兄弟格差?差別?やっぱり、三男(3歳)に対しては孫目線なので、ついつい甘くなりがちな私(&家族一同)。
そんな三男に対しては声を荒げて怒ることは上二人に比べて断然少ないのだけれど、今日はあまりにも何度も水筒を落とすので「割れちゃうよ」と怒りました。そしたらね・・・ぷぷぷ。しばらく、固まったあと、無言でゆっくりゆっくりカウンターの下へ・・・。椅子引き寄せ、指しゃぶりをしながら、いじけてるではないですか~。くぅ~、かわいいっ(←親バカ)。いじけるのがかわいすぎて、たまにわざと意地悪したり、怒りたい衝動に駆られます。
ところで、なぜカウンターやテーブルの下ってあんなに魅力的なんでしょうね?
三ねんねたろうの長男も学校休んでいるとき、大きな赤い布をテーブルにすっぽりかぶせ、テーブルの下にミニテーブルやらランプやらを持ち込んで自分だけの城を作ってました。学校より断然こっちのほうが楽しそう!と思った母。そんなテーブルの下を題材にした絵本を二つご紹介↓
『テーブルのした』マルサビーナ・ルッソ絵・文 青木久子訳 徳間書店
『フランシスのいえで』ラッセル・ホーバン文 リリアン・ホーバン絵 松岡享子訳 好学社
両方とも『素敵な母親像』がテーマの先日の児童文学ピクニックでも紹介した絵本です。
『テーブルのした』はテーブルの下が居心地がよくて大好きな女の子のお話。敷物、おやつ、人形さまざまなものをテーブルの下に持ち込みます(長男と一緒♪)。ところが、ある日ふと見上げた天井(テーブル天板の裏)に絵を描きたくなって、気づいたら夢中になって描いてしまって・・・という話なのですが、それを発見したときの両親の対応の仕方がもうもう見事なのですよ。似たような事件(!)が我が家で起こったときは、夫も私もこんな風に素敵に対応できませんでした。
『フランシスのいえで』は大人気フランシスシリーズのうちでも特に人気が高いとか。これまた両親の対応が素敵なんですよねえ。
妹が生まれてからなんだか面白くないフランシスは家出をすることを決意します・・・自分の家のテーブルの下に。リュックにチョコレートなんかを詰めて(←ココに一番ワクワクしたものでした)テーブルの下に家出するのですが、これ憧れて、私も真似たことがあります!年長のときだったか小1のときだったかそのくらいのとき。
テーブルの下って、日常の安心感の中にありながら、非日常で“自分だけの空間”を作り出せるという魅力があるんですよねえ。テーブルの下には物語がいっぱいです♪