空には パラグライダー
私たちに気付いて
「オーイ!」 って聞こえてきました。
こちらからも
「オーイ!」 って 手を振りながらお返し。
なんかいいね。
ずっと富士山を見ていたいけど そろそろ出発しなければ・・・
っとその前に・・・・
我が家にある毛無山を取り上げているガイドブックの中の1冊に 次のような文章がありました。
『毛無から見る富士山は、ぱっくりと開いた大沢崩れの亀裂が親父の青筋のように見える荒ぶる富士である。
右肩をちょっと上げ気味に斜に構え、寄生火山をゴツゴツ生やしたあばた顔の親父。
隣の愛鷹山が怒られて小さくなっている子供のようでかわいらしい。』 (杉本智彦)
すごく楽しい描写だと思いませんか?
名残惜しいけど そろそろ行かないと。
一旦、毛無の頂上に戻ります。
戻りました。
ここでもちょっとだけ撮影大会。
ふたたび
ジャ~~~ン!!!!!!
では、 3回も 「ジャ~~~ン!!!!!! 」
をしちゃったので 今度こそ下山します。
時間を計算したら・・・・・案の定遅れ気味。
なので 隊長の希望してた周回コースを却下し、ピストンにします。
30分強の違いだけど それは私たちにとっては大きいのです。
なんてったって 下りに弱いママさんがいますから。
心なしか不満そうな隊長の後姿・・・。
ごめんよ、隊長。
夕飯の支度を考えなければ周回してもいいんだけど
ママの立場も理解しておくれ。
登って登って登ってきた分、
今度は 下って下って下らなければなりません。
でも帰りは富士山を正面に見ながら歩けるよ。
ひたすら下ります。
こんな富士山に見守られながら。
いつもは一番遅い弱足さんなのですが この日は絶好調。
結局 下りのほとんどの先頭を歩きました。
途中で 二人が余りにも遅いので 不安で待つ時間さえあったのです。
でもそれは 私が絶好調というよりは パパさんが不調だったってことかな。
隊長は そのパパさんをしっかりサポートしてくれてて 頼もしかった。
一息つこう。
半分以上は下がってきたかな。
富士山を見る目線が だいぶ 下になったね。
登りはなんなく通ったこんな場所も 下りでは しっかりロープを使って。
あ! 登りで気付かず通り越しちゃった三合目。
やっぱりちゃんとあったんだ。
こんなにわかりやすいのに なんで気が付かなかったのかなぁ。
弱足さんも ちょっと膝が痛くなり始めたぞ。
慌てないでゆっくりいこう。
そして 往きにも通った 不動の滝に到着。
岩と根っこで 歩きにくい。
実はパパさん、今回もまた2回ほど転んでしまいました。
私は先に歩いてて知らなかったのですが そのうちの1回は
もろに転んで 頭を根っこに思い切りぶつけたそうです。
岩じゃなくてよかった・・・・
気をつけてくださいよー。
やっと分岐の所まで戻ってきたー!
ドライなリバーを また渡ります。
あとちょっと!
朝、初めて富士山を見た場所まできました。
今はこんなにはっきり見えます!