ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲秋山第二弾! 霧藻ヶ峰 ~ 妙法ヶ岳 <前編>

2006-11-01 06:35:58 | ▲2006年山行報告

 

歩いた日2006年10月31日(火)

三峰山・・・・・という独立した山はありません。

今は 三峯神社一帯をこう呼ぶようになっているようですが

本来 三峰山というのは 

「雲取山」 「白岩山」 「妙法ヶ岳」 の三山を指しています。 

今回プチポレ隊が目指したのは その三峰山の一つである

「妙法ヶ岳」 と もう一つ 「霧藻ヶ峰」 です。

霧藻ヶ峰の方が標高は若干高く、高い所が大好きな隊長は

今回、もし時間が無い場合 妙法ヶ岳よりも 霧藻ヶ峰を優先したいと言ってました。

 

 

自宅最寄のバス停から始発のバスに乗り込み、

東武鉄道、秩父鉄道と乗り継いで 三峰口へ向かいます。

秩父鉄道は初めて乗りましたが 今回は始発駅から終点駅まで

長い電車の旅となりました。

終点の三峰口に着く頃は ほとんど貸切状態。

ローカルな感じがなんともいいねー。

 

 

 

8時6分。 三峰口到着。

ちょうどいいバスの時間が無いことが前もってわかってたので

今回はタクシーで行くと決めてました。

でもって タクシー乗り場はどこ?  

げっ・・・・都会じゃないんだから 駅前にズラーっとタクシーが

並んでるワケないんだった。

どうしましょ・・・・と辺りを見回すと タクシー会社発見!

早速行って 「三峯神社まで行きたいんですけど」 と言うと

ボソっと 「いいですよ」 

どうみてもこの方一人しかいない雰囲気。

事務所内、空っぽにしちゃって大丈夫かな、なんていらん心配しながら乗車。

ボソッと話すタクシードライバーさん、実はなんと山ヤさんでした。

乗車してた40分間、ずっと山の話で盛り上がり楽しかった。

今年ポレポレ隊が登った山に 時期は違えどかなり登ってらして

話がはずむ、はずむ!!

隊長の辞書に 「世間話」 という文字はありません。

なので、弱足とドライバーさんのやりとりを遠い世界から聞いてました。

時々 ドライバーさんが話している最中に いきなり割って入るので

それを制止するのに苦労しました。

 

 

 

 

あっという間に40分が過ぎ、三峯神社のPに到着。

この時点で帰りもタクシーで戻ることを決め、14時に迎えにきてくれるように予約。

実は本来ならば三峰口から大輪というところまでバスで行き、

そこから三峰ロープウェーで登れるはずなのですが 今年の5月から運休中。

そうなると秩父湖まで別のバスで行って そこからまた乗り換えなくてはならない。

すごく面倒。

帰りも バス便が少ないのに加えて 乗り継ぎがうまくいかないと大変なので

タクシー予約してしまいました。

さて、歩き出そう。 

 

 

 

 

タクシーの時間を気にしてるので 弱足隊員、ますます落ち着かない。

でも家に着く時間を考えると それが限度だもんなぁ。

何度も地図見て フニャフニャの脳みそで コースタイムを考える。

トイレ行ったり お店覗いたりしたいから 1時半には登山口に着いていたい。

大丈夫かなぁ。 間に合うかなぁ。

そんな心配をよそに 隊長はズンズン進んで行きます。

 

 

 

 

さて、ここが登山口の鳥居です。

気を引き締めて。 頑張って進もう。

分岐を示す道標に 「雲取山」 って書いてあるの気付きました?

そうなんです! ここはなんとあの雲取の三峰コースの登山口でもあるのでした!

去年、ポレポレ隊は山岳会のかもしか山行で 三条の湯から登りました。

山を始めたばかりなのに、いきなり日帰り雲取で、死にそうになった弱足隊員・・・。

でも死にそうで死なないのもまた弱足隊員。 (けっこう図太い) 

 

 

 

 

鳥居をくぐるとすぐに登山届けを出すポストが。

ここはカウンターがあって、それぞれ自分が入るコースのカウントを押します。

隊長は迷わず 「霧藻ヶ峰」 のカウンターをカチャ。

他には 「雲取山」 や 「甲武信ヶ岳へ縦走」 なんていうのもあって

隊長の心をコチョコチョくすぐってくれました。 

コチョコチョ・・・・・ヽ(;´Д`)ノ ヤメテヨ・・・

 

 

 

 

 

それにしても なんか不思議な感じ。

いつもは三人なのに、今日は二人きり・・・。 

隊長はほとんど喋らないので 静か静か。

副隊長がいないと やっぱ寂しいよオ。

私のおしゃべりに 親父ギャグで返してくれる人は今日は誰もいない・・・。

C= (-。- ) フゥー

 

 

 

 

隊長、黙々と進んでいきます。

弱足の私は相変わらず遅いので すぐに隊長、見えなくなっちゃう。

今日はまるでソロで歩いてるみたいだ。 

 

 

 

 

 

少し歩いただけで うっすら汗をかきました。

おっと・・・忘れてた。

今日のてぬぐい。

「もみじ」 です。  秋ですから。 

 

 

 

 

 

炭焼平到着。 ここで初めての小休止。

隊長は元気だから休憩なしで ドンドン行こうとしちゃう。

後ろから 「休む~~~~~っ!!!!」 

と叫んでの休憩となりました。 

 

 

 

 

 

代わり映えしない道・・・・・

代わり映えしない隊長の後姿・・・・・

そして 思いっきり逆光。  あらら・・・。

 

 

 

 

 

あんたはマドロスか。 (急に母口調) 

 

 

 

 

 

地蔵峠到着。

お地蔵さんがひっそりと。 

 

 

 

 

どうぞ宝くじが当たりますように・・・・

じゃなくて・・・無事に帰れますように。

そして次回はまた三人で歩けますように。 

 

 

 

 

 

展望台みたいな場所に到着。

今日はお天気が良くて 素晴らしい景色でした。

遠くに両神山が見えるぞ。

あと、正面の山塊の一番右のピークが 今日の目的の一つ、妙法ヶ岳。 

 

 

 

 

左を見ると 和名倉山。

ここは見た感じは優しい山容だけど けっこう手ごわいらしい。 

 

 

 

 

隊長・・・・後姿 なんか寂しいんですけど。 

 

 

 

 

 

さて、霧藻ヶ峰に向かって進みましょ。 

 

 

 

 

 

今回のコースはとても歩き安い道でした。

段差も大きいところはないし 岩ごろ道でもない。

枯葉をサクサク踏みながら歩きます。

でもずっとこのままの道で 雲取まで行けると思ったら大間違いかも。 

 

 

 

 

 

おお! これは・・・・!

ガイドブックに載っていた秩父宮様のレリーフ。

実は 「霧藻ヶ峰」 の名づけ親だそうです。

ゴールはもうすぐ・・・・かな。

 

 

 

 

やっぱり!

とうちゃーく!

霧藻ヶ峰 1523m。 

プチポレ隊、独占だ! 

 

 

 

 

 

方位盤あるよ。 

 

 

 

 

 

タクシードライバーさんが 「今日はここ1週間で一番いい天気だよ」

っと言ってました。

ワーイ! ラッキー!! 

 

 

 

 

霧藻ヶ峰休憩所。 予約すれば宿泊可能。

ただ、普通は土日のみの営業。 

 

 

 

 

 

 

秩父はまだ紅葉真っ盛りというには早すぎた。

でも そこそここんな景色も。

紅葉を愛でながら 山ごはんの場所を探そう。 

 

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