planetary days,

不惑とか嘘だよ。惑う惑う。ふらふらと。

ゲーム熱

2005年10月27日 | (ノ゜∀゜)ノ
Wired日本語版に載った「「ゲーム熱」はなぜ突然に冷めるのか」という記事に、なんとなく共感を覚える人は多いような気がする。
確かに、かなりのめり込んでやっているゲームでも、やりこみ要素が山積みのまま、ある日ふいっとやる気が無くなる事が多い。
というか、その時間を別のゲームや、別の娯楽に振り替えているわけだが。

飽きる原因として、「仕組みが見えてしまう」というのを挙げているが、これは確かに大きな飽きる原因だと言えよう。
極端な話、PCゲームであればアイテムコードやマップのファイルエンコーディング、キャラクタデータの構造体を解析した時点でゲーム本編はどうでもよくなってしまう。その昔だが、Tir-nan-og IIは、ゲームというよりキャラクタ強化ツールのデバッグとして遊んでた事を思い出した。
いや、そこまで極端な話ではないのだが。

本来終わりの無いネットゲーム(MMORPGなど)では、中身の議論とは違う所で「ゲーム熱」が冷めるような気がする。
廃ゲーマーに追いつけないからとか、高レベルになればなるほど進展が遅くなるというのも大きいだろう。
自分の限界が見えてしまった時、そのゲームにこれ以上の時間を投入する気力が尽きるというか。システムや運営に対する不満が閾値を超えた時も、これに似た軽い挫折感と共に「ゲームクリア」に達する事になる。

おそらく、「ゲーム熱」といえるほどに集中してのめりこめばのめりこむ程、冷める時は早く来るし、冷め切るまでのスピードも速い。

面白いゲームに出会っても、できるだけスローライフで長く遊び込めると幸せになれるかも知れないねえ。
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