4連休最終日。
昨日までなんだかんだと外出する日が続いたので、今日は少し家の片付けや洗濯、そうそうお弁当も作らなくては。
居間に行って、いつもゆっくり見られないニュース番組をつけました。
午前4時からやっているニュース番組。
テレビをつけたのは午前4時半過ぎ。
ちょうど昨日の復活祭、バチカンでのミサの様子が流れていました。
先日までひどい肺炎で入院されていたというフランシスコ教皇がミサをしていました。
病後なのに大変そうだな~、なんて思いながらテレビの前を離れました。
洗濯機を回したり、掃除の準備をしてテレビの前に戻ったのが15分後ぐらい。
ニュースを語るキャスターの口調が変わっていました。
「ローマ教皇フランシスコが亡くなりました。」
はい??
掃除道具を一旦置いて、テレビの前に座り込みました。
突然飛び込んだニュースのようです。
その後はずっとフランシスコ教皇関連のニュースの特集が続きました。
* * * * *
フランシスコ教皇は初めてアメリカ大陸から選出された教皇です。
アルゼンチン ブエノスアイレス出身。
両親はイタリア系移民の血を引くそうです。
幼いころに感染症により片肺を摘出しました。
大学を卒業後神学校にイエズス会に入りました。
2013年ローマ教皇に就任。
ローマ教皇に就任しても、普段の移動には公共交通機関を利用し、普通に人々に電話をしたりといった「普通の生活」を大切になさっていたそうです。
一方、地球温暖化問題に真剣に取り組み、各地での紛争などの問題には実際に現地に足を運び、問題の解決のための「対話」を訴えました。
気さくな人柄と多くの功績で、人々に慕われている方です。
そういう私もキリスト教のことなど何もわからないのですが、何となく親しみを感じる「人間らしい教皇様」だと思っていました。
88歳と言うお年まで、本当にご苦労様でした。
そして、ありがとうございました。