Something to Feel

"I'm basically happy person."

のほーずー

2009年11月01日 | BOOKS
時間が余ったのでもうひとつ更新しとく。

中野ブロードウェイのガイド的なご本が出たそうです。
「のせすぎ!中野ブロードウェイ」
渡辺浩弐さんの短編「野放図なかの女」がのりましたんでゲッツです。
ほんとに最近は渡辺さんの話題が豊富ー!
ブロードウェイの情景がうかび、歴史をかいまみれるような作品でした。
大人なおとぎ話です!

なぜかわからないけど自分のまったく個人的な感情などが呼び起こされて、
悲しく、とうか、さみしいというか、喪失感みたいな、
そんな気持ちになる作品でもあった、
以前通った4FのKOBO CAFEをモデルとした場所も出てくるんだけど、
あの廊下の空気やカフェの空気があまりにも自分にとっては特別だったからかもなあ。
普段眠っているなにかが呼び覚まされたのかもしれない。うー。

さてさてほかのページもすごいおもしろ情報満載。
自分はマニアックな人間ではないので
ブロードウェイのディープさやこだわり、謎におののくばかりです。
ほんと不思議な場所なんだなあ。
できた当時は本当にセレブなビルだったそうで、その歴史もすごくおもしろいよ!
以前地下1Fに行ったときはねまきとか売る店やら総菜屋みたいのが確かあったような。
上階のマニアックーな空気とは全然違ったんだよね。

そうそう小明ちゃんによるBWガイドも載ってた、相変わらずかわいくておもしろいのう。
ブロードウェイへの愛がぎゅぎゅぎゅぅううと詰まっている1冊だね。

普段、中野は行く機会全然ないんだけど、
またゆっくり遊びに行きたいなぁ・・・オーラ写真とか撮ってもらいたい。
あと8段ソフト食べてみたい!


寝る。
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映画版「重力ピエロ」

2009年11月01日 | 映画
映画版の「重力ピエロ」観てきたよ。

またまたgoo映画からあらすじ転載
遺伝子を研究する大学院生・泉水と芸術的な才能を持つ2つ年下の弟・春は、仲の良い普通の兄弟だ。優しい父と三人で、平穏に、そして陽気に暮らしている。だが、この家族には春の出生に関わる哀しい“過去”があった。その原因をもたらした“ある男”が街に戻ってきた。そして、時を同じくして不審な連続放火事件が発生する。その現場には謎めいたグラフィックアートが残されていた…。


うっすらネタバレするかも。

小説を読んでいたからこそすんなり観れた部分や、
セリフの重みを理解できてた部分というのが結構あったかとは思うけど
読んでなくてもかなり楽しめた作品だと思うー。

「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」、というセリフ
まさにこの作品そのものだよなと思った。
映画になって改めて、このテーマはあまりにも深いと思った・・・

もちろん、胸が悪くなって歯ぎしりしそうに絶対的な「悪」は存在しているのだけれど。それとは別で、

春のような事情で生まれてくる人を、
生まれてくる前に、産もうと「自分で考えて」決断した父親・・・

生物学的な父親との関係を絶とうとしたその方法、、、
春のやったことはとても正しいけれど、犯罪でもある。。。

答えは簡単にひとつに絞れないよ。

うぁーまた原作を読み直さなくては。やっぱしコレは名作っすな!

映画のほうはキャスティングがGood!だった。すごいなー。
とくに和泉役の加瀬亮はぴったり。
陸橋(歩道橋?)の上で感情を高ぶらせるシーンはこちらも息ができなかった。

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映画「扉をたたく人」

2009年11月01日 | 映画
「扉をたたく人」原題:The Visitor

以下あらすじはGoo映画から転載!
コネチカットで暮らす大学教授のウォルター(リチャード・ジェンキンス)は、妻と死に別れて以来本を書く事にも、教える事にも情熱を燃やせず憂鬱な日々を送っていた。ある日、出張でニューヨークを訪れた彼は、マンハッタンにある自分のアパートで見知らぬ若いカップルに遭遇する。知人に騙されて住んでいたというそのカップルは、シリアから移住してきたジャンベ奏者のタレク(ハーズ・スレイマン)と彼の恋人でセネガル出身のゼイナブ(ダナイ・グリラ)だと名乗る。
ニューヨークを舞台に、孤独な初老の大学教授と移民青年が出会う――異文化で育った異人種の交流という普遍的な物語を背景にしながらも、9.11テロ以降、外国人に対してきわめて不寛容になっているアメリカの姿を鋭く指摘する。


ウォルターとタレクがジャンベを通じて少しずつ心を通わせていくところがよかった。
喜びの感情を少しずつ表にだしていく、公園でのジャンベセッションするシーン、
ラストシーンではウォルターのやるせない感情がジャンベにのって痛々しく響く。
リズムだけの楽器なぶん、気持ちがよりダイレクトにあらわれてました。

個人対個人は、たいていの場合心をかよわせることができるのに、
その単位が大きくなっていくにつれて、無感情で横柄で偏見的な言動が生まれてくる・・・どうしてなんだろう。

ストーリーから離れるけど、
タレクの恋人ゼイナブのファッションがとてもかっこよかった。
黒い肌とベリーベリーショートにはえる原色のニットや大ぶりのピアス。
それからタレクの母親役の人も、
顔にしわが刻まれてあるていど年齢いってると思うけど、瞳とか表情とかとても美しかった。

あとニューヨークの映像、外国のにおいがしてきそうな感じで良かった!
(外国の建物って独特のにおいするじゃん、ああいうのがわかる感じ)


この日は上映中に非常ベルが鳴って、5分ほど上映を中断するというハプニングがあった!!
隣の演劇用の劇場で稽古があり、そこでたいていたスモークに探知機が反応したらしい・・・。
何事もなくてよかったけど、ちょっとドキドキしたぁ。
終演後、おわびといって招待券をくれたよ・・・別にそんな、よかったのに。
また観に行こう!
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