主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

やっぱり挫折

2021-02-01 09:51:25 | 雑談
これまでの人生何度か、「源氏物語」の訳本を読みかけたのですが、どれもこれも1巻の途中で挫折しました。
そして、今回は好きな作家の荻原さんの「紫の結び」で挑戦したのですが、駄目でした。
せっかく理解しやすいように、テンポよく読み進められるように、帖の順番の入れ変えなど配慮してあるのに。
年を取って集中力がなくなったのもあるかもしれないれど、物語を上辺だけ読んで「何かこう来るものがない」。
荻原さんの書かれた『「源氏物語」の持つ真の値打ちは、光源氏の晩年まで読み進め、円環をなすものごとを受け取ってこそ初めてわかるものです。』
とか、以前林望さんのエッセイで読んだ『「あさきゆめみし」のように恋愛が主ではなく、根底に流れる仏教思想(だったと思う。うろ覚え)を感じ取ってこそ」(と言うような趣旨を書かれていたと思う。違ってたらすみません)
を味わいたかったのですが、とてもとてもそこまでいけない。
各シーンで「あさきゆめみし」のコマがぱっと浮かんできたり、「笑う大天使」の柚子さん達のツッコミを思い出したり、私の中で漫画の影響が大きいことだけがよく分かりました。
明日が返却日ですが、もうちょっと根性出して、最後まで読みたい。(けど駄目そう)
コメント
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