アマゾンわんわん日記 2018

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煙る街

2015年10月01日 | ブラジル雑記
本日、朝、仕事に行くために、学校に行くために、玄関のドア、アパートのエントランスから一歩街に出たマナウスの人たちは、みんな「うっ」と口に手を当てたことでしょう。

本日のマナウス、街中煙だらけ!!



現在 激しい乾燥のアマゾナス地方。
アマゾナス州ばかりでなく、近隣のロライマ州とかアクレ州とかも含めてね。
あちらこちらで、失火により、自然発火により、火災が多発中。
先々週だったか、マナウス市内だけで28か所の野火が確認されたと、ニュースが伝えていました。

そうした各地の火災の煙で、現在アマゾナス上空は、常時もくもくと煙が立ち込めた状態。
そこに前線の接近で上空に暖かい空気が流れ込み、逆転層が発生。
煙が地上近くに立ち込め、停滞したらしいです。

    *     *     *     *     *

昨日は、マナウス市内セントロの歴史地区で火災が発生しました。
火事は隣接している建物にも燃え広がり、夕方になってもまだ火がくすぶっていました。



消防車が来て火を消し始めたのですが、タンクに水がなくなってしまったそうで、途中で消火中断。
日本の方には信じられないでしょうが、ブラジルではよくあること。
昔、リオで働いていたころ、職場のすぐ下の竹林が燃え始まった時にも、消防車がすぐに来てくれたのはよいのですが、タンクに水が入っていなかったことがあったわ。
日本のように消火栓が整備されているところが少ない(ほとんどない??)ので、消防車のタンクに積んだ水が頼りなのよ。

火事の原因は電線のショートらしいです。
これも、よくあること。

     *      *      *      *      *

この煙の停滞で、呼吸器系のトラブルを起こす人が多くなっています。
子供に限らず、大人もね。
市内の病院などはぜーぜー、ごほごほと呼吸器系トラブルの患者さんでいっぱい。
同じような理由で目のトラブルを起こす人も多いとか。
ニュースでは、雨が降って煙が収まるまで、屋外での激しい運動は控えた方がよいと言っていました。

早く雨降れ~!!
コメント (4)
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