『今日の一冊』by 大人のための児童文学案内人☆詩乃

大人だって児童文学を楽しみたい、いや、大人こそ読みたい。
ハッとする気づきのある絵本や児童文学をご紹介♪

ブログ移転のお知らせ

2018-01-28 22:52:59 | 徒然


ご訪問ありがとうございます。

こちらのブログは、下記ホームページ上のブログへと移行しました。
↓ ↓ ↓

『Pocket Garden 大人のための児童文学』内の『今日の一冊』コーナー


お友だちがとおっても素敵なホームページを作成してくれて

今後は、そこに綴っていきますので、新ブログのほうもご訪問してくださったら、とてもとても嬉しいです!

素敵な場を作っていただいたので、ますます児童文学の魅力を広めていきたいと思いますよ~


新ブログでも、よろしくお願いいたします♪





2017年ふりかえり

2017-12-30 04:19:15 | 徒然


※2018年より、ブログを移行予定です。こちらのgooブログは本日まで。
ありがとうございました!

新ブログは、コチラのサイトの『今日の一冊』から発信予定です♪(予定・・・というのは使いこなせるか未知数なので)もし、gooブログに戻って来たら、笑ってくださいませ


2017年は、一歩踏み出してみた一年でした。

おかげさまで、新しい出会いもいっぱいあって、そんな新たに出会った人たちに刺激されて、自分も色々挑戦してみたくなった。インプットだけでなく、この程度の私なんて・・・と思う気持ちを無理やり(笑)押さえて、アウトプットをしてみた年。

2月だったかな?Facebook『大人のための児童文学』ページを立ち上げてみたのも、最初はドキドキでした。児童文学は絵本と違ってマイナーだし、まあ30名くらいでも集まればいいかな、なんて弱気。今は、190名近くの方がフォローしてくださって感激です

面識ないけれど、児童文学好きという共通点のある方たちと、コメント欄でやりとりできるのとっても嬉しい、楽しい
ありがとうございます。じゃんじゃん、お気軽にコメント入れてくださいませ。

踏み出してみて分かったのは・・・あれ?意外と簡単!?

簡単というか、何を怖がっていたんだろう、という感じでしょうか。動かないから、色々妄想して不安になるんだなー、と実感。何でもいいから動き始めてみれば、次の行動が見える(と以前誰かが言っていた)。ホントその通りだった。不安になるのは、暇だからだったんだな(笑)。

子育てがあって、ずっとママ友以外の友人とは疎遠になっていたけれど、今年は旧友にもたくさん会いました。15年ぶりとかでした!
話すことないし・・・というのは会ってから持てばいい感想であって、会う前から推測で決めつける必要ない、って思ったら会えた。勝手な思い込みで、さまざまなハードルあげてたんだな。

色々、な~んだ、って感じでした


というわけで、2018年は、‟より軽やかに行動”の一年にしたいと思います☆

2017年ありがとうございました!
良いお年を~


テレビは洗脳?じゃあ本は???

2017-11-11 11:05:00 | 徒然

※写真は本文とか関係ありませんが、木登りさえしてればテレビも本もいらない気がする


テレビは洗脳?
先日クリスタルボウル奏者音香さんのブログで興味深い記事を見つけました。それは・・・

『テレビは洗脳?観ることのメリットデメリット』

コチラをクリックすると音香さんの記事に飛びます


我が家にはかれこれ12年くらいテレビがありません。ネットで動画は見ているから、別に映像から遠ざかってるというわけじゃなく、むしろネット中毒気味なのですが

ブログの中で、音香さんは嫌いな理由を5つあげています

1.テレビからの情報は一方的で、自分の頭で考える「間」がない
2.感動や共感の「押しつけがましさ」が嫌い
3.最近のテレビドラマは観るに耐えない‥ような気がしてしまう
4.内容と関係なく突然入ってくる、品のないCMにうんざりする
5.自分の時間や思考や感情を「四角い画面」なんぞにコントロールされたくない



んもうね~、どれも激しく共感で、PC画面の前で一人で頷きまくりなあやしい私でした(笑)。
映像には映像の良さがあると思ってるし、映画も好きなのでそれ自体を否定してるんじゃあないんです。ただ、今のテレビ番組の作り方が嫌いなんだな。

音香さんの理由に加え、私の場合は、「音的に聞くに耐えない」「色彩の変化がめまぐるしくて目が疲れる」というのもあります。なんか、ガチャガチャした騒音に聞こえてしまうんですよね。特にバラエティ系。妊婦だったときは、特に音に敏感で、長男妊娠時にテレビが壊れたのをこれ幸いに、買い替えず→今に至る。最初にポケモン見たときは、色彩の変化についていけず、ものすごーく疲れたのを覚えてます。


じゃあ、本ならいいのか。

確かに、本ならテレビよりはコントロール力は低いし、音香さんも述べていらっしゃるように、‟自分のペースで読める”ことが魅力

でもね、最近本でもテレビに近い本が増えてきたなあ、って感じるんです。スピード感や展開の面白さが重視されていて、確かに一気に読める。でも、何も残らない、そんな本。語弊があるかもしれないけれど、まるでドラマを見てるかのように感じられて、スイスイ読めちゃう本。

あ、「間」がないから嫌なんだ!と音香さんのブログを読んで気付かされました。
自分のペースでは、確かに読めるけれど「間」が少なくなってきている本が増えてきている。感動や共感の押しつけは、たとえば大評判の『ワンダーWonder』を読んだときなんかに感じました(そのときのブログはコチラ)。

作者や編集者の意図が色濃く出ていると、私興ざめしてしまうんです。
「これはこう考えるのが普通です」「こういうところでは笑う(泣く・怒る)ものです」という誘導が嫌いなのです。(音香さんブログより引用)
ってこと。

自分のブログを読み返してて、私がこれイイ!!!!と思った物語には決まってこんな風に書いてるです

変にドラマチック仕立てにしてなくて、淡々としてていい

って。淡々としているって、つまりは「感動や共感の押しつけ」じゃないってこと。だから、自分で能動的に気づきを得て、心が動くんです。だから、心に残るんです。地味な物語でも。

でも、思考や感情をコントロールされるのに慣れてしまった、そのほうが楽という人たちには、そういう物語って受けないんですよね。だから、出版社も‟受ける”ものを作っていく。そのほうが売れるから。そういう意味では、本もテレビ化してきている。

やっぱり私は、淡々として一見地味だけれど、素敵な物語がたくさんあるってこと、伝えていきたいなあ。手渡されないとなかなか自分からは読めない本。そういうものを伝えていきたい

図書館本がダメなわけ

2017-10-22 10:18:33 | 徒然


昨日は、次男のクラスメートが出演しているこどもミュージカルを観に、鎌倉芸術館へ
いやあ、出演者の子どもたち、レベルの高さにびっくり。ホント素晴らしくって、引き込まれ、感動しました!

でね、その近くに大きなブックオフさまがあるわけなのですが、そこで次男と買う買わないの押し問答(笑)。

昨日ご紹介した怪盗レッドシリーズ全巻買い揃えたい!というわけです
あ、ところで、金曜日&週末はアクセス数がぐっと減るので、読む人少ないだろうとあんな記事書いたわけなのですが、アクセス数が多くて焦りました(笑)。親子あるあるだったのかな?

さて、次男がほしいのは3巻。2巻はちょうどその日、図書館から借りてきていたので。
そんなに気に入ったのなら、1巻買ったら?それか、全巻まずは借りて読んでみて、それからお気に入りの巻を買ったら?なぜゆえに中途半端な3巻???なぜ、図書館本じゃダメなの???

次男いわく、いつもお友だちから借りて読んでるから、たまにはワシが(自分所有の本を)貸したいんだとか。本の中身うんぬんというより、コミュニケーションツール?

よくよく聞いていくと、図書館で借りるのは嫌なんだそうです。汚いから。ほら、新し目なほうの、この手触り、このめくる感覚!とかやたらマニアックな感覚を熱弁されました

私自身は、図書館でまず借りて読んで、気に入ったら買うという流れなので、図書館本が嫌だという感覚が、まず自分にはない感覚。そんな汚いか?と思って、借りてみたら・・・た、確かに汚い。これは、何か想像したくないよね~、って感じのものが付着していたり(笑)。

で、気付いたのは、私がいつも図書館で借りる児童文学はマイナーなんです。あまり読み込まれてないから、汚れてないことが判明(笑)。あとね、これは仮説なのですが、本好きが読むような本は丁寧に扱われてる気がするんです。漫画チックな会話文だらけの読みやすい本は、なんか粗雑に扱われている・・・。ナルホドねえ。

次男は、別に潔癖症なわけでも何でもないのだけれど、きれいな本のほうがいいという気持ちは、分かった気がしました。私がリサイクルや古着が受け付けないような感覚なんだなー、って。というわけで、買いました、謎の3巻

こんな風に汚いという理由で図書館本がダメな子たちがいるんですね。
そこで、思い出しましたよ、海外の図書館では人気があって痛みがちな本は、頻繁に買い替えているという話。やっぱりキレイな本のほうが子どもたち嬉しいですもんね。手に取りたいと思いますもんね。

でね、重要なのはココから!
図書館が定期的に良い本を買ってくれるから、海外では図書館からの売り上げが見込めるから、本当にいい絵本や児童文学を作ることに取り組むことができるんだそうです。最初にそれ知ったときは目からウロコだったなあ個人個人がお金使って買い支えなくても、いい本が残っていくんです!絵本や本を買ってもらえない子でも、図書館に行けば、素敵な本に出会えるんです

一方の日本の出版社は一部を除き、いかに子どもの心に届けるか、ではなく、いかに売れるかという戦略。だから、地味でいい本ではなく、スピード感のある浅くても手っ取り早く楽しめる本が量産されてしまう。

日本の図書館は予算が厳しい。図書館の重要性がもっともっと伝われば、地味でもいい本が生き残るし、新たに生み出せるという好循環が生まれるんだけどな。汚いから図書館本はダメ、なんて子が増えないよう、何とかしていきたいものです

お呼ばれ気分で、素敵宅潜入!?

2017-10-11 05:38:20 | 徒然


先週末から、極楽寺稲村ヶ崎アートフェスティバルが始まっていますよ~
平日は、お休みしている出展者さんが多いけれど、のんびり周るのもオススメ
とりあえず、駅を降りていただければ、あちらこちらにパンフレットが置いてあります。

まずは、私のプロフィール画も描いてくれた、Yukimiumさんの三人展@イナムラカフェへ!パティシエオーナーの作るゴルゴンゾーラチーズケーキがワインに合って絶品です
そのカフェの2階に展示されている三人展は、今回は『子どもと自然』がテーマ。三人とも違った作風が楽しめて、とおおってもよかったです

Yukimiumさんも、今回は子どもはすごく淡い色合い↓






一方の花人間のほうはモダンでスタイリッシュな感じが面白い↓






このアートフェスティバル、とおってもゆる~いんです。そこが、魅力。お店よりも、個人のお宅を開放して、そこに作品を展示販売しているところが多いのが、何とも言えず、いいんです。

だって、なかなか個人的ってお邪魔する機会ないから。素敵な鎌倉マダムたちが迎えてくれて、まるでお呼ばれしたみたいな気分が味わえちゃうんです。素敵に歳を重ねているマダムたちを見ると、ああこういう風に自分もなりたいなーって。

一軒一軒の出展者さんが離れているせいか、かなり歩くのを覚悟で!
でも、その分空いているし、ゆったりとした時間の流れを味わえます。

昨日、訪問したお宅ももうもう素敵すぎて、いまだ余韻に浸っています~
個人のお宅なのですが、見たことないくらい広いウッドデッキの前に広がるのは、緑の谷戸の絶景!素敵な手作りの器でお茶とお菓子を出していただいて(無料)、もうもう素敵すぎる~

ライブや、この期間中だけのイベントもたくさん。フェスのサイトをチェックしてみてくださいね。ぜひ!