
さて、週末の連休は、子どもたちが一年間も待ちに待った、あそこに行ってきましたよ~

正真正銘のトレジャーハンティング!そう、鉱物採集の旅へ~(笑)。目指すは、長野県川上村。前回の印象が強烈だったので、今回はお宿には泊まらず、廻り目平キャンプ場泊。紅葉がきれいだった~

昨年、キャンプ場で拾った無価値な欠片みたいなのはさておき、鉱物って、国の財産だから勝手に取っちゃいけないんです


あ~、でもね、宿に寄ったら鉱物マニアのおじさまたちが、楽しそうに採ってきたのを見せて話してくれるわけですよ。こういう交流が楽しいので、やっぱり泊まればよかったかな?なんて一瞬思ったけれど・・・トイレをお借りして、やっぱりムリ

前回の朝飯前(そのときの様子はコチラをクリック)は、あまりにも入り口付近すぎたので、今回はもうちょい奥まで案内お願いしたい、とお電話で事前に頼んでおきました。でも、ふふふ、やっぱりアバウトすぎ~


ところが、ところがですよ!!!この方が、すごかったのですー!
普段は役者(テレビ見ない私でも、聞いたことのあるドラマなんかに出演されてた)という60代後半のおじさまは、マニアの間でも達人の方だった!自分たちでは、絶対にたどり着けないようなルートと場所を案内してくれて、それはそれは過酷な道のりでした


これね、写真じゃワカラナイけど、ほっっっんと急斜面なんです!まだ節々が痛い~


『ツバメ号の伝書バト』
アーサー・ランサムはごっこ遊びの金字塔ですね!こちらの物語では、鉱物探しではなく、金脈探しですが、私たちが登ったところも昔は武田信玄の金脈があったとかで、ところどころに採掘した洞窟が残ってます。あちらこちらがズリだらけ。え、ズリって何!?初耳でした。鉱物採集の際に掘り出した、いらない岩石の山のことで、これが歩きにくくさせて難易度をアップさせてます


それにしても、子どもたちはスゴイ。ホイホイ登っていく




今回は水晶よりも、ガーネットを採ってみたかったので、私はガーネットに集中!途中方解石がたくさんありましたが、茶色い土と岩場の中で、キラッキラと輝いていて本当にキレイ


一方価値があるガーネットのほうは・・・ん?ただの汚い石!?いやあ、これ素人には見分けるの難しいです


今回案内してもらったところは、緑水晶の産地でもあるらしく、そのほか貴重な松茸水晶と呼ばれるものも。松茸水晶は相当深く掘らないと見つからない、とツルハシで山を切り崩していく達人。「あ、あった!」と掘らずに次々見つけてしまう子どもたち(笑)。お友だちのお子さんは、ハート水晶と呼ばれる貴重なものも見つけて、あとで宿のおじさまたちに見せたらみなさん盛り上がってました。うん、鉱物マニア以外にはただの小汚い石にしか見えないと思います


でも、マニアのおじさまたちは結晶の仕方がレアだとか、なんとかで盛り上がる。ディ、ディープな世界だわっ。価値は正直私にはよくワカラナイのですが、自分で見つけて、洗ったものは愛おしい


しみじみ思う。原石ってホント素人目には価値がワカラナイ。けど、磨けば光る。人間も同じで、どんな人も磨けば光るんだろうな~

そして、ガーネットは、宝石チックに箱にも入れてみる。大きさ7mmくらいです(笑)↓

こちらは、次男採集コレクション。真ん中の茶色い岩みたいなのにガーネットがびっしり付いてるの分かります?これ、価値あるそうです(そうは見えないけど



達人のおかげで、本格的な採集となりました!達人ありがとうございます!
これ、個人じゃ行けませんでした。旅は道連れというか、ホント子どもたちってば強運。案内してもらえる保証はないので、初めての方は、やはり湯沼鉱泉旅館に泊まって、宿泊客の方たちと仲良くなって案内してもらうほうがいいかもしれません。
過酷だったけれど、あー、楽しかった

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