皮膚呼吸しか知らない蛙

アスペルガー症候群当事者が、2次障害に溺れることもありながら社会に適応していく道のりを綴っていきます。

より原始的に

2009-10-12 17:32:32 | 檸檬語

イキモノは置かれた環境で、ただ生き残ることを欲望する。

思考は、時として目的さえも惑わす障壁ともなる。

体験→思考→経験→思考形態の形成

ヒトの情報処理機構は非常に手抜きである。

同一たり得ない情報を、個体の中で“解釈”という形で分類する。

類似項目をオートマティックに括り付け、同一処理を行おうとしたりする。

“無駄”は徹底的に消去される。経済的価値こそが絶対と言わんばかりに。

一つ一つを精査していられるほど、人生には時間が足りないと錯覚させる。

律儀に精査していると、2つくらいで日が暮れる。

それでは生きていけないと烙印を捺されるならば、それは仕方のないこと。

イキモノは今を生きている。

感覚を研ぎ澄ませ、本能に従う。

ヒトは喰い、糞をして、眠る。

それ以上でもそれ以下でもない。

肩の力を抜いたトキ、意識のたがが外れる。

眠りに就くトキ、波長を合わせるように。

今この瞬間に感じた感覚をありのままに感じること。

余計な濾過を必要としない情報を体内に取り入れる。

溜め込まないように。水に流すように。

大地に、川に、海に、空に、ただ身を委ねることは、

ヒトにとっても大切なこと。



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2 コメント

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檸檬語、相変わらず心地いいな (はるぼん)
2009-10-12 22:17:00
最近、眠りをとても意識するようになった。
ふわりと流れるように、熟睡を意識しないように寝ているのです。
その方が私にはあっているみたい。

穏やかな心を持続させるのも、そんな感じなのかな~
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安心できる場所 (pluto)
2009-10-13 20:35:01
>はるぼんさん
こんばんは。
睡眠ってとっても重要ですよね。
と、ワタシも最近思うようになりました。
自分の波長に逆らわないことが、穏やかな心を持続できる一つのポイントなのかなあ、と思ったりなんかしてます。
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