そういえば、12月中旬の週末にシンガポール人の旧友と、河口湖の温泉旅館に1泊してきました。そこの旅館が楽しみだったのは、館内にライブラリーがあると聞いてたから。
しかーし!
これが、ガッカリだったのですよ。小ささは別にいいのですが・・・↓
なんて言うんでしょう、選書に本への愛情が感じられなかったのです。絵本の一部↓
あ~、もうもう私が選書し直したい!(←何様)
泊り客の半分はアジアを中心とする外国人。スタッフは全員バイリンガルでお見事だったのですが、だったら本ももう少し日本語以外も置いてあげればいいのにな。
第一に!照明が暗すぎっ。読む場所には一応スポットライトはありましたが、本棚自体が暗すぎて、何の本があるのかよおく目をこらさないと見えないのです。形だけ整えたって感じでしょうか。読む人がいることが、想定されてない!
形整えるなら、選書も形にこだわればいいのに。そこは、見るからに寄せ集めの本ばかりで。もうちょっと、土地柄にあったものや、もしくは宿で一晩、二晩で読むのにいいような本にしたらいいのに、誰が読むの?って感じの本ばかりで。そんな感じだからか、私以外誰もライブラリーで本を手に取る人はいませんでした。あ~、モッタイナイ。せっかくライブラリーがあるのに・・・。
とはいえ、宿自体はとーっても快適で。館内どこでも富士山ビュー。時間ごとにサーブされる飲み物が変わるラウンジは快適で、友人とひたすら、飲み物片手にぼーっと富士山を眺める。もしくは、マッサージチェアに座り続ける(笑)。
友人は観光に興味がなかったので、たったの1泊だったけれど、3日分くらいのんびり過ごせました。日本人は、せっかく来たんだからあれもこれも、とスケジュールをタイトにし過ぎる傾向にあるけれど、彼女と私はチェックインに合わせて河口湖入りをし、チェックアウトとともに、何も見ず帰りました(笑)。だけど、何もしなかったから豊かな時間が流れてたのです~。
お部屋は、子どもたちがいたら走り回っただろうなという広さ↓
ラウンジもいいけれど、ゴロっとダラっとするには、やっぱりお部屋の中のココが一番↓
子ども嫌いで、キャリアウーマン&独身貴族の旧友。誰もが知ってる大手有名企業のアジアパシフィック地域のVice Presidentをしていて、一方の私は、仕事から離れて久しい、ただの子育て母。何話していいかワカラナイし、実は会うのをためらったんですよね。けど、わざわざ私に会いに来るためだけに日本への航空チケット取ってくれたんだから、そのままの私でいいや、って開き直り。
会ったら大学時代のままで、くっだらないことでひたすら笑いあってました。金銭感覚違うので、買い物や食事のときはヒヤヒヤもしましたが。銀座三越のデパ地下でシャンパンやチョコレート購入まではいいのだけれど、いや、さすがに千疋屋でフルーツ買うのはやめようよ、とか(笑)。だって、デコポン1個1,780円。
ヒヤヒヤせずに、優雅な週末を過ごせるようになりたいな~、と心から思った小旅行でした。