Something to Feel

"I'm basically happy person."

優秀な方々に囲まれる

2010年06月06日 | 音楽
その下北に行ってからのお話。
まーほんとに皆さんいろんな事を知っていらっしゃるし
歌にたいして声にたいしてきっちりとしたアプローチをされている。
発声については、自分はほうほう、ほうほう、と想像するしかできないのだけれど
それにしてもニンゲンの器官が複雑に機能することで良い声が出るんだなと感心しちゃう。

そういう、なんていうんだっけ・・・理論的?なこと、技術的な部分
それに加えて、ゲージュツ的な、表現の要素、
が絡まり合ってミュージックは成り立つのね~やはり。どちらか片方ではありえない。
そこに歴史的背景の知識であるとか、
演奏家・作曲家のこと、その国の文化などなども入ってくると
わたしなんてもう~、全然そんなの知らなくて、
あまりにも浅い。
ほんとにペラッペラ。
クラシックってやっぱり難しい~。

みなさんね、ほんとにすごいの
だから、とっても面白いし、勉強になるんだけど、
ちょっとヘコんじゃったりするのね。
実際、翌2日間くらいはなんか「ああ・・・こんな方々の伴奏を自分がやってていいのだろーか」
と、うだうだモード入ってた、、、

でも、先生に励ましのお言葉をいただいたり、
Aさんでも落ち込んだりするっていうお話をきいたりしてるうちに、
自分は底辺の強みでがんばればいいんだっ、て開き直ってきました。
あいかわらずひよこなんだよな

こんな自分の意見に耳を傾けてくれたり、
へっぽこな質問にていねいに答えてくださったり、
まったくもってありがたいことだよ
だから、私にできるアプローチと努力で、
みんなについていこうと、すっきり決意新たにしました
「軽やかに楽しむ」のだ、自分らしく

・・・Sette tenoriの時も同じような凹みがあった気がする・・・
これからもこういうのを繰り返すのだろうなぁ。



下北では、大好きなオーディネールでコーヒーとケーキ。
6人の大所帯で申し訳なかったけど、スタッフさん超感じよくてホッとした!
Aさんのトークが爆裂していてめちゃくちゃ面白かった。
前も少しお話してたけど、原曲をいかに理解してやるかっていうのとか力説されてました。フハー
のみは「うしとら」ってとこで。ビール!おいしかった~!
あとはコーヒーマニアな先生に「モルティブ」って豆の店につれていってもらい、
エメラルドマウンテン買った。家でいれたら、う、う、う、うまい
近いうちにドリッパー買おうと思った、きっともっと美味しくなるに違いない

写真はうしとらで飲んだ東京ブラック、のコースター。かっこいい!
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「イタリアを歌う」歌伴奏など

2010年06月06日 | 音楽
この2週間は歌の伴奏やりました

ひとつは毎年恒例のベルカントゼミの発表会。
Cosiの歌は、"A te, o cara" というアリアをやりましたよ。
結果からいうと、演奏全体としては大破です

歌については、私自身のことではないので、ここではあまり書きませんが。
近年まれにみる大失敗だといってもいいので、
さすがに学ぶ事がありました。
私は無知な伴奏者で、歌づくりに対してはかなり距離をおいていたというか、
遠慮があったと思うのですが、
これからはある程度、意思を伝えていく必要があるなーと感じました。
疑問である部分、あいまいに感じている部分は、
きちんと確認しておかないと本番でたいてい裏目に出ると、やっとわかってきたから。

それから弟キャラ(?)なSくんの伴奏も初めてさせていただいた。
付き合いは結構長いんだけど一緒にやったことはなかったな~。
曲は泣く子も黙る"Nessun dorma".
リハ時間もなく、ぶっつけ本番でした。
録音まだ聴いていないんだけど、大きな問題なくこなしたという雰囲気。

自分のピアノ伴奏に関しては、
今回はまずミスタッチや思いもしなかった何かをやらかすというミスがなかったので
その点だけでも今までよりいい出来だったと言っていいかな
ここ半年くらいでちょっと意識が変化してきていて、
昔よりラクな気持ちでのぞめるようにはなってきています。
ゆらぎがあっていいんだ、みたいな。(当たり前なのにね、分かってなかったね)
あと歌詞を以前よりもよく見るようになったかなぁ・・・。

やはり独奏とはまったく違うものであると思う。
ニンゲンとゆー楽器が出す旋律の区切れ目である息継ぎが
とても大切で、
それと歌詞はやはり密接に関わっているよね。
伴奏するのにそれを感じながらやることは、独奏のときにはないもの。
そういう事を感じながら、
歌と一緒に大きなうねりをつくれたら、理想なんだけどな~

それから最近思っているのは、
基本的にオーケストラの曲をピアノ用の編曲で伴奏してるわけなので、
いかにオーケストラな感じを再現できるかというのもとても重要だと思うんだけど、
逆にピアノ伴奏ならではの雰囲気を作り上げるというのもアリだよなあって。
この辺は本当に難しくて、
自分の場合はオケ演奏を聴いてまず曲のイメージを固めて、
それを念頭において伴奏の練習はするけれど、
それはそれとして、ピアノでできる一番効果的な演奏というのが存在するのかもなぁって。
今後はこういった事も考慮しながら練習していきたいよ

この発表のときは愉快で知的なテノール仲間が集合し、
クラシッカーな愛すべき変人系ピアノ弾きAさんにも会える貴重な機会。
いつもと~~っても楽しみです。
発表のあとは、下北沢に移動してお昼して、スタジオ行ってレッスン+お遊び会やって、
お茶してその後ビール飲みにいって・・・と
なが~~い一日でした。

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