皮膚呼吸しか知らない蛙

アスペルガー症候群当事者が、2次障害に溺れることもありながら社会に適応していく道のりを綴っていきます。

同窓会に招待してもらう

2015-03-11 22:00:39 | 雑記

先年、中学時代の部活動の同期が同期同士でご結婚なさいました。

結婚ご報告パーティーの案内状が届いたのですが、欠席しました。


メンバーは中学、高校とほぼ一緒なのですが、私にとっては楽しい記憶よりも辛い記憶が多い時期を共に過ごした仲間達です。


中学3年のある時期を境に、私は病んでしまいました。

たぶん周りの多くの人(一部にはやっぱり敬遠されるでしょうが・・・)はそれほど深刻には受け止めていなかったと思います。

一番問題なのは、私が卑屈になってしまっていた、ということです。

その当時、私は親に頭を下げて別の高校に行かせてくれ、と頼みました。

が、結構有名な進学校でしたので、強行に反対された上で3年強の苦しい時期を過ごしました。

今でこそある程度消化できていますが、一時は記憶の書き換えをしてしまうほど辛かったです。

 

そして今日、一本の電話が掛かってきました。

内容は、学校創立70数年の全体同窓会のご案内と、幹事学年の懇親会のご案内でした。

名前を聞いて、全く誰だったか解らなくて、失礼ながら最後に再度聞き直したくらい記憶が風化していました。


会って楽しい時間を共有しようじゃないか? ということですよね。


私にもその気持ちはあるのですが、今の私は少し当時に近い精神状態にもなっていますので会いたくない、という思いもあります。


私は未だに体裁などを気にしたりする弱い人間です。


この機会をチャンスとして踏み出すか?

パンドラの箱を開くことを恐れるか?


思案の為所です。


少しの猶予を頂きました。

私が何を望み、本音で生きていくとはどういうことなのか。

感情を抑制してきたこの3年あまり。


ちょっとした勇気がいりそうです。

 


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