Something to Feel

"I'm basically happy person."

「イタリアを歌う」歌伴奏など

2010年06月06日 | 音楽
この2週間は歌の伴奏やりました

ひとつは毎年恒例のベルカントゼミの発表会。
Cosiの歌は、"A te, o cara" というアリアをやりましたよ。
結果からいうと、演奏全体としては大破です

歌については、私自身のことではないので、ここではあまり書きませんが。
近年まれにみる大失敗だといってもいいので、
さすがに学ぶ事がありました。
私は無知な伴奏者で、歌づくりに対してはかなり距離をおいていたというか、
遠慮があったと思うのですが、
これからはある程度、意思を伝えていく必要があるなーと感じました。
疑問である部分、あいまいに感じている部分は、
きちんと確認しておかないと本番でたいてい裏目に出ると、やっとわかってきたから。

それから弟キャラ(?)なSくんの伴奏も初めてさせていただいた。
付き合いは結構長いんだけど一緒にやったことはなかったな~。
曲は泣く子も黙る"Nessun dorma".
リハ時間もなく、ぶっつけ本番でした。
録音まだ聴いていないんだけど、大きな問題なくこなしたという雰囲気。

自分のピアノ伴奏に関しては、
今回はまずミスタッチや思いもしなかった何かをやらかすというミスがなかったので
その点だけでも今までよりいい出来だったと言っていいかな
ここ半年くらいでちょっと意識が変化してきていて、
昔よりラクな気持ちでのぞめるようにはなってきています。
ゆらぎがあっていいんだ、みたいな。(当たり前なのにね、分かってなかったね)
あと歌詞を以前よりもよく見るようになったかなぁ・・・。

やはり独奏とはまったく違うものであると思う。
ニンゲンとゆー楽器が出す旋律の区切れ目である息継ぎが
とても大切で、
それと歌詞はやはり密接に関わっているよね。
伴奏するのにそれを感じながらやることは、独奏のときにはないもの。
そういう事を感じながら、
歌と一緒に大きなうねりをつくれたら、理想なんだけどな~

それから最近思っているのは、
基本的にオーケストラの曲をピアノ用の編曲で伴奏してるわけなので、
いかにオーケストラな感じを再現できるかというのもとても重要だと思うんだけど、
逆にピアノ伴奏ならではの雰囲気を作り上げるというのもアリだよなあって。
この辺は本当に難しくて、
自分の場合はオケ演奏を聴いてまず曲のイメージを固めて、
それを念頭において伴奏の練習はするけれど、
それはそれとして、ピアノでできる一番効果的な演奏というのが存在するのかもなぁって。
今後はこういった事も考慮しながら練習していきたいよ

この発表のときは愉快で知的なテノール仲間が集合し、
クラシッカーな愛すべき変人系ピアノ弾きAさんにも会える貴重な機会。
いつもと~~っても楽しみです。
発表のあとは、下北沢に移動してお昼して、スタジオ行ってレッスン+お遊び会やって、
お茶してその後ビール飲みにいって・・・と
なが~~い一日でした。


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