昨日の深夜1時頃、寝静まった我が家に携帯が鳴り響きます。
「・・・・?」
寝ぼけ眼をこすりながら、
「もしもし、もしもーし・・・?」
ツーツーツー
「誰?」(家内)
石巻の姪からです。嫌な予感がした私は何度もかけなおしますが、不通のまま。
11時前に床についた私は、またもや東北を震度6強の地震が襲った事など知る由もなく、不安ながらもそのまま朝を迎えました。
朝になってその事を知った私は、もう一度石巻へかけなおしました。
トゥルルル・・・お、今度は繋がるぞ。
「もしもし・・・」
「あーよかった。みんな大丈夫か?」
今回のほうがむしろ震災当日より怖かったようで、不安のあまり、深夜にもかかわらず私に電話をかけた事を詫びます。
バカ、そんなこと気にすんな。
でも、無理もないですね。あの恐怖を体験した直後ですからね。記憶がよみがえったのでしょう。
「津波がまた来るって言われて・・・。そしてまた、電気も水道も止まっちゃって・・・。」
振り出しに戻りました。
「大丈夫、今度は前みたいに長くはかからんよ。」
母親と姉妹だけの家族。色々と心細いことでしょう。
何度も久留米に来いって言ってるんですがね。住むところもちゃんとあるし。
でも、地元を離れる事が、どうしてもできないようです。
もう一度考え直せよ。いつでもいいからな。