アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

おじいさんは 山に 芝刈りに

2019年11月30日 | 生活

2週間ほど前にイベント仕事が終わったペケママ、少しはラクになったか?!

いや、自分で自分の首を絞めるようなことやっていて、昨夜はほぼ徹夜。

さすがにね、一晩中びっしり起きていられないので、仕事して つらくなったら少し横になって、その繰り返しで結局仕事が終わったのが夜中の12時半。毎日2時半起床ですから ほぼ徹夜だす。

そんなん、昼間仕事しろよ!!って思うよね。

あたしも そう思います。

じゃあ、昨日はペケママは何をしていたか?

山に芝刈りに...ではなくて、壊れた芝刈り機担いで 夫とマナウス市内の農機具やさんを渡り歩いていました。

     *     *     *     *     *

この10月からペケママ家は…っていうより「夫は」なんだけどね、住んでいるコンドミニオの「シンジコ(世話役)」をしています。

軒数の多いコンドミニオの場合、敷地も広いしコンドミニオで働いている人も多くなるので大変ですが、その分世話役の数も多かったり、専門の管理会社にお願いしている場合もあるので、世話役はそれほど細かい仕事をしなくても良いことが多いんです。

そういうところでは、普通の家庭は世話役になることも あまりないだろうしね。

でも、わが家のコンドミニオのように8軒ほどの小さなところは、みんな ほとんど持ち回りっていう感じで世話役をやらなくてはなりません。

昨年までは我が家は夫が仕事で一日中いなかったので、免除してもらっていたの。

退職して家になるようになったので、いよいよ順番が回ってきたというわけです。

小さなコンドミニオの場合、世話役のお仕事は本当にいろいろ。

コンドミニオのお掃除やプールの管理、門番などをしてくれる通いの「管理人」くんのお給料の計算から、共益金の管理、消耗品の購入から様々な施設のメンテナンスの手配等々。

そんなことやったことのない我が家にとっては、一つ一つの仕事が未知との遭遇。

あっちの人に尋ね、こっちの人に尋ね、2か月たってようやく何とかなってきた感じ。

で、一昨日 「管理人」くんが「芝刈り機が壊れた」と言ってきた。

 これが一般に使われる芝刈り機

新しく買うとしたら、一体いくらなの?

どこで売ってるの?

ネットで調べて、目ぼしいお店を訪ね歩きました。

最初のお店でお値段を尋ねたら、同じメーカーの物が一台900レアイス(約2万2千円強)。

ちょっと高いかなー、12月何かと出費が厳しいしなー。

なんて思いながら次のお店に行ったら、もうそのメーカーの物は売っていませんでした。

他のメーカーのものは お値段もぐぐぐんとアップ。

5軒目にして ようやく修理もしてくれるお店を見つけました。

新しいものの販売もしているので いろいろ検討してみたのですが、結局今回は修理をしてもらうことにしました。

修理代はモーター交換で370レアイス(約9000円強)。

これでしばらく使えるといいんだけど…

夫も私もブラジル生活はかなり長いですが、コンドミニオの世話役なんて初めての経験。

正直大変だけど、これも まあ、経験ですね。

がんばりましょ!

さて、今日は寝るぞ!

おやすみなさーい。

 

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GUGU 

2019年11月27日 | ブラジル雑記

ブラジルのテレビ界では有名なタレント「GUGU」ーAntônio Augusto  Moraes Liberato氏が亡くなりました。

  60歳でした。

アメリカ オーランド市在住だった彼は、自宅で転落事故に会い その際に頭を強打し そのまま帰らぬ人となりました。

ポルトガル移民の子として サンパウロに生まれ、13歳でテレビ局SBTの社主シルビオ・サントス氏に見いだされ、テレビの世界に入りました。

その後、TV.GLOBO、TV.RECORDなど ブラジルの主要テレビ局で帯番組の司会者を担当しました。

子供番組の司会などでも大人気を博しました。

その一環で彼の名前を冠したおもちゃなどが大流行しました。

60歳、まだまだこれからの活躍が期待されるときでした」。

ブラジルではSBT局のシルビオ・サントス氏、GLOBO局のホベルト・マリンニョ氏のように 社会的に大きな影響力を持つテレビ人が多くいます。

GUGU氏もこれからそういう立場に立つべき人物だっただけに、突然の死がブラジル全土から眩まれています。

 

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うれしい知らせ

2019年11月24日 | 人間

日曜日、ですが年末が近いので日々ノルマを決めてコツコツお仕事をしています。

日々の努力で 楽しい年末。

そんなコツコツ仕事が終わって ほっと一息ついた夕方、携帯でニュースを見ていたペケママの目に びっくりするようなニュースが飛び込んできました。

「ペケママ母校の大学の混声合唱団 全日本合唱コンクールで大学職場一般部門大学ユースの部で銀賞を獲得。」

ペケママの大学時代には70名近くいた部員も現在は28名だそうで、ちょっとびっくり。

混声合唱なんて地味なサークル、やっぱり「今時」じゃないのかしらね。

でも、Youtubeで表彰式の動画を見つけて見ていたら、毎日合唱合唱で明け暮れていた日が懐かしく思い出されてきたわ。

私はそんなに歌が上手なわけでもなかったし、熱心に練習をしたわけではなかったけど、発表会やコンクールの時にわーっと盛り上がる あの雰囲気がたまらなくって ずっと合唱から抜けられずにきたのよ。

それから、すべてのパートがㇵモったときの あの快感!!

音と音が重なって生まれる美しいハーモニー、それを実際に感じた人ならば みんな間違いなく音楽っていいなあって思ってくれるはず。

そんなペケママの原点ともいうべき合唱団。

どんなにがんばっても なかなか達成できないことを成し遂げた若い後輩たちに心からの拍手を送ります。

考えたら、みんなうちの娘より若いんですものね。

音楽でつながった友達は きっと一生の友達になるはず。

これからも 母校混声合唱団が素敵なハーモニーを紡ぎだしてくれることを 遠い空から祈っています。

本当におめでとうございました!!

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こーべ牛 発見!

2019年11月23日 | グルメ

知り合いの方に「最近 ペケママさんちの近所の肉屋で「神戸牛」を売っているんですよ。」と教えてもらいました。

ほほー、最近まで(っていうか 今も?)ブラジルでは「和牛」ブームだったけどね。

最初の頃は比較的まともなお肉を売っていたらしいんだけど、「和牛、和牛」ってみんなが騒ぎ出すようになると、なんだか脂まみれみたいな怪しいお肉が出回るようになったとかならないとか?!

ペケママはANGUS肉がお好みでした。

そこそこのお値段はするけれど、「和牛」ほどではなかったからね。

夫婦二人で食べるぐらいなら 十分買えるぐらいの金額。

柔らかくて 程よく脂がのっていて ペケママは好きだったわ。

夫はいま一つ好みじゃないみたいだったけどね。

脂が嫌なんだってさ。

さて、神戸牛肉!!

どこにあるかな?

高いお肉が入っている売り場をのぞいてみた。

 発見!!

1Kg大体160レアイス(約4000円)ってとこかしら。

日本の神戸牛の値段と比べたら 激安ね!

等級や部位にもよるけど、日本の神戸牛、良いものは市販価格で1kg4万円以上するものもあるとか?

ブラジルの物とは偉い違うわ―。

「和牛」の時も問題になったけど、結局海外においては日本の食品のブランド名を統制する制約がないために、名前だけが広がってしまう場合があるのよね。

「神戸牛」というブランドについても「メスは未経産(子供を産んでいない)、オスは去勢牛であること」とか、「枝肉(骨や皮をのぞいた重量)の制限」とか、なにより「厳格に管理された但馬牛であること」とか 色々な条件があるのよ。

大体ブラジルで育った「神戸牛」は但馬牛云々のところで「資格はく奪」?!

まあ、お値段については やはりそれなりに育てる努力にかかったお金だろうから、どのようなお値段をつけるかは提供する側の問題ですな。

買う方には買うほうの事情も懐具合もあるしね。

 わたし ブランド品だもんね!

それぞれ 食べる人が納得して「おいしいなー」と思えるものを食べること、それが一番大切なことなのかもね。

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祟られるぞ!

2019年11月22日 | わんこにゃんこ

動物のための公立病院の設置とか救急車の配備とか、動物医療の先進地域ともいわれるミナスジェライス州の州都ベロオリゾンチで、このたび大変な動物病院が摘発されました。

摘発されたのは ベロオリゾンチ市都市圏のノーバリマ市の動物病院。

それまでにも 様々な「黒いうわさ」があったそうです。

それが今回警察が捜査に乗り出すきっかけになったとか。

これまでに警察の調査により...

*人間の薬など、動物の医療には適さない薬品の使用。

*必要のない医療行為をし、その代金を請求した。

*必要のない入院をさせた。

 そして、入院の日数を一日でも長くするため、死んでしまった動物を冷凍保存した。

*トリミングなどで預けられた動物から、他の動物へ輸血をするための血液を 飼い主の同意なしに採集し、集めた血液は売却をした。

等々、これまでに警察が調べただけでも これだけの違法行為が見つかったそうです。

この動物病院のオーナーは夫婦ともに獣医だそうですが、もちろん二人とも獣医師免許は剥奪。

夫のほうはすでに逮捕され、妻のほうも身柄が確保され次第 逮捕される見込みだそうです。

それにしても、入院費を加算させるためだけに動物を冷凍保存って、すごいわ。

確かに入院させていた動物が死んでしまったら、日本みたいに「動物の葬儀」が一般的でないブラジルでは、遺体はそのまま病院側に預けて処分してもらうことが多いからね。

じっくり亡くなった動物の体を調べる飼い主もいないでしょうから、こういう不正ができたのね。

トリミングに出したつもりが、血まで抜かれてたってのもすごいわよね。

「毛」刈られただけでなく、貧血になって帰って来た!

もちろん  こんな動物病院ばかりじゃない、本当に良心的な動物病院がほとんどなんですけどね。

昨年 わが家の「ふとし」が入院した時には、「朝、昼、晩」許可された回数 みんな使って面会に行ったわ。

さぞや うるさい飼い主って思われたかもしれないけど、それでも「うちは わが子をよく見てるわよ」アピールは十分だったと思う。

こんな動物病院を減らすには、やっぱり飼い主さんたちが 自分のペットをきちんと見て、少しでもおかしいところがあったら 調べてみるという姿勢が大切なのかな と思いました。

 

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その子 おいくら?

2019年11月20日 | わんこにゃんこ

日本では ペットショップで売れ残った動物はどうなるかご存知ですか?

そのショップの対応にもよるそうですが、その種の価値を下げないために 多くが殺処分されると聞きました。

ペケママの友人RKぴょんは、そんなにゃんこを2匹 引き取ってきました。

引き取ったって もちろんお金を払って引き取ってきたのよ。

結構な額のお金。

「そんなんだったら 里親募集の団体からでも引き取ってきなさいよ。」というペケママに 

RKぴょんは「最近はね そういうとこの里親募集は 基準が厳しくて、昼間共働きの我が家のような家庭は、引き取れないのよ。」というのでした。

で、ペケママ いろいろな団体の引き取り条件 よっく見直したわ。

「子供がいない家が望ましい。」とか「昼間誰か家に居る家庭が望ましい。」とか「老人家庭は望ましくない」とか、いやいやいろんな条件満載!

よく読んでみると、なるほど 一つ一つには納得ができるような理由があるのよね。

でもさ、そんなに理想的な貰い手さん 見つかるもんかねー。

もう一つ 驚いた。

貰い受ける時に支払わなくてはならない金額ね。

その子が里子として出ていけるまでにかかった 医療費、予防接種代、避妊手術代。

動物の医療費は馬鹿にならないからね。

日本のある団体は「寄付を含む」として 犬一頭に対して5万円の支払いをお願いしていたわ。

ショップで買った方がお安いのでは?と感じるお値段。

ペケママは基本、世話をしている子を引き取ってくれる人がいたら、それだけでありがたいと思うだけ。

その子のためにかかったお金を 引き取ってくれる人からもらおうなんて考えてもいなかったので、これにはびっくりしたわ。

ペケママの周囲のONG(日本で言うところのNGO)も みんな引き取ってもらう時には無料でっていうのが基本だと思っています。

少なくても、私の周囲ではね。

だって、引き取ってくれた人たちは これから先 お金をかけてこの子たちの面倒を見ていかなくてはならないんだしね。

逆に ペケママがいつも避妊手術をお願いしているONG団体主催の病院では、「動物の粉ミルクが必要な方には 無料でお分けします」ってキャンペーンしてる。

もちろんスポンサーがついているんだろうけど、ここは避妊去勢手術後に飲む抗生物質なども、必要な量だけを実費で分けてくれるので 本当に助かる。

動物を助ける時に「この子を助けたら いくらになる!」なんて思いながら助ける人はもちろんいないだろうけど...

みんなが普通に自然に 犬や猫と暮らしていける街の中になったら、「一匹助けたら いくらかかる?」「いくらで 里子に出す?」なんて考えなくても済むようになるのにね。

 

 

 

 

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自己主張

2019年11月19日 | ブラジル雑記

昨日、家の近くで脇道から幹線道路に出るために一時停止しました。

ペケママの車の前を横切る 一台の車。

幹線道路を横ぎって 下水用の水が切ってあるため、車はいったんスピードを落として その溝を乗り越えなくてはなりません。

普通の車でもゆっくりとしか進めませんが、その車は特別に慎重に溝を横ぎっていきました。

車が下水の溝を渡り終わったタイミングで 幹線道路に出て その車の後ろについたペケママ号。

車の後ろに張り付けてあった張り紙を見て 思わずくすっ。

「妻が最近帝王切開をしました。妻が同乗しているときは ゆっくり走ります。ご容赦を!!」

なかなか洒落た告知じゃない?

マナウスでは...ブラジルでは?最近こうした「告知車」が増えていいます。

どうやら発端はこの車の記事だったみたいよ。

免許取りたての女の子が付けたこの張り紙。

「免許取立てです。どうか イライラせずに 落ち着いて走ってください」

ブラジルでは日本みたいに若葉マークやモミジマークがないからね。

あ、これはペケママが見たのと同じ系統だ!

「母が最近手術をしました。ゆっくり運転しなくてはなりません。(後ろに着いた車は)我慢してください。

母がいつも一緒に乗ってるのかい?って突っ込んじゃいそうだけどね。

でも、こういうのっていいわよね。

私も足を怪我した時とか、腰を痛めたときなんかに使えばよかったわ。

あらあら、そんなこと言っていたら こんなものも出てきたわ。

「恋人募集中 条件は…」

私も車の後ろにつけておこうかしら「今日のペケママ ご機嫌予報~」

地域の交通安全の一助になりそうな気がするんだけどなあ。。。

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任務完了

2019年11月17日 | 生活

業務連絡です。

今年も無事に業務が終了しました。

任務完了です。

とっても楽しく 任務を遂行することができました。

今年は予定外のことがたくさん起こって、その場でいろいろなことを変更するという、例年だったら考えられないことがたくさん起こりました。

でも、それはそれで楽しかったし、みんな無事にクリアすることができました。

任務終了は昨日のことなのですが、疲れすぎて昨日は任務完了報告会の真っ最中に 頭の中が真っ白に飛んでしまっていました。

なので 今日になってのご報告です。

昨夜は迎えの車の中で既に起きていられなくなってしまい、家に着いたら歯磨きもせずにソファーで寝てしまいました。(1時間後に起きて 歯磨きと洗顔だけは済ませました!)

次の日のワンコごはんの準備もせずに寝てしまったので、今朝は(夜中の)2時に起きて ワンコごはんニャンコごはんを準備。

そんなことやってるから、昼間死ぬんだよなー。

今日はご午前中に動物たちのお世話、家の掃除などをがんばって終わらせました。

で、午後は 恒例のお昼寝~。

お昼寝の友を従えて!!

ペケママ 夜寝る時は 居間の床の上に直接タオルと薄いマットを敷いて寝るんだけど、お昼寝だけは夫のベッドを占領して寝るのよ。

その間 夫は居間で好きなテレビ番組をのーんびり見られるというわけだ。

うるさいワンコ達は母と一緒に2階の夫の部屋に上がっているしね。

ほんの30分の予定が がっつり2時間も眠ってしまって焦ったわ。

というわけで、今年も残りの仕事を終わらせたら もうすぐもうすぐ新しい年になるねー。

楽しい思い出で2019年を締めくくれるように、あと1か月ちょっと がんばりまっしょ!

 

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そこに立つ 桜の木

2019年11月13日 | 人間

夕方 日本の友人からとても嬉しい知らせが届きました。

16歳の時から40年近く付き合っている友人で、これから先もまだまだ友人関係は続く予定ですからね。

母校の桜は健在!

この桜の下で出会ってから 40年近く!

私がブラジルに来てからも 遠いところを訪ねてきてくれたり、日本に帰った時には必ず付き合ってくれる友人です。

私がブラジルに来た当時は、手紙やたまの電話で連絡を取るぐらいでしたが、インターネットが発達した今は以前よりはまめに連絡をとりあえるようになりました。

技術の発達ってすごいわねー。

距離は遠くても、いつも近しいところにいてくれる友人が これから先も長く友人であり続けていてくれることに感謝をしつつ、本当に心の底からおめでとうという言葉を送りたいと思います。

     *     *     *     *     *

朝早く 日本の妹から伯母の訃報が届きました。

あまり親しく親戚づきあいというものをしない私ですが、この伯母のところには 帰るたびに母に頼んで連れて行ってもらうぐらい 大好きな伯母でした。

今でこそ 近くを幹線道路が通り、大きな牧場や物流施設が近くにできて開けていますが、私が小さかった頃は 田舎の山の中にポツンとある 小さな家でした。

近くには町の史跡にもなっている 古くからの桜の木があり、春には美しい花を咲かせてくれているはず。

家からもそう遠くない距離のところなので、自転車をこいで よく桜の木を見に来ていました。

桜の季節でなくても 桜の木を見るためだけにぎこぎこと上り坂をペダルをこいで来ていたのです。

伯母はいつでも近くの畑にいて 農作業をしていました。

私はその姿を見るだけで何となく安心して、帰りは下り坂を一気に自転車で下りていったものでした。

最近では広い畑の世話ができなくなり、家の前の小さな家庭菜園で野菜を作っていました。

訪れるたびに真っ赤なトマトやピーマンなど 山ほどの夏野菜を持たせてくれました。

伯母の娘さん、私の従妹たちは 若くして旅立ってしまいました。

今頃は空の上でようやく娘さんたちと会えて、昔のように賑やかにしゃべりあっているかもしれません。

     *     *     *     *     *

サクラの木は これから訪れる冬に向けて その枝先には固い蕾を抱いています。

その中にはたくさんの過ぎ去った時が閉じ込められていて、桜の花が開くと一斉にその思い出が押し寄せてくるのかもしれません。

吉報と訃報、偶然にも同じ日に届いた二つの知らせに思いをはせながら写真を見ていたら、どちらも満開の桜の木の写真にたどり着きました。

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あと1分!!だったのに...

2019年11月10日 | ブラジル雑記

昨日(?)行われた「祝賀御列の儀」素敵でしたね。

雅子さまの笑顔がとても印象的でした。

様々な自然災害があって、穏やかな新時代の始まりとはいえませんでしたが、お二人の笑顔を見ていると令和の世が穏やかな時代になるようにと願わずにはいられません。

      *      *      *      *      *

さて、話はがらりと変わって...

ブラジルでは 先週今週と日曜日に ENEM( Exame Nacional do Ensino Médio)ー日本で言うところの「大学入学共通テスト」がありました。

以前は土曜日日曜日と 同じ週の週末に一度に行っていたのですが、受験生の疲労が大きく 2週に分けるようにしたようです。

だって、学校で履修する全教科全科目+小論文ですからね。

一日終わって出てくるときには、みんな入った時とは すっかり人相が変わってます。

ブラジルの場合は 大学入学だけでなく、奨学金の給付選抜や、様々な学術機関への入学の選抜も兼ねているので、学生ばかりでなく幅広い年齢層の人が受けます。

昔「ママもやろうよ!」と娘に誘われて きっぱりお断りしたペケママです。

今年は先日も書いた「夏時間の中止」を受けて、ブラジル全土で様々な問題が発生しました。

教育省では事前に試験開始時間を示しておいたのですが…

これを見ていなかった人もいるし、また携帯電話やPC、また自動合わせの時計などの中には 勝手に夏時間にしてしまう物もあって、初日である先週は大混乱だったらしいです。

でもまあ、時間に余裕をもって出かけていれば問題ないんですけどね、日曜日には交通機関も間引き運行をしていて バスがなかなか来なかったり、思いもがけないところで通行止めが発生していたり...

みんないろいろ事情があって、毎年繰り広げられるこの光景。

まって~!!

ほら、早く!走って!!

緑の服を着た友人は 遅れて走ってきた彼女を 引っ張り入れることができたか?!

滑り込みセーフ!!

体を張った 彼女の勝ち!!

ちくしょー!!

どんな障害も 乗り越えてやるぜ!!

1分遅刻して 門を閉められてしまった彼。

泣き落としは聞かなかったようです。

ブラジルは日本以上に時間には厳しいんですよ。

毎年話題になる問題漏えいですが、今年は一部の予備校に小論文の問題が漏れていたとの話がありましたが、大勢には大きな影響はないとされました。

ENEMの点数が発表になるのは1月だったかな?

大学によっては それまでの間に大学独自の入学試験を設けているところもあります。

受験生の皆さん、がんばってください!

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