マイクロホットプレート

Boston Microsystemsという会社が100μm四方のホットプレートを開発した。シリコンカーバイドからエッチングされたこのホットプレート、瞬間的に1100℃まで加熱できるという。

こんな微小サイズの熱パルス発生装置となると、色々使い道がありそうだが、いずれは細胞膜の特徴などを生化学的もしくは電気機械的に検出してとりつき、癌細胞を焼き殺すような経口薬も開発できるかも知れない。電源の問題はあるけど、弱いマイクロウェーブ照射とかで外部から供給してやればOKだ。
回収するのに少々難がある点については、逆に残しておく事で、転移した場合に再度マイクロ波を当てれば再利用できるので良しとする。

って、血栓の元になりかねないので、実用化にはもう一桁小型化しないといけないわけですが。白血球が直径８～１４μmだからねえ。