水木 しげる著『鬼太郎と行く妖怪道五十三次』
子供に借りてあげたのですが、私も見ました。
いやあ、色んな妖怪がいますね。
「小豆洗い」「ろくろ首」のような有名どころか、「件」「樹木子」のようなメガテンに出ている妖怪、あと小説・漫画で見たようなのしか分かりませんでした。
森博嗣著『スカイ・イクリプス』
表紙が美しい『スカイ・クロラ』シリーズの最新作。
シリーズの各キャラが出てくる短編集。
映画化の流れか、文庫版がキャラ絵になっているのを見てがっくり来た。
文庫本を買ってまとめてじっくり読んでみたいと思っていたのだけど。
このシリーズは、まとめて読んだ方が色々分かりやすいと思います。
(私も時折新作と一緒に旧作を再度借りて読み直していました。)
大崎 梢著『平台がおまちかね』
『配達赤ずきん』シリーズ(紹介記事1、紹介記事2、紹介記事3)で書店員を主人公にしたミステリーを書かれている大崎さんの新シリーズです。
今度は、出版社の営業マンが主人公と立場は変わりましたが、本屋さんが舞台にしたミステリーなのは同じです。
本好きさんにはお薦めの一品ですが、時折妙に悲しくなる。
地方の本屋さんは・・・・。
三崎亜記著『鼓笛隊の襲来』
不可思議な世界を舞台にした物語を楽しませてくれる三崎さんの短編集。
(紹介記事1、紹介記事2、紹介記事3)
表題作では、ハーメルンの笛吹きのような「鼓笛隊」が台風のように発生する世界が舞台です。
現代日本に似ているけれどちょっと違う数々の世界を魅せてもらえます。
「校庭」はホラーで恐かった。