Thunderbird1.5(Candidate版)導入

使ってるソフトのアップデートをするのが趣味になりかけてる今日この頃。
Thunderbird 1.5(Candidate)を今更入れてみたので、とりあえず動作確認状況など。

本体に関しては、Optionメニューの形式がFirefox1.5と同様のタブ形式になった所が目立ちます。多分色々改善点があるのだろうけど。1.0.7で入れてたextensionの機能なのか、1.5の機能なのかが微妙に判らないというのがどうもね。
about:configを編集する機能が「設定エディタとして」ついたような気もするのだが、AboutConfig extensionの機能なのかも知れないとか。

既に、多くのextensionが対応しているのだが、自動updateに対応していなかったのが headerScroll、AddressCleaner、miniCalendar。AddressCleanerとminiCalendarは最新版だともう対応しているのかな。
あと、ちょっとしたメモ書き込みに使ってたNotary 0.2は、アップデートされていないのだが、install.rdfを書き換える事で対応。ただし、日本語テキストは保存できないので(再起動時に文字コードが化けやがる)、英語でメモ書かなきゃいかんのが面倒なのが玉に瑕。多国語化してアップデートしないかなあ。

参考までに、そのまんまでOKだったのは、Contacts Sidebar、Delete Junk Context Menu、No New Window on Double Click、QuickNote、QuickText、QuoteCollupse、Remove Duplicate Messages、URL Link、Virtual Identity。

ついでに、新たに入れてみたのが reminderfox。
スケジュール管理ソフトと連動するわけではないのだが、ちょっとした覚書を書き込んでおくのにいいかと思われ。日本語での予定もきちんと対応している。
Thunderbird起動時に、システム通知でも近日の予定を通知してくれるので、何かと忘れっぽい人間にはありがたい。
メールを参照できたり、Outlookに自動で反映してくれるともっと凄いんだが、それじゃ重たくなっちまうしねえ。つーか、OutlookにもっとオープンなAPIが用意されてれば問題無いという話もあるか。

物理学会立つ！

道徳教育にエセ科学を取り込んでるバカ教師が居ると聞いてから、大変憂いていたエセ科学問題に、日本物理学会が重い腰を上げたという事でちょっと安心した。
こうしたエセ科学の現状、問題点に関しては「事象の地平線」というapj@山形大氏のblogでよく纏められているので、改めて各論は述べない。

ただ、物理学会に関して言えば、15年ほど前に風評で「物理学会の全国大会ではノーチェックなのでトンデモ系専門のセッションがある」といった話を聞いたことがある。実際に聞きにいったわけではないので、真偽の程は定かでないし、「学会の大会というのは自由な議論の場なのでそうした事もあるだろうな」という程度に捉えていた。ひょっとしたら、その時点でトンデモ屋さんたちを止められていたら、という反省もあるのかなと思ったり。

いや、実際、トンデモ理論を「仮説として述べる権利」は認められるべきだろう。
問題は仮説を実験・検証を行わず、再現性の評価もなしに「確立した理論」だと謳うトンデモさんと、それを感情的に鵜呑みにして拡散する無知かつ無能な人々なんだよね。

信仰そのものを否定はしない。
でも、信仰を科学と称する事、科学と称して信仰を流布することは、最も忌むべき知性の無力化であることを心に留めて欲しいものだ。