徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

ティンプーへ行ってきました

2012年04月15日 | ブータン ライフ

 3ヶ月に一回ある、JICAの定例ミーティングに出席するため、首都のティンプーに行ってきました。私の住んでいるインド国境の町プンツオリンから、ティンプーは国道一号線で約150kmの距離です。ブータンの生命線とも言えるインドと首都を結ぶ国道なのですが、いたるところ土砂崩れ、未舗装、路肩崩壊おまけに狭いということで時間は5-6時間かかります。現在、拡張工事を進めているのですが例のごとく工期が遅れていて私の任期中に完了する見込みは薄そうです。

 プンツオリンとティンプーの標高差は2300mほどあり、これを一気に上がるとやはり軽い高度障害が出ます。頭がなんとなく痛くなり、階段の昇り降りで息が弾みます。まあ、意識していなければ気がつかない程度ですが、初日から皆でいっぱいお酒なんかを飲むと、翌朝は結構辛いものがあります。あと、やはり高地なので気温差が10°C以上あり朝夕は冷え込むので、うっかり半袖、Tシャツなんかで行くと寒くてまいります。

 野菜市場ではアスパラガスが旬を迎えていました。これはブータンで最も有名な日本人である、ダショー西岡氏が農業指導の一環として、空港のあるパロ近郊で栽培を始めたもので、今ではパロの特産になっていて、ティンプーに大量に出荷されています。値段は下の写真の束で、走りは150Nu(230円)位でだんだん値段がこなれてきて、今の値段は70Nu(105円)でした。露地栽培なので香りが良く、太くて食べごたえのあるアスパラガスです。

 実は来週、母親がブータンに旅行で来るので、また6時間かけてティンプーまで会いに出かけます。それで帰りにはまた、アスパラを買う事になると思います。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (TAXI)
2012-04-15 12:50:08
ティンプーってそんな高地だったんですか、メキシコ・グアダラハラと変わりませんね、本当に階段がきつい、、そんな中サンゲザン登ったアナタはエライです、ティンプーの夜もご紹介下さい、もしかしてバナナハウス?
返信する

コメントを投稿