隊長も景色を楽しんでるみたいです。
ギザギザの一角。
やっぱり存在感あるねぇ。
今頃、パパさん頑張ってるかな・・・。
私たちだけ楽しんじゃってごめんね。
っとここで山中さん、みっけ。
途中の指導標の薄くなった文字を書き直しているようでした。
でも 私はわかってました。
心配して何気なく待っててくれたんだと。
ありがとうございます。
ここからまた３人で歩きます。
下山中も いろーんなお話しを聞きながら。
熊の爪痕や 鹿が剥がした木皮など 一つずつ説明してくれました。
突然 「ご主人はお酒飲む？」 と聞きながら 一本の木の所で止まり
ベリッと剥がしてくれたのがこれ。
真っ黄色をしていてびっくり！
キハダという木なのだそうです。
乾燥したものは黄柏といって 殺菌作用や整腸作用もあっていろんな薬に利用されてるとか・・。
「二日酔いも これをなめれば治っちゃうよ。 苦いけど。」
ワーイ！パパさんへのお土産だー。 （笑）
高山植物の写真も 携帯で見せてくれました。
実に珍しいものがたくさん！
全て両神山中で写したものということですが
普通の人は入れないような場所に ひっそり咲いてるようです。
お花たちも 山中さんに守られて安心していることでしょう。
歩きながら いつもルートを気にかけて 岩があれば横へどかしたり
枯葉で段差が見えない場所は 枯葉をのぞいたりと
とにかく キョロキョロと全てに気を配っていました。
両神山を、そして自然を とっても愛しているんだなーってことが ヒシヒシと感じられました。
隊長にも そんな想いが少しは伝わったかなー。
昇竜の滝まで戻ってきました。
はい、終点。
「今日は本当にありがとうございました」 と言うと
「タクシーがくるまで お茶でも飲んでいきなよ。」 との 暖かいお言葉・・・・。
実は帰りのタクシーも予約しておいたのですが ちょっと余裕を持ちすぎて伝えてしまいました。
なので お言葉に甘えてお邪魔することに。
奥様とおじいちゃまを交えて 皆でお茶飲み話。
みかんも頂いちゃいました。 おいしかったー！
皆さん、本当にいい方達でとても居心地が良かったです。
ご自宅のトイレまで借りて１時間近く休ませてもらっちゃいました。 （外にもトイレあり）
ありがとうございました！
最後は またロープの講習会。 （笑）
今日一日、写真をバシバシ撮ってしまってたので ブログに載せていいか聞くと
「見られて悪いことは何一つやってないから 構わないよ。」 との返事。
よかった・・・・。
そうこうしてるうちに タクシーが到着し お別れとなりました。
山中さん、本当にお世話になりました。
「今度はご主人も一緒にいらっしゃいよ。」
「はい、そうします。」
そんな会話をしながらタクシーに乗り込んだのでした。
お天気にも恵まれて とっても有意義な一日だったね。
隊長はちょっと疲れたみたいでしたが 彼にとっても忘れられない初めての両神になったのではないでしょうか。
三峰口に到着したら ちょうど電車が来てて 慌てて飛び乗りました。
登山客でほぼ満員。
そういえばタクシーの運転手さんが 「今日は雲取もすごかったですよー。」 って言ってたっけ。
皆さん、それぞれ楽しい思い出に浸りながら家路に付いたようでした。
めでたし、めでたし。
◆今回会ったお花さん◆
イブリゼリモドキ・・？？
ポツンと一つだけ咲いてました。 山中さんもビックリ。
プチポレ来るの待っててくれたの？ ありがと。
◆山バッジ◆
下山後、環境整備料 を払うと 山中さんからもらえます。 （ひとり一個）
「１０００円取っても バッジのお金を引いたら半分くらいになっちゃうじゃないですかー。バッジのお金は別に払いますよ。」
って言ったら
「つべこべ言わずにもらっていきな。」 って。 (^_^;)
それでは ありがたく頂戴いたします。 チョーうれしいー！
今日はパパさんがいないので 最後の締めの冷たいスイーツがありません。
なので帰りに最寄駅で買って帰りました。 （カル２さ～ん！ 買っちゃったー！ 笑）
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こんな風にして プチポレ隊の４つ目のお山 （霧藻ヶ峰、鳴虫山、高尾山に続き） 無事終了しました。
プチポレ・・と言っても 今回は山中さんという最強のリーダーが付いていてくれたので
全く不安なく 頂上をゲットすることができました。
実は正直言うと、下山後の今も 「本当にあの両神に登ったのか」 という実感が持てない状態のままでいます。
それは今回歩いた白井差新道が あまりにもいい道でハイキング気分で歩けたからです。
ギザギザ イワイワ の両神のイメージとは全く違う、優しくて暖かい部分も持っているお山なんだなーと・・・
だから尚更パパさんが一緒に歩けなかったことが残念です。
今回、三峰口からの往復のタクシー代、１３０００円ほどかかってしまいました。
パパさんからも 「３回山に行けた分を１日で使ったってことをよく頭に入れておくように」
って言われちゃいました。
ちょっと豪華な山行になっちゃったけれど それに値する貴重な経験をさせてもらったと思っています。
最初に紹介した ２００６年のヤマケイの記事の中で
記者に同行した方が こう書いています。
「入山料１０００円を払うと聞いて 山中さんを 『がめつい』 と 思ってしまったが がめついのは私の方だった。
登山＝無料だと思い込んでいたが 人が入れば自然がこわれる。
登山を楽しめるのは、偉大な大自然と、その自然を守るために多くの人が努力してくれているおかげなのだ。
そんなあたりまえのことを自覚していなかった自分が恥ずかしい。」
「当時いろんな意味で世間を騒がせてしまったけど こんな変なオヤジが山に居るってことを知ってもらっただけでも良かったと思ってる。」
そう言った山中さんの顔を 私は一生忘れません。
一人一人の意識を高めれば 私たちにだってできることがあるはずです。
今回のレポは そんな意味も含め、いろんな思いを込めて書きました。
尚、山中さんの連絡先は 昭文社の両神山の地図の最新版に載っています。
登山予約は ある程度余裕を持ってした方がよいと思われます。 （前日とかじゃなくて）
白井差からの入山は一日３０名ほどで様子を見てるようですが 相談すれば 色々と柔軟な対応をしてくれるはずです。
＊白井差は 「しらいさ」 ではなく 「しろいざす」 と読みます。
自然と真摯に向き合う姿勢を教えてくださった山中さんに感謝。
― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―
▲両神山 （りょうかみさん）
埼玉県 １７２３ｍ 日本百名山 関東百名山 新・花の百名山
コース・・・・・・白井差登山口（９：００） ～ ブナ平（１０：３５） ～ 両神山（１１：５５）
～ 白井差登山口（１４：３５）
全所要時間・・５時間３５分 （含 昼食 休憩）
歩行時間・・・・約４時間５０分
メンバー・・・・・隊長、弱足ママ（プチポレ隊） ＋ 山中さん。 計３名。
～◆ジュリアちゃんの方から来てくれた方々へ◆～
というわけでした。 遭難したわけではありません。
お騒がせしましたー！
両神山についての記事では、やはり登山道閉鎖の件については触れて欲しいと私は思っています。
閉鎖の事についてはいろいろ調べたことがありますが、私は山中氏の処置に「理あり」と思っていました。複雑ないきさつを別にして、山中氏のことを誤解していた人々もこの記事である程度わかってもらえるのではないかと思います。
山は自由に歩けると思っている人がほとんどだと思いますが、国内ではどこでも地権者が存在します。すなわち、他人様の土地を歩いているのです。このことが全く意識されていません。だから、平気で無法なことをするのだと思います。他人の土地での「山菜採り」は「山菜盗り」です。
それからストックの件も指摘通りだと思います。山道に平気で穴をあけながら歩いていて、自然を大切にというのは全くの矛盾と思っていました。私はストックは所持していませんが、もし必要になったら「金剛杖」にしようかと思っています。
それにしてもこの「新道」はいいですね。最近の混雑ぶりからもう両神山に登ることはないだろうと思っていましたが、この道なら歩いてもいいなと思いました。でも、山頂は人で一杯・・・。私が昔歩いた時は山頂で数人の人に会っただけで、登山道では全く人に会いませんでした（八丁尾根も歩いていますよ）。
楽しい記事の中に大切なことが書かれていて、いい記事だと思います。
今回のレポは山の素晴らしさよりも人の素晴らしさが伝わってきますよ。
山塔花さんのおっしゃるように他人様の山を歩かせていただくのですから、謙虚な気持ちでなければと思います。
よく山で蕨などをとっている人がいますが許可を得ているんでしょうか。
苗場などでもそれで収入を得ている方がいらっしゃるのに
登山者が採っていました。
登山道整備など本当に頭が下がります。
体長さんは山中さんとのお話に疲れたのでは？
でも良いお話でしたね。
どこの登山道も大切にと改めてあるきたいと思いました。
山中さんと隊長が二人で話しながら歩いているのを、後ろから見守る母。 いいですね。
隊長にとっても、すごくいい経験だったでしょうね。
山座同定もバッチリ!! カッコイイです!!
岩の上の隊長!! も!!
来年は八丁尾根ですね!! この山に登りたい!!、ここから登りたい!! と意志がハッキリしているのはいいことです！
ボクも見習わなきゃな～。
それとママさん、パパさんが行けなくなっても、山に行ったこと、パパさんには申し訳ないけど、たまにはそういうのもいいと思います。
例えば次回は パパさんと隊長の二人で!! とか パパさんとママさんの二人で!! あるいはご親戚の方も一緒に大勢で!! とかね!! 違った味がするものです。
山岳救助隊とゆう強い方が同行されての山登りは
とっても安心です
登りでの歩き方、下りの足の使い方、そして水の補給の取り方、見てるだけで為になりますね。
確かに、ストックの件は考えものです・・・
でも最強の助っ人（？）山中さんのお蔭もあって、とっても良い登山だったね～。
ひめひめも最初の方を読んでいるとき、「山中さんって屁理屈が多そうで、頑固なオヤジかも。。」なんて思っていたけど、全く違いますね！！
山中さん、失礼しました～。すみません。。
新しい山道（？）を一人で作ったってこと？
本当に山を、自然を、愛している人なんだね。
それに最後にお茶でも・・・なんて言ってくれる人情溢れる人だね～。
きっとマウント君も、いつもとは違った何かを感じたと思うな～。
今度は是非、パパさんと３人で訪れないとね
写真このためなのですね。使ってくれてありがとうです。
プチポレでしたけど
頼もしい山中さんが一緒で心強かったことと思います。
それにしてもお優しいかたですねー。
山を愛していて、山好きな方の味方だなと感心しました。
いつもと一味違う登山でしたでしょうけど
また良い思い出になりましたね。
次は八丁、その良い練習になったと思います！
asaは閉鎖以前の大昔、白井差に下山したことが有ります。
旧道もいい感じだったと記憶してます！
下山してみて「クマ注意」の看板に
初めて遭遇しビックリしたのを覚えてます・・・残念。
今回のレポは いつもとまた違った感動を呼びました。
パパさんがいなくて ちょっと心配だったけど
親切な山中さんが いっしょに登って下さって
読んでいて 胸が熱くなりました。
ジュリアさんは 人に恵まれているね。
やっぱりジュリアさん自身が そういう得をつんでいるからだと
私は思います。
今回も いい一日だったね。
そして勉強になったこともある素敵なレポです。
私も以前、この山の登山道について 昔のヤマケイを
読んでいてこの記事に目を通して気になって調べたことが
ありました。
大切にしたいからこそ、制限をかけるのは正しい
事だと思います。ストックについても最近はどうしても
カバーが取れてしまうのでザックに仕舞って持っていったり
出来る限りは使わないように意識したりとしているのですが
ストックについては本当に色々な意見がありますよね。
なんだかとっても難しいです。膝が痛くなったらどうしようと
考えるとどうしても使いたくなってしまって・・・
おっと、話がそれてしまいました。すいません。ママさんの
仰っていたちょっと変わった山登りの意味が判りました。でも
きっとプチポレ隊の皆さんが素敵な人だったので山中さんも
ご一緒されたのでしょうね♪
実は先日も景色の良い場所で写真を撮ろうと調べていたら
やっぱりカメラマンのマナーが悪くゴミや平気で土地を
荒らすので立ち入り禁止にされている箇所が沢山ありました。
それでも平気で立ち入り禁止区域に入っている人がたくさん
居てなんとも嫌な気分になりました。
モラルの低下なんでしょうね・・・誰かが食い止めなければ
どんどん悪化していきますものね。
なんだか私らしくないコメントになってる・・・
パパさんの居ないのは少し寂しいけれど年内に達成
できて隊長は大喜びかな♪ 本当におめでとうございます！
山中さんの素敵さもプチポレ隊の素敵さもとっても伝わって
来ました♪ママさん！本当にありがとうっ！
おっと、親分起きてきたようです。。。こんな時間に。
以前から、時々思う事があります。
それは、山がとっても荒れて来ている事です。
九十九折れの道のエスケープルートや道が溝状になった箇所の草付きが踏まれて裸地化しているとか、
道沿いの左右に小さな穴が開きそこから崩れ始めているとか。
そしてトイレの事とか。
入山者が増えて良いこともあるのでしょうが・・・。
オーバーユースの問題以前の事かも知れませんね。
自分自身をもう一度見つめ直す良い機会になりました。
プチポレ、楽しんで来られましたね。
隊長は行きたかったあの山に行く事が出来て少し満足？
今回は隊長にも良い出会いが有ったのですね。
そして、もちろんママさんにとっても。
やはりね～！
ソフトクリームどころではない様な事でしたので、どうされたか少し心配していました。
最後にとっても安心しましたよ。
いつも通りでした。それでこそママさん！（笑）
で、今年はあと何山？どちらへ？
次回も楽しみにしています。