昨晩は、台風の知らせの中、第14回児童文学ピクニック番外編!夜飲みながら語ろう!の会でした~。不良母たちで、すみませぬ。
台風の進路が、夜神奈川県に入る予報だったので、やめようと思ったんです。帰りに電車が止まったりしたら、困りますからね。で、参加表明してくれてた人たちにやめますか?とメールしたんですけど、やるなら行きまーす、と言ってくれる人がいて。じゃあ2、3人でもいっか。自己判断でやめてくれていいです~、としたら6人集まりました。
今回のテーマは『異文化理解 -隣のあの子ー』だったので、異文化料理であるタイ料理をつまみながら。美味しかったなー。
今回は、最初にちょっとしたアンケートというかワークをやってもらったのですが、それは紙にムスリム(イスラム教徒)、ユダヤ人、黒人、韓国人、中国人、白人の西欧人、インド人、東南アジア人に対するイメージを思いつくまま何でも書きだしていってもらうというもの。
次に、やってもらったのが、その同じ人たちに対して、もし彼らが自分の隣の家に引っ越してきたら?言葉は通じず、全く交流がないけれど、その人はよく自分の仲間を家に大勢呼んで集まっていて、賑やかだけれど、何をやっているか不明。という設定で、自分はどう感じるか、を書いてもらいました~。無記名でね。
旅先で出会う、もしくは自分の生活領域に入ってこない範囲のときと、自分の生活に影響がありそうなときとでは、同じ人に対しても構え方が変わってきてしまう。
いかに自分たちが、ニュースの印象に左右されているか。いかに、自分が出会ったたった一人の人で、その国の人全体のイメージを決めてしまっているか。もしくは興味なさすぎて、何のイメージも持てない。そんなことが浮き彫りになってきました。
異文化理解にいい児童文学って、自分は偏見持っていないと思ってたのに、あれ?もし自分がこの立場にいたら、果たして偏見持たずに接していられたかな?って考えさせてくれるんですよね。人種差別ひどい!なんて思うこと自体が傲慢傲慢。しないと思ってた自分にすら、自信がなくなってくるんです。
さらっと読めるのに、ドキッとする。相手を責めることなく、自分で自分の中にある偏見に気付かせてくれるのは、児童文学の手腕なのかな、って。
あ~、まだまだ食べたことのない異文化の料理がいっぱいで楽しみ!(←結局そこ)
とても、楽しい夜となりました。♪