不思議な音の国上巻では、
初めから4分音符や2分音符は使いません。
リズム王子が、
森を歩く時に色々なリズムがあることに気付き、
長い音は白い丸、短い音は黒い丸
と決めます。
この白黒丸を使って、言葉に合わせて
リズムを叩きます。
近々、改訂版が出ますが、
これまで英語の言葉に合わせて叩いていたものが
変更されています。
英語のリズムにピンとこないものを感じつつ、
一応飛ばさずにしておりました。
しかし、日本語の方がやはり
子供たちもわかりやすいです。
これを利用して、言葉から白黒丸を
作ってもらうことが出来ます。
例えば、ケーキ。
○ ●
ケー キ
「好きなケーキ、なに?」
と聞いて、そのリズムを見つけてもらう遊びができます。
ショート ケーキ 🍰
フルーツ ケーキ
イチゴ ケーキ 🍓
チョコレート ケーキ 🍫
ロール ケーキ
上巻は、正式なリズムが出てくるまでに
少し時間がかかりますが、
この白黒丸を使ったリズム打ちで十分つないで行けます。
この白黒丸。
両手のリズム打ちにも使えます。
少し進んだ生徒さん用です。
白を2分音符、付点2分音符、全音符に見立てて
黒を下に並べます。
黒をひとつ空けて、4分休符。
この方法で慣れてから、リズムカードを使って
両手のリズム打ちに移行できます。