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『今日の一冊』by 大人のための児童文学案内人☆詩乃

大人だって児童文学を楽しみたい、いや、大人こそ読みたい。
ハッとする気づきのある絵本や児童文学をご紹介♪

文系女子もひたすらウットリ☆『鉱物レシピ』

2016-11-15 21:34:05 | 自然系



『鉱物レシピ 結晶づくりと遊びかた』さとうかよこ著 グラフィック社


わーーーーーーい!!!やっと大人のための児童文化講座の基礎講座全54回のレポートが終了しました!途中、司書課程に浮気してしまい、ツマラナイほうからやっつけちゃえ~、と司書課程を優先させたため、レポート11カ月分もためちゃうから大変だったんですけどね。さあて、これで次の児童文学ピクニックのテーマ『老人と子ども』に取りかかれます♪

でも、今日はなんだか文字追うよりも写真を眺めていたい気分。というわけで、眺めて楽しい上記の本を眺めて、ひたすらウットリしております↑

私自身は子どもの頃、鉱物に全く興味ありませんでしたし、大人になってからもおよそジュエリー類には興味がわきませんでした。なので、石の世界は次男が運んできてくれた新しい世界。今ではこんな鉱物をめぐるキャンプまでしちゃうくらいですからね~。そして、そして、やっぱり磨かれた宝石よりもゴツゴツした原石のほうが私のハートはワクワクするようです

この著者のさとうかよこさんは、きらら舎という鉱物ショップのオーナー。元小学校教諭で、博物学・理科実験が好きな文系人間だそうなのですが、とにかくセンスがいいんです!!!彼女の鉱物レシピは男子のハートも女子のハートも、文系人間も理系人間も両方わしづかみ。やっぱりね、なんていうか異分野の人が関わると視点が違うから、素敵な化学反応起こすんだなあ。

さて、この本、なぜレシピかというと、結晶のつくりかたや人工琥珀のつくりかた、鉱物を利用したスノードーム、懐中時計なんかを紹介しているからなんですね。んも~、いちいちセンス良し。例えば鉱物テラリウムはこんな感じ↓


手もとに置いておきたい一冊です
鉱物ってね、やっぱり物語があるんです。太古のころから地球見つめてきたからなのか、神話があるんですね。だから、私の中では、児童文学と鉱物はとっても相性がいい。そういえば、富士宮にある奇石博物館では、宮沢賢治コーナーもありました。宮沢賢治は「石っこ賢さん」と呼ばれるくらい石好きだったんですって。この奇石博物館は触れる石もたくさんあって、楽しいのでほんとーにおすすめ
自分もBook cafeをオープンした際は、さとうかよこさんのような物語のある石のコーナー(スピリチュアル系のパワーストーンとかとはまた別ですよ~)を作りたいなあって妄想しています



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