皮膚呼吸しか知らない蛙

アスペルガー症候群当事者が、2次障害に溺れることもありながら社会に適応していく道のりを綴っていきます。

待機児童家庭に月2万円の支援金 東京・目黒区

2009-06-08 21:33:23 | 雑記

なんか暗い話ばかり書いてるのもなんだし、そもそもブログカテゴリーをニュースなんてのにしてるの忘れてたので、ニュースを配信してみます。


待機児童家庭に月2万円の支援金 東京・目黒区

6月4日18時21分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090604-00000596-san-soci

東京都目黒区は4日、保育園に子供を預けられず母親が就業できない世帯に対し、待機児童1人につき月額2万円を支給する緊急生活支援策を発表した。6月区議会に提出する補正予算案に盛り込む方針。

 区の待機児童数は今年4月で144人と2年前の約3倍。支援金の支給は4月1日時点で待機となり世帯課税所得額363万8千円以内であることが条件。4月時点にさかのぼって7月から支給され、子供の預け先が見つかれば打ち切られる。また、認可保育所増設などで来年4月までに受け入れ定員を300人程度増加する。中小企業支援策も含め補正予算額は約3億1千万円で、補助金や財政調整基金で対応。青木英二区長は「6月議会での補正予算案提出は初めて。経済状況の厳しさを勘案した」と話している。
<以上 産経新聞 Yahoo!ニュース 6月4日 引用>

保育園に行く機会やなんだかんだで結構気にはなってるんですが、今の乳幼児の人口って第二次ベビーブームの時の50%強という少子化なのに、なんでこんなに幼稚園や保育園の倍率が高いんだ???
って不思議に思っていました。
最近のどこかの調査では、倍率1.6倍で待機児童数は増え続けているそうです。

不況の中、共稼ぎで働かなきゃいけない家庭とか、父子・母子家庭で幼児を預けざるをえない家庭、今の状態だったらどんどんでてくるんだろうなあ。
預けざるを得ない家庭にとって、この月額2万円を支給する緊急生活支援策はおっきいと思います。
父子家庭や母子家庭の世帯課税所得額はほとんどの方が300万を切っているのが現状だと思います。
待機児童数が2年前の約3倍。所得格差、核家族化、離婚率の増加、不況etc...
要因は色々あるんでしょうが、ヒト科の幼児は一人では生きていけないんですよね。
それでもって、ヒトってのは今の世の中特殊なヒトを除いては、お金を稼がなきゃ生きていけない。

どうしても必要なところにこういう支給がおりるのは、お役所というところもきっちり仕事をしてくれているということ。
対象者としては、たかが2万円とは言えない有り難さがあるのではないでしょうか。

今回はたまたま東京都目黒区のニュースに目が行きましたが、こういう情報って本当に欲しがっているヒトのところにはなかなか回ってこないというのもまた事実で・・・
そういうシステムがあってもいいなあ、と思う今日この頃です。


ここの様な過疎地ブログを見てくれてる奇特な方の中にも、もしかしたら必要な情報だったかも知れませんし。

こういうセーフティネット的な緊急生活支援策を掲げてくれる役所があることに、日本もまんざらではないなあと思ってみたりしています。


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