トップニュースを追いかけるアルゴリズム

オランダのミームオランダムというサイトでは、blogを中心に話題の中心を追跡するサービスを行なっているのだそうだ。(wiredの記事)

2chのスレ速計サイトというのもあったが、インターネット上の話題というのはどこにツボがあるのか判らないというのが実に不便だった。
エアロバキバキなんか、私は出遅れまくりだった。
ホワイトバンドの話では、逆に世間では今頃問題になってるのかと。

話題がどこかで炎上し始めると、サイトのPV、スレッドの消費速度やblogコメントの追加速度が上がり、またトラックバック半径が拡がり始める。あるいは、検索エンジンでのヒット数も増大するが、ヒット数については式神の城で使われちゃったのであえて触れない。

こうした動きを監視することで、情報の質はともかく、ミームの伝播速度・伝播半径の増大が判定できるだろう、という予測は成り立つのだが、集中して実行するには大変膨大なリソースを要求するようにも思う。
視聴率調査マシンのように、適当な数をばらまいて調査するようなグリッド実験というのは面白いかも知れない。
個々のエージェントが負荷分散・機能分散して、まさしくインターネットの意思を抽出するとしたら、どんな世界を描き出すのだろうね。