大学の冬休みも残すところ二週間です。とにかく、インドから帰ってからこちら、プンツオリンではやることがなくて、時間を持て余しています。国境の町なのでインド側にはおいそれとは行けないし、町から出ようにも町外れのチェックポストからティンプーまで150kmの山岳道路があるだけで面白くもなんとも有りません。じっとしていては体が鈍るので、用も無いのに大学まで往復二時間弱を、ただ歩いたりしています。
とは言うものの、新学期が始まれば以前書いたとおりオプト・エレクトロニクスとデジタル・エレクトロニクスの講義を始めなくてはなりません。その為の準備をボツボツ進めてはいるのですが、なんせ私の好きな言葉(モットーでは有りませんが...)は ”明日できる事は今日するな” なので夏休みの宿題同様、直前にならないとなかなか気合が入りません。
こちらに来て学生の授業や試験を見ていて、やや可哀想に感じるのはどうも学生達がフォアグラのガチョウのように、死んだ知識を無闇やたらに詰め込まれているような感じを受けることです。私は公式や暗記した知識は社会に出るとほとんど役に立たないと思っています。と言うより、そんなものはマニュアルを見れば書いてあるし、必要なら公開ソフトがインターネットで直ぐに手に入ります。実社会で必要なことは問題を解くことではなく、問題を作ること=問題提起能力では無いでしょうか?必要は発明の母といいますが何が必要か? が明らかになれば問題は半分解けたも同然です。オプトやデジタル技術は日進月歩で技術革新が進んでいる、とてもエキサイティングな分野です。ぜひブータンの学生達にも、この分野の面白さと技術的進歩を支える先人たちのアイデア、創意工夫を伝え出来得るなら問題提起力をつける様な講義にしたいと思っています。
くるくるパーマです。
まだ生きてます!
こちらは3月中旬からようやく授業開始です。物理実験の担当になりました。
シラバス⇒超超超ざっくり(存在意義不明)
教科書⇒(もちろん?)存在しない
のため、私もみっちり授業準備しないといけないのですが、なんせやる気が出ません。まだ一ヶ月半以上あるし・・
”明日できる事は今日するな”ですなぁ。
最近はルームメイトに女性の口説きかたを教えてもらってます。勉強になるなぁー!!
ちょっと実践してこよう。
ぐふふふ
ところで、最近カカオ豆が高騰しているようですがガーナは景気が良いのかね?
とにかく中国のプレゼンスがすごいです。ガーナに限らずアフリカ中に投資してるようですけどね。さすが世界一。
カカオが有名なはずなのにカカオ見たことありません。どこで作ってるのでしょうか?
ガーナ=カカオは日本人が抱く幻想?
いや、そんなことはないはず・・。
ガーナはお隣のコート・ジボワールに次いで第二位のカカオ生産国だよ。北の方の大規模プランテーションで子供奴隷を使って生産してるんじゃないの。
マラリアじゃなくてよかった。
中国のアフリカ進出の目的は、資源ですね。紛争とか歴史的な問題で欧米が進出あんまりしてないですし。あと雇用とかもあるんでしょうね。ガーナでもビル建てるのに、作業員は中国から呼んで、すべて中国人で作ってますねー。
最近いろいろ問題は起きてるみたいですけど。
まぁ私としては、そこそこ大きな街に行けばガーナでも中華料理屋があるので感謝です。
ちなみに、日本料理を出すお店もガーナに1店だけあります。素晴らしい価格ですがね。
中国みたいな広大な資源国が資源を求めてアフリカに積極的に進出している...私には良くわかりません。ともあれ、中華料理は良いね。八宝菜、酢豚、餃子、エビチリ、焼そば,,ブータンは首都にしかないんで今度行ったらたらふく食ってこよう。