『今日の一冊』by 大人のための児童文学案内人☆詩乃

大人だって児童文学を楽しみたい、いや、大人こそ読みたい。
ハッとする気づきのある絵本や児童文学をご紹介♪

2017年ふりかえり

2017-12-30 04:19:15 | 徒然


※2018年より、ブログを移行予定です。こちらのgooブログは本日まで。
ありがとうございました!

新ブログは、コチラのサイトの『今日の一冊』から発信予定です♪(予定・・・というのは使いこなせるか未知数なので)もし、gooブログに戻って来たら、笑ってくださいませ


2017年は、一歩踏み出してみた一年でした。

おかげさまで、新しい出会いもいっぱいあって、そんな新たに出会った人たちに刺激されて、自分も色々挑戦してみたくなった。インプットだけでなく、この程度の私なんて・・・と思う気持ちを無理やり(笑)押さえて、アウトプットをしてみた年。

2月だったかな?Facebook『大人のための児童文学』ページを立ち上げてみたのも、最初はドキドキでした。児童文学は絵本と違ってマイナーだし、まあ30名くらいでも集まればいいかな、なんて弱気。今は、190名近くの方がフォローしてくださって感激です

面識ないけれど、児童文学好きという共通点のある方たちと、コメント欄でやりとりできるのとっても嬉しい、楽しい
ありがとうございます。じゃんじゃん、お気軽にコメント入れてくださいませ。

踏み出してみて分かったのは・・・あれ?意外と簡単!?

簡単というか、何を怖がっていたんだろう、という感じでしょうか。動かないから、色々妄想して不安になるんだなー、と実感。何でもいいから動き始めてみれば、次の行動が見える(と以前誰かが言っていた)。ホントその通りだった。不安になるのは、暇だからだったんだな(笑)。

子育てがあって、ずっとママ友以外の友人とは疎遠になっていたけれど、今年は旧友にもたくさん会いました。15年ぶりとかでした!
話すことないし・・・というのは会ってから持てばいい感想であって、会う前から推測で決めつける必要ない、って思ったら会えた。勝手な思い込みで、さまざまなハードルあげてたんだな。

色々、な~んだ、って感じでした


というわけで、2018年は、‟より軽やかに行動”の一年にしたいと思います☆

2017年ありがとうございました!
良いお年を~


ガッカリな宿のライブラリー

2017-12-28 11:31:17 | 旅行


そういえば、12月中旬の週末にシンガポール人の旧友と、河口湖の温泉旅館に1泊してきました。そこの旅館が楽しみだったのは、館内にライブラリーがあると聞いてたから。

しかーし!

これが、ガッカリだったのですよ。小ささは別にいいのですが・・・↓



なんて言うんでしょう、選書に本への愛情が感じられなかったのです。絵本の一部↓



あ~、もうもう私が選書し直したい!(←何様
泊り客の半分はアジアを中心とする外国人。スタッフは全員バイリンガルでお見事だったのですが、だったら本ももう少し日本語以外も置いてあげればいいのにな。

第一に!照明が暗すぎっ。読む場所には一応スポットライトはありましたが、本棚自体が暗すぎて、何の本があるのかよおく目をこらさないと見えないのです。形だけ整えたって感じでしょうか。読む人がいることが、想定されてない!

形整えるなら、選書も形にこだわればいいのに。そこは、見るからに寄せ集めの本ばかりで。もうちょっと、土地柄にあったものや、もしくは宿で一晩、二晩で読むのにいいような本にしたらいいのに、誰が読むの?って感じの本ばかりで。そんな感じだからか、私以外誰もライブラリーで本を手に取る人はいませんでした。あ~、モッタイナイ。せっかくライブラリーがあるのに・・・。


とはいえ、宿自体はとーっても快適で。館内どこでも富士山ビュー。時間ごとにサーブされる飲み物が変わるラウンジは快適で、友人とひたすら、飲み物片手にぼーっと富士山を眺める。もしくは、マッサージチェアに座り続ける(笑)。

友人は観光に興味がなかったので、たったの1泊だったけれど、3日分くらいのんびり過ごせました。日本人は、せっかく来たんだからあれもこれも、とスケジュールをタイトにし過ぎる傾向にあるけれど、彼女と私はチェックインに合わせて河口湖入りをし、チェックアウトとともに、何も見ず帰りました(笑)。だけど、何もしなかったから豊かな時間が流れてたのです~

お部屋は、子どもたちがいたら走り回っただろうなという広さ↓



ラウンジもいいけれど、ゴロっとダラっとするには、やっぱりお部屋の中のココが一番↓




子ども嫌いで、キャリアウーマン&独身貴族の旧友。誰もが知ってる大手有名企業のアジアパシフィック地域のVice Presidentをしていて、一方の私は、仕事から離れて久しい、ただの子育て母。何話していいかワカラナイし、実は会うのをためらったんですよね。けど、わざわざ私に会いに来るためだけに日本への航空チケット取ってくれたんだから、そのままの私でいいや、って開き直り。

会ったら大学時代のままで、くっだらないことでひたすら笑いあってました。金銭感覚違うので、買い物や食事のときはヒヤヒヤもしましたが。銀座三越のデパ地下でシャンパンやチョコレート購入まではいいのだけれど、いや、さすがに千疋屋でフルーツ買うのはやめようよ、とか(笑)。だって、デコポン1個1,780円

ヒヤヒヤせずに、優雅な週末を過ごせるようになりたいな~、と心から思った小旅行でした。

サンタセレクトの本たち

2017-12-26 12:50:34 | 絵本


クリスマスはいかがでしたか?
我が家は、子どもたちが順番に体調を崩し、それでも治ればすぐにクリスマス会に出かけたりで、てんやわんや

サンタさんへの期待が大きすぎて(特に小6長男)、サンタさんにも相当のプレッシャーが!ネタ切れで誰か助けて~、って感じの毎年この時期。
なんせ、純粋すぎてどうなの?っていう長男のサンタさんへのリクエストは、超能力、動植物と話せる能力、瞬間移動能力、ですからね。どうやって、プレゼントするの、コレ・・・。

今年は、宝探しは勘弁と思ってたら、ご丁寧にお手紙にも「今年も宝探ししたいです」と書かれているから、サンタさんもやらないわけにはいかない
普通にツリーの下へのプレゼントに加え、鉱物類は、ヒントのお手紙メモ×6通に沿って探していく形式。そりゃ、楽しいよね。

ちなみに、長男は興奮しすぎて寝れなくて、2階でお父さんとお母さんがガサゴソしてたと言っておりましたが、それでもサンタさんを頑なに信じております。
なぜなら・・・お父さんとお母さんはケチでこんなに買ってくれるハズないから(笑)。


そんなたくさんのプレゼントの中から、それぞれに贈られた本は次の通り。まずは長男↓



『13歳までにやっておくべき、50の冒険』ピエルドメニコ・バッカラリオ著 トンマーゾ・ペルチヴァーレ著 太郎次郎社エディタス

文字読むのが苦手な長男にドンピシャ!
書きこんだり、メモ貼ったり、ミッションコンプリート表も書きこみ式で、自分のオリジナルの冒険書が出来上がります
野外活動中心ですが、ブログを書こうとか、難しいゲームを攻略しよう、とかそんなものもあったり、偉人になりきってみようなんてものまでも。そして、ミッションの最後には、参考になりそうな物語本も書かれていて、ブックガイドにもなるという仕掛け。

裏表紙に書かれてる言葉がいいんだな~↓

『走れ とべ よじ登れ かくれろ 発見しろ つくれ 考えろ 書け 夢を見ろ』

夢中になって、やっていました。


同じく本苦手、現実派だけれど工作創作大好きな次男にはコチラ↓



『マイクロシェルター』Derek Diedricksen著 金井哲夫訳 オライリージャパン


大人向けかもしれないけれど、もうもう眺めているだけで楽しい!
自分で作れる快適な小屋、ツリーハウス、トレーラーハウスが、オールカラー写真で掲載され、後ろには作り方まで載っているんです!なにコレ最高!ワックワク
次男は、ずーっと欲しかった‟ずぐり”という雪の中でまわすコマに夢中なので、しばらくこの本は母が借りようっと


そして、三男にはツリーハウスつながりで、コチラ↓



『きのおうちへようこそ』ドロシア・ウォーレン・フォックス作 おびかゆうこ訳 偕成社


長男も次男も「これ、楽しい!」と一緒に聞いていました。


さて、全員1月生まれの我が家の子どもたち。次は、誕生日がやってくる・・・何あげればいいの~!?

物語のティータイムと里子ちゃん

2017-12-23 21:30:45 | エッセイ


『物語のティータイム お菓子と暮らしとイギリスの児童文学』北野佐久子著 岩波書店

今日の一冊はコチラ。
里子ちゃんにクリスマスプレゼントに渡す予定で、渡せなかった一冊

今日は、毎年子どもたちも私も楽しみにしている、里子ちゃんの児童養護施設でのクリスマス会。が、今年はみな体調不良で断念しました。残念すぎる・・・。
ここの施設のクリスマス会は、本当にあったかくて、一人一人の成長に毎回ウルウルしちゃう。来年は高3で最後(入所できるのは高3まで)なので、来年こそは体調管理せねば!

さて、今回、里子ちゃんへの選書、かーなーり迷いました。
というのも、あれほど本の虫だった里子ちゃん、高校に入って以来全然本を読まなくなっていたからなんです。読まないというか、読む時間がない。とにかく、部活!部活!の青春!

それは、それでとっても眩しくて。そんなときに、本を差し出すのは野暮かな~、って。

確かに、本は里子ちゃんと私を結んでくれた共通言語。まだまだ、手渡したい本もいっぱいある。でも、心の距離が遠かったあの頃と比べて、随分と近くなってる今は、親が子どもに本を差し出すのと同じくらいの難しさがあるんです。よほど気をつけないと、価値観の押しつけになっちゃう。この時期読んでほしいなあ、という内容ほど、プレッシャーにもなりうるし。

で、なぜ上記の本を選んだか、というと里子ちゃんの興味が一緒に料理したり、お菓子を作ったりすることだからなんです
ホームステイの最終日には、毎回必ず、施設の子たちにお土産として渡すお菓子を、一緒に焼くんです。里子ちゃんの希望で。

お菓子焼くにも、その背景に物語があったら、楽しさが倍になる!
あ、この話知ってる、読んだ~。ってものもあれば、まだ読んでないってものは、ここに出てくるからいつか読もうと思うかもしれない

著者の北野佐久子さんは、立教大学学生時代に、ピーターラビットの研究では第一人者の吉田新一先生に出会われて、そこから児童文学にのめりこんでいったそう。児童文学をお菓子とハーブという切り口で、切り込んでいってくれるんだから、食いしん坊にはたまらない(笑)。
里子ちゃんと一緒に作れるといいな。

ちなみに、ステイ期間中に、里子ちゃんリクエストでよく作るレシピは、コチラから↓



里子ちゃんが教えてくれて、私も大好きになった上橋菜穂子さんの『精霊の守人』シリーズのレシピ本です。表紙の絵が好みじゃないから、里子ちゃんが教えてくれなければ、読まなかったかもしれない。

料理やお菓子作りも、背景に物語があれば、ぐーんと楽しくなります




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現実派の親御さんにはコレだ!!!

2017-12-21 18:17:15 | 絵本


『サンタクロースっているんでしょうか?』中村妙子訳 東逸子絵 偕成社

今日の一冊はコチラ。
有名すぎるこちらの本。サンタクロースって本当にいるのか?という8歳の少女の質問に、ニューヨーク・サン新聞が社説で答えたという実際のお話です。
社説が書かれたのはナント1897年!この社説がなかなかいいんです

で、この本を、先日むりやりママ友に押し付けました(笑)。

普段押し付けるということは、しないのですが、今回は押し付けました!

だってね・・・クリスマスの意味を見直したとき、そのうちはキリスト教じゃないから、お祝いするのやめることにした~、って言うんです。それはいいのですが、続けて「で、サンタもいないって言うことにした!」って言うではないですか

待って待って待って~
そのうち、一番上がまだ小3で、その下にまだぞろぞろといる。
子どもの夢を壊さないで~。事実はそうかもしれないけれど、真実は違うんです。

あるご家庭で、中学生のお兄ちゃんがとっくに気づいてそうだったから「知ってるよね?」って告げたらそのお兄ちゃん、泣き出しちゃったそうなんです。知ってたけど、言ってほしくなかった、って。黙っていられたら、もしかしたら、っていう可能性も残ってたのにそれすら消えちゃったから。友だちから聞かされるのと、親から宣告されるのでは全然違う。

え~、って顔で受け取ったママ友でしたが、その場でパラパラとめくって読み、しばし無言。
そして・・・

「旦那にも読ませたいから、借りていっていい?」

って。ぜひぜひ!!!

以下本より引用↓
サンタクロースがいなければ、人生のくるしみをやわらげてくれる、子どもらしい信頼も、詩も、ロマンスも、なくなってしまうでしょうし、わたしたち人間のあじわうよろこびは、ただ目にみえるもの、手でさわるもの、かんじるものだけになってしまうでしょう。
・・・
この世界でいちばんたしかなこと、それは、子どもの目にも、おとなの目にも、みえないものなのですから。



まだ間に合う!現実派の家庭の親御さんにこそ、送りたい一冊です。




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