アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

カーナビ 信じる??

2015年10月11日 | ブラジル雑記
突然ですが、ペケママはナビゲーションシステムを信じません。

特に、ここマナウスは市街地整備が整っていないので、カーナビくんなど何の役にも立たない。
(と 信じているペケママ)

一方、夫はナビシステム信奉者。
ブラジリアで運転をするときには、すごく助かったって。
ブラジリア、きっかりプロジェクト通りに作られた街だしね。
ナビソフトも常に更新されているだろうし。

少し前になりますが、夫と娘の英語の試験会場を探しに行くことになりました。
住所を頭に入れて、いざ出発!!

しようとしたら…

夫「たまに、カーナビ使ってみようよ。」
私「やだ!!」
夫「どーして??」
私「信用できん!!」
夫「せっかく車についているのに、そんなことじゃ、カーナビの立場がないじゃない
  か???!!!」

カーナビの立場なんて、知りません!!

が、一応夫の立場の考慮して、カーナビ君稼働!!

しばらくナビ君主導で行きましたが…

途中で、

あれ??

同じところ、ぐるぐる回っているんですけど…

夫「なんだよ~、これ??」
私「だから言ったでしょ~。」

マナウスでカーナビは役に立たん!!(こともある)
まあ、人によりけりだからね。

    *     *     *     *     *

まあ、このぐらいで済めばいいですけど…

かなり前になりますが、ブラジルでカーナビが使えるようになったばかりのころ、サンパウロに住んでいた方が、自宅への最短の帰り道を検索しました。
カーナビのナビゲーションそのままに走って行ったら、ファベーラに突入、そのままファベーラを突っ切って家にたどり着いたという話を聞きました。

決死の帰宅道!!

つい先日、リオデジャネイロ市の対岸の二テロイ市で同じような事件が起こりました。

ある夫婦が、おいしいと噂の高いピザ屋さんを探しに家を出ました。
ご主人は道路に不案内なので、携帯電話のナビシステムを使うことにしました。

ナビゲーションに従って行くと…

ファベーラに突入。
ファベーラに入った車は、しばらくして何人かの男たちに取り囲まれました。
ご主人は警察ではないこと、間違えて入ってしまったことなどを叫びましたが、男たちは有無を言わさず車に発砲。
助手席にいた奥さんに弾が当たりました。

ご主人は必死に車を動かし、警察に助けを求めました。
奥さんはすぐに病院に運ばれましたが、間もなく死亡したそうです。

調べた結果、たまたま同じ名前の通りがファベーラ内にも存在したそうです。
ナビシステムのアプリケーション会社は、事件を残念に思うとコメントを発表した一方で「ファベーラ内のこの通りも確かに存在し、そこに住んでいる人がいる限り、この情報を変えることはできない。」とのコメントを発表しました。

    *     *     *     *     *

人に尋ねると、リオデジャネイロなどで、空港で車を借りてZONA SULなどに向かおうとして間違った出口で降りてしまい、ファベーラに迷い込んでしまったということが結構多いことに驚かされます。
以前、出口を間違えてファベーラ内に迷い込んでしまった、サンパウロから来たサッカー応援のバスが襲撃を受けたこともありました。

ナビゲーションシステム、便利ですが特にファベーラが多い場所では、事前に自分で地図を一度確認してから利用する方が安全化も思います。

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする