意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

そんな役に立たん目玉はくりぬいて. あとに銀紙でもはっておけ! (アニメ感想)

2021-05-29 23:20:26 | アニメ感想2021年其の二






究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら
第8話 入隊と洗礼 △+






軍隊っちゅうのはまずイキがっている新兵を命令だけを聴く豚に
するところからスタートするんで、この扱いは正しいんだよなあw
逆にウデにおぼえがある強者は軍隊なんて拘束される場所
なんてよっぽどの理由がなきゃこないわけで、まあ
フルメタル・パニックをさかさまにしてフルメタル・ジャケットに
戻ったような、そんなようなハナシだわな。
しかしまあなんというか終始女性陣が優しく面倒をみてくれるのが
本当に情けないですよねえ、しかしこのみじめさこそが
まさしく生の実感なのかもしれんの、まあこれじゃこの世界で童貞を
捨てるのは限りなく不可能だろうがw 







ゾンビランドサガ リベンジ
第8話 佐賀事変 其ノ壱  △++






満を持して夕霧姉さんメインのハナシだ
そこで「佐賀県」が「消滅」するハナシをするのは
まさしくあつらえたようなもので、どれぐらいの段階で
このハナシを切ろうと意識していたのか
しかも「ゾンビ」まわりのハナシもぶっこんできて
思いもよらずハナシが佳境にはいってきて昂ぶるねえ。
しかしまあボクは「ありんす」っちゅうヤバい語尾を
ここまで自然に使いこなす夕霧姉さんの個性こそ凄い
かもと思えるね、あまつさえ「ゾンビ」になっても
そのはんなりとしたあり方が変わらないのだから
なるほど「究極のおいらん(偶像)」と呼ばれていたのも
納得がいくところではある。







異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω
第8話 王都来訪 △(+)






異世界来たのなら「王都」にはいかんとなあw
ボクらには「都」はあっても「王」はおらんからね
もの凄くテンプレの「宗教はキチガイ」てきな扱いで
ルマキーナちゃんが泣いちゃうのも無理ないや
まあじゃあ「これがホンモンの宗教だ!」なんて
異世界転生もの「ごとき」で切実に描く必要はまあ
おおよそワリに合わないわなあ、体のいい悪役を
押しつけられるっちゅう経済的な理由がいいとこだわな。
ここでは悪行の証拠が草を刈るぐらい簡単に見つかるし
まあこのお約束の流れにのっかっておけというところだろうね
蜘蛛さんのほうはもうちょっと頑張っているみたいだけど。







SSSS.DYNAZENON
第9話 重なる気持ちって、なに?  △++






探してるふりをしながら本当は探されたい






先週怪獣とココロをちょっと通わせて面倒になってたのに
またぞろ怪獣を仲間にするとかいい度胸よな
しかしまあそれを踏まえたからこそ今週の3体合体が
イケたのかもと考えるとシナリオよくできとるね
すごいのはくだんの夢ちゃんの姉ちゃん自殺疑惑事件で
姉ちゃんの元恋人っちゅうやつを出して夢ちゃんに
「何にもできなかったんですか!」とか言わせるとこやね
彼氏彼女だったのにこうドライだとさすがの夢ちゃんも
ショックですよねえ、彼女も現代っ子らしくドライなのがうりだけど
流石に実の姉が死ぬのを消化するのはつらいだろうね
かといって探偵のように解決できるわけでもなく、そういう
「怪獣退治」っちゅうごり押しの裏側で、きわめて現代的な
冷めたドラマが展開しているのが当作品のうまみだ。






 

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ニーアオートマタの主人公はニーアではない (アニメ感想)

2021-05-26 18:08:44 | アニメ感想2021年其の二





スーパーカブ 第7話 夏空の色、水色の少女 △++





「学園祭」っちゅう定番のイベントにこのカブ第一主義の
ハナシとどうからませるかってだけで注目だわな
ちゅうのも「なれあい」からは一歩距離を置いたハナシで
かといって「不良」ほど拒否しているわけでもない距離感で
となるとこの「運び屋」ぐらいがまことに調度よい距離感で
しかも秋の信州がぞんぶんに感じられるしかけで
コーヒーが美味しくなる時期でもあってそれをJkが
すすっている姿が本当にうつくしいのだわなあ。







86-エイティシックス-
第7話 忘れないでいてくれますか?  △++





黒い喪服のエトランジュ





ほんとうにキャラクターを「まびく」ので今回の会話には
特別なチカラがこもるわな、「消耗品の矜持」ってやつ
そして消耗品を大事に扱う馬鹿はいないんで、ごらんの有様だ
ちゅうか反乱前提のこのシステムをつくったってことは
よっぽど逼迫してる状況だったのだろうねえ
そういう「人造」をぞんざいにあつかうことは刹那「存在」の価値に
ふれるわけで、ボクらはミリーゼちゃんと一緒にその
情報を共有しているわけだ、いうところの「豚」としてな。







ひげを剃る。そして女子高生を拾う。
第8話 夏祭り △+






「長瀞さん」とはだいぶん趣の違うありさまで
それでいて見るところが両方にそなわっているかと
そう、造っているのは「おもいで」で、それを重視するのは
女性的で、繊細な年頃であろうというきわめて普通の事態だ
むしろここでは男性の主人公ふたりのほうのココロの動きの
ほうが見物かもしれんね、オンナ連れでもなきゃ
「夏祭り」を印象深くするのはきわめてむつかしいわな
そしてそれは「性道具」としてだけでないうつくしさを
見いだす日本人としては最もわかりいい状況ではある。







NOMAD メガロボクス2 
第8話 終わりの始まりに、虹の軌跡はアーチを描く △++






いわゆる「かませ犬」がライバルに逆転勝利をして
見ている側もほーっっとなる次第
なにせ前話でさんざんあぶってきた「リュウ」っちゅうライバルを
放り出すっちゅう贅沢なことをやっているのだからねえ。
このハナシ、少年誌的「勝利至上主義」からもの凄く遠く離れて
「負け犬」を最高に描ききってやろうという気が溢れていて
「過去の栄光」をキチンと提示して破壊するという
まあ視聴者にビンタをかますようなことを続けている次第
しかしまあ勝負事にのぞむ者の不安感と負けたものの喪失感は
こういうものだということなんだろうね。





 
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生きるだけで大変で後悔が山積みだ (アニメ感想)

2021-05-21 22:27:47 | アニメ感想2021年其の二






灼熱カバディ 第7話 STRUGGLE △++





スポーツで点差が詰まっている時の緊張感ときたらねえ
この「誰でも分かる盛り上がり」の状況が「日常」から
はるかに乖離した状況ですわな、数字はウソつかんので
ふだんのウソばっかの生活とは真逆の状態ではあるね
そう、「人気動画投稿主になる」とかよりはよっぽど真摯だ。
5人全員で1人を押し倒しにいくとかここまでもってくるのが
まずは上手だわな、というかこの競技点差をひっくり返すのが
むつかしい競技っぽいから試合展開が重要で、そうでありながら
フィジカルも必要という脳筋なのかそうでないのか
ようわからん魅力にあふれてるね、そしてここまで真面目に
視聴してきた人らは「カバディ」という言葉を息を吸うように
自然に受け入れられるようになっていることだろう。







 聖女の魔力は万能です  第7話 章間  △+






ここまで放ってきたもうひとりの「聖女」にスポットがあたる
ライバルキャラのような立ち位置なんで積極的にからんで
くるかと思わせて、消極的でかつ面倒な立場になっていて
これはこれで丁重な扱いではあるわなあ
というかこっちのアイラさんのほうが「異世界転生もの」してるかもね
あるいはセイが社会人編でアイラさんは学園編といった区分か
「仕事」で「チート」をするたのしみはもう知られたところで
あとはどんなことで優越感を満たしてやろうか、これだけ
異世界転生ものがあふれているなかでそれを発見するのは
さすがに容易ではないだろうね。







幼なじみが絶対に負けないラブコメ
第6話 最後に笑う者 △+






「芸能界」って「ラノベ」ととことん相性がわるいわな
そりゃそうでやっている行為がまったくあべこべだし
流石にテレビ媒介のほうがまだ1000倍ぐらい儲かるだろうしね
そういうもろもろのうらみつらみもあって
とても自然な流れで事務所には入らないですわなw
また、小説で「現実」の「めんどうくさいしがらみ」を描いて
面白くなる可能性が1ピコもないんで、まあサブカルチャーが側
らしい展開だったかとおもうね、とここで「中間」的な
「動画勢」をもちだしてきたわけだ、これなら
「スポーツドリンク」を「ドラッグ動画」として処理も可能だわな
これは「テレビ」が自己のイメージをまったく破壊できなくなった
うすのろさ加減を正当に揶揄しているともいえよう。







ゾンビランドサガ リベンジ
第7話 マイマイレボリューション SAGA △++





「学園祭」とか時期的にももの凄く「調度いい」すわな
ちゅうことは「何か」やらないとロックにならんわなあw
まずは「マイマイ」っちゅうド級の濃いめキャラぶっこんできたわな
本渡さんとどっか似てる花澤さんまでつけて1話で主役を食う
濃ゆさで新メンバから人類史上最速で「卒業」させてきた。
あとなにげにこの「無茶ぶり」にフランシュシュが粛々と
対応しているのがすごいね、時間もあまり無かっただろうに
学園祭ぐらいなら対応可能っちゅうアイドルとしての地力が
ついているのが感じられるかとおもう、とまあ表面は
かぶき者なのに裏面はアイドル立派にやっているのがうまいかと。

 
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No pain No gain (アニメ感想)

2021-05-15 23:07:30 | アニメ感想2021年其の二





NOMAD メガロボクス2 
第6話 無力だと自覚しても、神は踏み絵を差し出す  △+





ほんとうにウケがよくないハナシばかりしてて、大丈夫かw
南部のオッサンが死ぬまでとチーム番外地の解散までの
「夢のなれの果て」を執拗に描いて、しかも今の有様まで
確実に繋いでいくのが執拗よな、「チャンピオン」で
あり続けるのを描くのは「アニメ」では(というか何でもか)
死ぬほど難しいことで、当作品はそのさまを的確に
描いているかとおもう、「生活」の為にいっぱいの「敗北」と
「犠牲」を受け入れるさまがやるせないね
そして当話の最大の見せ所はジョーがリングに大の字になって
目一杯の怒号と侮蔑とはずれ券がリングに舞うところやね
しかしまあそのさまの美しいことよ。







転生したらスライムだった件 転スラ日記
第6話 うつろいかわる △+






テンペストどころか敵対勢力までうかれていて
この「敵側のゆるみ」まで描くあたりがスピンオフっぽいね。
日本文化を積極的に導入していて、「恒例行事」に
なった側としてはどう根付いていくかが興味深いとこだ
なにせ本当に死者が戻ってくるのだから意義の価値がちがうわなw
シズさん序盤で切るにはおしいキャラ立ちだったから
これも最近の作品の流儀っぽいよね、いわゆる「はじまりの犠牲」
ってやつで、テンペストが今の興隆をむかえるのにあたり
とても大きな影響があったのを考えると今話でふっと
戻ってくるのも意義深かったかとおもう。







究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら
第6話 ナイフとノコギリ △+






自分を殺したくて仕方ない幼馴染みと
自分を拷問したくて仕方ない拷問人の夢の対決っすねw
このハナシ「魔法でどかーん」みたいな展開が
全くなくて、ステゴロがセスタス並にマンセーなんで
動画的にはみどころがあっていいよね
憎悪している人間のもっとも嫌がることはそいつを
別の件で喜ばせることで、土壇場で的確な対応だったかとおもう
しかしまあこのアリシアの憎悪の落差をファイルーズさんは
凄みがかって演じているかとおもうね、見事。






 
SSSS.DYNAZENON 第7話 集まった意味って、なに?  △++





まさかのまさかの怪獣少女とナイトの再登場で
おーっとなりましたわな、「つながって」るのね。
ダイナゼノンチームだけど訓練された戦闘員ではないから
調子が良いときはイケイケだけど
ちょっと歯車が狂うと途端に弱体化するのがうまくて
そこに良いタイミングで「助っ人」が入り込むのが
「つくりばなし」としてうまいかとおもう。
しかしまあ不思議な感覚よな、こんだけ街で大暴れしているのに
そこの人々は不気味なぐらい落ち着いているもので
主人公達のまわりだけ精密にココロのうごきと関係が
描かれているという事態、まるで仮想空間のような
あるいは若人の心理のような、そんな感触。




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キシェシェ!キシェシェ! (アニメ感想)

2021-05-13 02:39:28 | アニメ感想2021年其の二






スーパーカブ 第5話 礼子の夏 △++





礼子のカブがボロッボロになっているのがまずは目につくわな
それこそ事故でもおこさないとここまで痛まないだろう。
富士山のバイク登頂にあたり、今時分は無許可では
むずかしいので仕事として入り込むとことか
車両用の路を正確に描いているのがさすがですわな
アニメの美少女をこんだけバイクですっころばせ続けたのは
前代未聞ではあろうね、そういう意味でも「何か」特異
なことをやっているのはたしかだ。
ふだんはインスタントな食事の小熊ちゃんがわざわざ
お好み焼きを振る舞うのは友達とのちょっとした贅沢と労いで
この衒いの無さは「もやしパーティー」を越えたかもしれぬ
このまったくスイーツでないハナシはまったく見過ごせないかと。







シャドーハウス 第5話  “お披露目” △+





 人形の数だけ主がでてきて、せわしないね
単純にこのススにまみれた城の生活も興味深いけど
どうも「人形」を通して魔術師てきな「競争」があって
それが極めて謎につつまれているのが面白いかと
きほん「主」の「顔」がわりをしないといけないから
人形の制作にあたり何らかの関与がありそうなものだけど
そのあたりの説明はほとんど成されていないねえ
そしてこのナゾナゾだらけの城でわれらがエミリコちゃんは
視聴者のボク達とほぼ同じ視線で元気いっぱい生きているかと
その「お花畑」てきなあり方がほかの人形たちとは一線を画する
「個性」として、あるいは「主人公」としてハナシの中で
機能しているのがうまいかとおもう。







やくならマグカップも 第6話 空と風の庭 △+






実際に母親の「芸術」を提示してくるのだから
ぐうの音もでないとはこのことだわな
こちらの主人公は真面目なんで、かえってきょうび
珍しいタイプの主人公かとおもう
出来る作品もなかなかこう仕上がらなくて
しかもカタチが具体的に残るのが「芸術」の
基本的なよろこびとつらみとしてこれまた真面目に
描かれているかとおもう、って固いハナシよなあ、陶器だけにw






 
戦闘員、派遣します!     
第6話 戦闘員、派遣します! △+





いつもどおりバカっぽいハナシをしながらむつかしいハナシをしてる。
そもそも「仕事が無くなった傭兵の仕事先を探すための異世界転生」とか
とんがった設定だったわな、で今回のハナシは要約すると
「状況を打開できるスパイの男を女の武器を使って引き留める」
っちゅうどうにもこうにもおとなな展開なんだけどね
それを「敵国に滅ぼされかけている国」って状況までふくんで
ここまで滅茶苦茶にできるのはある種の才能ですわなw
当作品、けして高品質・良演出の作品ではないのだけど
その「ふざけ」加減で世界をつくる「シリアス」を圧倒する
そういうたのしみがあるかとおもう、ちなみに「科学」に
たいする真剣さはDrSTONEのほうが1000倍は真面目かとw





 

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やめられないんだよ、ギャンブルってやつはね (アニメ感想) 

2021-05-07 23:14:14 | アニメ感想2021年其の二






ひげを剃る。そして女子高生を拾う。
第5話 現実 △+






オトナの他人があれやこれや沙優のことをかまうので
捨てたものではない世界やね、性道具としてあつかうものもいて
まだそれよりも耐えられない環境もあって、なまなましいね。
とまあこのおはなし「ラノベ」としてゆるんだ会話・展開が
あまりなくて、むしろ巷やテレビに氾濫している言葉を
「萌える」画とかで処理しているような面白さがあるね
むろん「中の人」はプロなんで、通常よりもずっと
耳に入ってくるのはたしかで「高校生の時分は
思っているより世間が価値をおいている」って真顔で言われれば
シュンともなろうというとこだ、まあここで人生が結構変わるのは
オトナなら経験でわかるところなんだけどね。







ドラゴン、家を買う。 第5話 集まってる家 △+





ふってわいたようにできた「子供(ピーちゃん)」と
「集合住宅」をめぐる、ありそうな「現実」を「異世界」で
処理したひとまくやね、ご近所トラブルにヒャッハー(勇者)の襲来とか
ここはウチの近所かってなぐらいに「ありがち」でさあねw
世間のしがらみから一時解放されるために「異世界」みてんのに
また一周して「身近な事態」を見ているのも不思議なハナシだ
でもこのおはなしはそもそも主人公のドラゴンが弱者なので
「ふつうの旅路」そのものが興味をおぼえるし
「悪意」だらけの世界観だったら生き残れないだろうし
(そもそも家さがしなんてしないだろうし)
そういうおっかなびっくり世界とふれ合うのもまたたのしいかとおもう。







 
幼なじみが絶対に負けないラブコメ
第4話 桃坂真理愛襲来  △+






ヒロイン2人とも幼馴染みなんだからそりゃ負けないわw
初手の大騒ぎが終わって、もの凄い勢いでラノベ的に
オンナノコが増える様がおもしろいねw
このおはなし女性陣ばかりか野郎共もハルのことが大好きなんで
しかもみなさんハイスペックなかたがたばっかりで
まあ「理想の学園生活」をマンキツしているかとおもう。
しかしまあ考えてみるとこれは相当な離れ業だわな
「告白コーナー」でコクって、振られて、そうでありながら
ラノベ的「ぬるい関係」が壊れていないのだからなんだこれはってなるわな
この超絶強力なメンタリティこそがラノベの神髄なんかもしれぬ。



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先に地獄で待ってて下さい (アニメ感想)

2021-05-04 21:32:31 | アニメ感想2021年其の二





NOMAD メガロボクス2 
第4話 魂の花が咲けば、愛を失ったためしはない △++





「3・4話目で主要キャラが死ぬのは名作」っちゅう法則に従えば
当作品もその枠に入るわけだが、とにかく「流行らない」要素
ぶっこみまくっていて、いっそ清々しいわい
ひとつ、メインはおっさんばかりである、ふたつ、オンナノコでてこない
みっつ、子供はクソガキばかりである、よっつ、バトルは派手ではない
そして何より「ジョー」っちゅう「主人公」がセコンドについてるしまつだ。
ほかにもね「流民」が場所を求めて戦うとか、身もふたも無い目的があって
それが「切実に」つたわらないであろうという最初から諦めている
というほんとうに捨て鉢な感覚があるわけで、まあ「ボクシング」
がかつて抱いていた、あるいは現実に貧困からの脱出の手段としての
「なまなましさ」が当作品にはあるとおもう、にしても
「試合後の急変の死」とか「現代スポーツ」としてのボクシングでは
もうなかなかないだろうね、引退せざるをえない事態は起きるかもだけど
ここまで「死」のにおいはもう嗅ぐことは「現実」の
ボクシングでもできまい。







ゾンビランドサガ リベンジ 第4話 純情エレクトリック SAGA  △++






ブチ壊せ!





「ロック」に手を染めるのは「いかにも」だけんども
意外にもここまで触れてこなかった要素ではあるね
っちゅうのも「ゾンビ」なんで最初からなんかが「壊れ」ちょるからね
しかも「アイドル」としてはなんもアドバンテージがないから
ほんとうにアタマのわるいハナシではあるね(褒)
「前座だから」とか言っていたらメインステージは遠いわけで
でも実際やるのはリスキーなわけで、そういう「壁」を
設定とは裏腹に直球でブチ壊しにきているのがたのしいね
あるいは「現実」よりもアニメーションはずっと遣りやすい場所だとおもう。







SSSS.DYNAZENON 第5話 恋人みたいって、なに?  △+






そうだねえ、一緒に姉の死の謎を追えばそうなのか
それともビールをあおいで愚痴を聞けばそうなのか
水着を着てウォータースライダー降ればそうなのか
それとも抱かれればそうなか、ようわからんよねえ。
このおはなしはそういう「ひたれない高校生」を
「怪獣」による乱痴気騒ぎの裏側で繊細に描いているとおもう
いっぽう「乱痴気騒ぎ」の方もそれを吹き飛ばすように
合体あり、次々と新兵器ありで、動画としても見物になっているかと。







Vivy -Fluorite Eye's Song- 
第6話 Sing My Pleasure -あなたを愛する-  △++





そうだねえ例えば「お笑い」とかみてて前日までゲラゲラ
笑っていた人が次に日に自殺したりすると、暗澹たる気分になるわな
そういう「いいもの」でも「救えない」なにかが
人間っちゅうちょい複雑な生物にはあるわけだ。
「模範的なAI」が物語の重要なキャラになっていて
それがことごとくVivyと関わりがあるのは偶然ではあるまい
あるいは「歴史」に登場する「英雄」のような印象を
かさねることもできよう、このおはなしは現代の「神話」みたいだ
少なくとも過去の人類が「神話」に抱く切実な何かを
当作品は含有している。







イジらないで、長瀞さん 第4話 センパイ、顔真っ赤っスよ~?
/センパイは、もうちょっと……  △+






当作品は「異性にふれて遊ぶ」っちゅう幸運を描いてるね
当然だけど一方的な関係でなく相互にたのしいわけで
しかも純なオトコノコの反応は男のわたしもたのしいのよね
今回は長瀞フレンズもちょっかいをかけてきたわけで
まあ女子って他の娘にオトコができると自分もつくろうとするように
同調意識がつよいわなあ、とおもう次第
ここでは黙って寝てればかわいいのに、っちゅうのを
「モデル」をやることで美術部てきに報われた次第かと
異性を描写したり写真に撮る行為は直接やる次にいやらしい
行為だとおもう。





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