プラムフィールドからのお便り

プラムフィールドでの出来事などを紹介していきます。                            

スバル360レストア作戦 vol.1

2011-04-15 | 久留米メンテナンス工場

皆さん、珍しい車が久留米の工場に入庫してきましたよ。

この車、憶えてますか?

スバル360。昭和44年式。走行距離46000km。

42年前の車です。

独特の後ろに向かって開くドアはあまりにも特徴的。モノコックボディーの先駆的存在でした。

「てんとう虫」の愛称で親しまれていた事も記憶に新しいところです。

程度は車庫保管のため比較的いいですが、やはり各所に錆が浮いています。メッキ部分も痛みがひどいなあ。

リヤのエンジンボックスに収まるのはツーサイクル2気筒356cc。ツーサイクルをいじる事なんて何十年振りだろ。

ナンバープレートはまだ久留米に登録事務所がなかった当時の物で、福岡ナンバーになっています。

当時は軽自動車も白色で8ナンバーになってたんだよな。懐かしいなあ。

このナンバーは大事にしなければいけませんね。

シートには純正のシートカバーを被せてありますが、これはもうぼろぼろで再生不能。しかし何とその下には、新車時についているビニールのカバーがまだついています。

前オーナーが、この車をいかに大事にしていたが窺えます。

これから、この車の傷み具合の点検をやって、パーツがどの程度揃うものか調べます。足回りやエンジンはオーバーホールが必要でしょうね。外装も全塗装が必要だろうな。

気長にやろっと。

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