえるのよなあ。
「聖杯戦争」にしろ「ものつくり」にしろ「はやり」の設定なのだから
その2つを一緒くたにするのはチャレンジではあるわな
そしておそらく同じような後続は多分しばらくやろうとはしないであろうと
おもわされる程度の迷いの中に当作品はあるとおもう。










将国のアルタイル 第4話 犬鷲の共闘 △+






同郷の先輩を「兄」とかって言うのはいいね
「友達」よりはちょいと敬意を払わなければならなくて
「立場」を主張するほどには組織と関わりがない時に用いるポジションだ。
ましてや互いに「滅ぼされた部族の生き残り」なのだから、思うとこもあろう。
さて「戦争」に関わるハナシをしているので「情報戦」のハナシは必須で
そのシステムと有用性は驚くほど昔から変わっていない、というところがある
情報機器の発達でその伝達時間・量・そして情報機器自体への対応とか
変わったところもあるけど、それを実行し、必要とするのは結局人間だ。
さて、刺客との闘いだけど、同じ犬鷲をもつ兄貴との共闘で
今までの単独の闘いとくらべてずっとやりやすくなってるのが分かるね
単独だとどんなにマフムートが腕利きでも不測の事態があるのに
2人になっただけでリスクが大分軽減されるのがよく分かる
そんなかんじで「情報」の大事さだけでなく「仲間」を集める必要性も
同時に教えてくれていると言わんばかりではある、大業を成さんとするならなおのことだ。










賭ケグルイ 第5話 人間になった女 △+







タッグ戦、それも1話目でボコった相手とコンビ打ちとか、いいね
みんな腹にイチモツあって、それを先に見せた方が負ける、というしかけ。
メアリーさんも家畜に落とされたきっかけになった夢子に
その脱出のきかっけになるのならデレもするというのが生生しいね
スポーツ選手が普段は最悪の仲なのに試合中のパフォーマンス次第で
マブダチになるような、そんなリアルな関係性が「ギャンブル」の中で描かれている。
面白いのは対戦相手のつぼみちゃんまで寝返らせていることで
「完膚無きまでに叩きのめす」ってのはこういうことだということなのね
金も、信用も、構想も全てで勝利して、暴力も排除するというあり方
ともすれば「ギャンブルに勝ちさえすればいい」ってなりがちなギャンブル漫画で
ちゃんとそれ以外の「人間」が描けている。









セントールの悩み 第4話
ラブレターをもらって困惑する…その心は?
/UFO、UMAの類を信じるか信じないかでタイプが分かれるよね。 △++








赤か黒か






異性から好意を向けられて急に自分のカラダの様々なとこが気になる
ってのはあるかもなあ。オンナノコはエロいというか即物的なのだ。
ま、そうやって「見せ合いっこ」って展開にもっていくのがいいね
自分ではできないことでも他人ならできるかもしれんし
かといって相当仲のいい友達でないとできないことでもある
こんなかんじで自分のカラダを折角恥ずかしい想いをしてチェックしても
結局オトコノコは乳しか見ていないとかってオトすのがいいあんばいだ。





UMA




「亜人」の世界なんで「UMA」の扱いも当然変わるよね
全くの異分子ではなく自分達の隣の存在といった距離感だ
こうやって「は虫類」のフレンズを出すとなんちゅうか
「哺乳類」「鳥類」とはさらに異なる「何者か」ってのになるね
そこを楽しむか、嫌がるかは人それぞれだけど。










はじめてのギャル 第3話 はじめての黒ギャル △+







白いのを出したら黒いのもださんと、っていう美学的展開
黒いやつもただの色モノからたのしみ方が最近わかってきた感じやね
白いとこや赤いとこが目立つからそのコントラストをたのしむ、みたいな。
まあそういう身も蓋もないエロの一方で「百合」的なたのしみを挟んでるのね
マジで気の合うダチだとそういう「恋愛感情」にまでいくかもしれんということで
「百合もの」ならいつもの展開だけど、こうやって「ギャル」とか
挟むともうちょっとうまみのある展開になっているかとおもう。









恋と嘘 第5話  命がけの恋 △+






野外で親交を深めるとか、いいですね
やってることはとても健全なのに「法律離反」という
SF的なかんじではあるわな、でもまあこういう「他人」が
いない場所で、自然とふれあいながら近い人のいい所を
見つけていくってのは無理なくいい方法ではあるわな
そういう感じで当作品極めて「健全」でありながら
ちゃんと恋愛の「イタくるしい」部分にも触れる繊細さがあり
安心しながらハラハラできるという次第。









アホガール 第5話  夏だ!アホガール △(+)






>国語





高校生にもなって「~の心情を答えなさい」とかって問題でるかなあ。
まあ、あれですな「教科書」の問題って身も蓋もないから
イジっても面白くもなんともならないのね、まずはそれが分かってないかと
面白くなる場合はいわゆる設問に対して「苦しい解答」をしている場合で
文脈もなにもブチ壊す芸は、本人とうるさい奴だけが面白がるってしかけ
よしこはアホなのでまさしくそういう展開になっているかと
私は面白くなかったけどw






>水着





夏休みなんだから基本的にはよしこでなくても高校生はアホになるのだから
ほっとけばいいののによしこの母ちゃんがしゃしゃり出てくるのよなあ
あの人もアホだけどなんちゅうか「アホな女が世の中を渡る為のいやらしさ」が
あってそれがよしこのような天然のアホさとはちょっと違う意味合いをもってるのね
基本的には当作品にはそういう「不純物」ってのは期待してないのだけど
まあただのアホを描き続けるとか、作り手側がもたないわな
当作品はある意味そういうハードルの高いことをやっている気がする
あるいはギャグ漫画の宿命とでもいおうか。




















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする