幾何図形と対になっている数字を書き写す(事務的処理速度・動作性機敏さ・視覚的短期記憶)
成人知能の測定に用いられるときに起こる問題は、その作業の遂行にあたってそこで見いだされうる、視覚の鋭さ、運動の協応、および速度の働きについてである。このテストの経験によると、視覚障害者および運動能力の弱い者を除いて、初めの2つは重要な意味はないが、運動速度の状態を軽視することはできない。
事務的処理速度・運動の協応は能力検査的要素として実際ある能力検査を受けた結果とかなりの相関を示しました。
気になったのはこのテストで測る知的能力が視覚的短期記憶に該当するかどうかなのですが、ワタシ個人はまったく覚えないで追確認・毎回確認という執拗なる正答への執着で記憶するということ自体がすっぽり抜けておりました。
「数をこなすうちに覚えていく」「視覚的経験を次に活かす」という行動を一般と呼ばれる人が無意識的に行っているのであれば、かなり楽な生き方ができるものだな、というのが正直な感想です。
また「幾何模様を言語化する」「数字と関連づける」といった側面も、思考・認知特性の推理の要素となるように思います。
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