planetary days,

不惑とか嘘だよ。惑う惑う。ふらふらと。

過剰報道が事態を深刻化する

2008年06月22日 | (ノ゜∀゜)ノ
報道が「学校裏サイト」を増やした@IT Media
裏サイトや自殺方法が報道されると裏サイトが増えたり自殺方法の検索が増える、という懸念した通りの事が起きているそうだ。

報道の自由というキーワードで、報道が暴走しているのではないかという懸念は、かなり昔から取り沙汰されていたように思う。
TV普及率がこれ以上の伸びを期待できない時代において、いかにセンセーショナルに事物を報道するかが、大衆の耳目を集める手段になるという計算があるのだろうけれど。
それはもちろん、かつて行われた衆愚を衆愚として留め置くための報道規制への反発もあるのだろうが、何でも白日の下に晒すとか、何がなんでも反体制とか、そういう短絡的な発想で体現するべきものではなかろうと。

正直な話、いまの報道を見ていると、なんでこんな事件をいつまでも追わねばならないのか、なんで手口の詳細まで報道しなければならないのか、という疑念を抱く。

いや、もう少し踏み込んで考えるなら、そういった報道に群がる層がTVにかじりつき、そうでない層は呆れてTV離れを起こしているのやも知れない。
ゲームが問題とか偉そうに言ってる文化人も居るが、真の共通項は「くだらないTVを見ている」事だったりしてね。
人を勝ち組・負け組に二分する事を助長したりね。

ま、簡単に言っちゃえば、マスコミは自重した方がいいんちゃうの? という事で。
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