おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

終わったわけではなかった

2023年11月07日 | 不思議な音の国

ミラちゃんの第26回のレッスンを拝見しましたら、上巻が終わったわけではありませんでした。

日本版では「村長さん」となっている曲を弾いています。

上巻の曲を一通り譜読みしたら終わりという形にされていただけで、修了したわけではなかったようです。
5歳になった最初のレッスンで新しい本を渡したかったのかもしれません。


絶えず復習をしながらレッスンを進められているので、下巻に入り上巻の曲を弾いたからと言ってミラちゃんにはいつものことです。

なるほど。
復習は本をまたいでして良いわけです。

生徒さんに終わったのに「なんで~?」なんて顔をされることを私は恐れていました。始終、復習を取り入れていればこのようなことは可能なのです。



キラキラ星は教本のト長調で弾いています。

下巻に入る前に、今まで習った音の読み方を入念に復習しています。

またしても参考になりました。
どこまでに何を確実にしておくかを考えて進めていらっしゃることが分かります。


私のように、その内覚えるとか直せるとか思いながら取り敢えず先に進んでいるわけではないのです。

音符を読む前までには、腕・手首・指先をどうするかは分かるようにし、その後はその都度、力みがないように直されたり、指先の支えの注意をされています。

上巻が終わる時には、習ったリズムの名前・長さ、音の読みは完璧に分かるようにされています。まだ小さいからという甘やかしはなく、覚えられると信じて指導されています。


大いに反省です。
いつまでも中途半端な事態を招いていたのは私自身にありました。

勝手に覚えてくれる生徒さんは手が掛かりませんが、そうではない生徒さんには何度も復習をして、集中して学ぶことを促さなければいけないとはっきり分かりました。

どうして覚えないのかな?ではなく、何度もレッスンの度に復習すれば良いのです。

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