『水晶さがしにいこう』関谷敏隆 作・絵 童心社
ぼくんちは、じいちゃん、父ちゃん、ぼくと三代の水晶マニア。岩山で「水晶がま」を発見したり、谷川で大水晶を掘り当てたり、じいちゃん伝授・水晶とりの秘訣と心得七ケ条のとおりにすると、こんなに水晶が見つかるよ。(MARCデータベースよりそのまま転載)
こちらの絵本、舞台はどこなんだろうな~?気になる気になる

。
①②と続いた鉱物採集日記もこれでおしまい

。この絵本読んだり、他の鉱物採集マニアの方のブログ読んだりで、今回ついに鉱山の中へ入れるのね!!!と期待でいっぱいでした。ヘルメットいるよね???ロックハンマー買う?トンカチでOK???・・高鳴る胸の鼓動

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しか~し!!!案内されたのは、通称“朝飯前”と呼ばれる場所で、鉱山の入り口からそんなに離れていない場所でした

。ま、ま、そりゃそうよね。ド素人が自分たちだけで何の知識もなく山奥まで行けるわけないし、3歳児連れだし。
レタス王国のこーんな景色を背に、入った“朝飯前”はこんなところ↓
「平らな石ひっくり返したらあっから!」
と言い残し去っていく社長。ほ、本当にこんな場所(入り口付近)で見つかるんだろうか・・・?鉱物採集マニアの方たちのブログではジャブジャブ川とか渡っていたのだけれど

。イメージとちょっと違って、しばし不安になる

。
しか~し!!!すぐにあちらこちらから沸き起こる「あった!」「見つけた!」コール

。まあ、あったといっても小さいんですけどね。でも、川原と違って、どれも六角形の形が残っているので、テンションあがるんです



。ただ、こちらは粘土質?の茶色の土がべっとりついていて、それを落としても、まだ茶色が取れない

。鉄サビらしいです

。そんな中、邪心がなく、探す気もあまりなかった3歳児の三男はこんなのを見つけていましたよ

↓。
川原では一粒見つけるのにとっても苦労しましたが、ここではホイホイ

。ただ、川原のように水で洗われていないので、土と同化してるという意味では見つけにくい?三男のちっちゃい手と比較して、こんな感じです↓。
な~んだ、ちっちゃい!って思うでしょう?でもね~、これ自分で見つけると実に感激するんですよ

。数ミリのチビチビでも愛おしくって取捨選択するのが大変なんですから~

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ちなみに次男とお友達のところのboyは宿の前の例の洗い場で、「私たちにとっては」大き目でクリアなのをゲットしてましたよ~。鉱物マニアの人たちにとっては、取るに足らないと多分捨てられたものなのでしょうけれど、私たちにとってはお宝

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≪見つけ方(朝飯前編)≫
社長のいうとおり、平らな石をひたすらひっくり返す。
または、私の場合は地面にしゃがみ込むよりも、立って目を凝らさず、全体をぼんやり見るほうが見つかります

。川原と違ってキラっとは光らないのですが、それでも鈍い輝きでちらっと違和感がある場所をキャッチするんですね、で、しゃがみこむと見つかる。野生動物の足跡をトラッキングするときと同じ方法です(← 実は過去にそんなワークショップに通ったこともある

)。
≪洗浄の仕方≫
泥を落としてもまだ落ちない茶色の鉄サビたちは、サンポールとやら(有名らしい?)という洗剤につけておくといいらしい。
シュウ酸が本当はいいのですが、劇薬で買うのに身分証明書なんかがいるのと、残りを子どもたちが誤って使ったら・・・と思うとやっぱり合成洗剤使うほうがいいのかなあ。合成洗剤は使いたくないという葛藤はあるけれど、やっぱり水晶たちをきれいに洗浄してみたい欲求が上回る

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うまくいったら、Before Afterを載せますね

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ともかく、一つ言えるのは、
自分で見つけるのは楽しい!自分で見つけると愛おしい!
次男のおかげで世界がまた一つ広がりました

。次回はぜひベテランの方についていって、鉱脈とかガマとか発見してみたいものです♪とおおっても楽しかったです

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