29日に法隆寺に行ってきました。
法隆寺なんて小学校の遠足以来かも?というくらいぶり(笑)
それで、JR法隆寺駅から法隆寺に向かって歩いている途中に奈良法隆寺観光 いかるがの里観光案内所があり。
レンタサイクルがあるので借りようかと中に入ったら、無料で法隆寺の案内をしてくれるボランティアさんがいました。
2日前までの申し込んでくださいと書いてあったのですが、震災のために自粛?かどうかわかりませんが、どうやらGWの割にはすいていたようで案内していただけることに。
英語で外国人にもガイドをすることがある、というご年配の中谷さんという美しい女性の方に案内してもらいました。
法隆寺だけで2時間かかりますけど大丈夫ですか?と聞かれた時にはとってもビックリしましたが(笑)
一つ一つ丁寧に建物に関して、いついつ火事になって、とか修復時期などを教えていただいて、濃密なひとときでした。
これは南大門の金剛力士像。
右の阿形は当時つくられた泥土のままで保っているとのこと!
(だから赤い着色がとれてしまっている)
ひえ~すごい!
ちなみに左の吽形(写真なし)は顔はまだ造られた当時の泥土だけれど、胴体はすでに木造に変わっているとのこと。
うーーんどちらにしてもすごいかも。
法隆寺。
左側にちらりと五重塔。
ガイドさんが五重の塔の構造図を見せてくれながら、なぜ地震で倒れないかを説明してくれました。
ん?教科書に載っていた構造図とちがうような?
(まぁ私の25年前の記憶の方が定かではない、笑)
それで、何が驚いたって、
戦争の時に五重の塔は背が高いから目立つから爆破されてはいけないと、全部分解されて農家の納屋に運び込まれたのだそうです!!!
昔の建築物は木を組んで建てられているため(ねじ釘を使用していない)バラしても元に戻せるのは解りますが…
まさかそうしてバラして、戦争が終わったら元に戻したなんて。
すごすぎ~!
五重の塔に限らず多くのこうした国宝級の建造物は戦争時に分解されたとのこと。
もう一つ、とても驚いたのが聖徳太子の身長が180センチだったそうです。
当時日本人はとても身長が高かったそうなのです。
それが理由はわからないようですが、日本の歴史上一番背が低かった時代は江戸時代だそうで。
なぜゆえに?
「栄養失調でしょうかねぇ」なんてガイドさんに言っちゃいました(笑)
敷地内にある大宝蔵院では沢山の仏像などが展示されてますが、小さいものはお金持ちの人の家にあった仏像、など一つ一つの説明を聞きながら見ていると、いつも何気に見ているのとは違うもんだな~と思いました。
ということで歴史に超疎い私でしたがかなり楽しめました。
もしGWにどこへ行こうか迷っている方がいらっしゃいましたらぜひガイド付きで法隆寺へどうぞ☆
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