20年ほど前だったか、ポニーテールのようにギュッと強く髪を結んでいると髪が引っ張られて(生え際などが特に)薄くなってくると雑誌で読みました。
たまたま私はあまり髪を束ねているのが好きではなく、プライベートでは束ねません。
長時間、ギューっと束ねていると頭が痛くなるというか、重くなるというか。
いわゆる血行不良を感じるので、部分的にガチっと留めるのもどちらかというと苦手です。
ただ、ロングヘアなので仕事中は束ねる必要があるため、ほどけない程度に強すぎないように束ねています。
で。
上記の雑誌の内容。
これまで何人かのお客様でそういう方に出会いました。
たいてい60代以降の方なのですが。
「ずっとアップヘアにしてたら、見てこれ~。ここが薄くなってきてんねん。」と。
生え際全体が右耳~左耳の辺りまでグルリ~と薄くなられていました。
もうアップにしないこと、と
ヘッドマッサージをすることで血行がよくなって抜け毛が減る、
もしくは毛根が死んでさえなければ多少でもしっかりした毛が生えるかもしれないのでヘッドマッサージをこんな感じでしてみて~。
と自分で軽めに行うことをお伝えしたり。
そんな風にご自分からおっしゃられない場合でも、あまりにひどい時はみたら解りますので
「ずっと髪をひっつめていました?」とたずねることもありました。
どうもアップにすることでお顔が引きあがるリフトアップ効果を得るために、皆さん40代頃から髪をポニーテールやアップにするようで。
長年そうされている方は髪の生え際が特に目立ってきてしまうようです。
剛毛で、髪の量が超多いという場合をのぞいては、仕事上(衛生上)髪を束ねる必要がある方もギュっと顔が引っ張れるほど強く束ねるよりは崩れない程度にゆるめの方がいいのかもしれません。
ちなみに。
ずっとギュッと束ねている時はお顔も引きあがっていますが。
その間に肌もギュッと伸ばされていますので。
髪をほどいた時に、ものすごく垂れてしまいます。
それを長期間行っているとお顔の皮膚がずっと伸ばされた状態になってしまうため、
髪をギュっと束ねていないとお肌が垂れた状態になってしまいますのでご注意を。
長時間ふくらんでいた風船の空気を抜くと伸びてる・・・みたいな感じということです。
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