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おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

気付いたこと

2025年04月11日 | 不思議な音の国

少し前に、不思議な音の国で生徒さんたちが作った曲を
通して聴いてみましたら、いい曲がたくさんあるな、
と改めて感動。


それで、もう作ることはないと決めていたのですが、
連弾に編曲した曲集第2弾を作ることにしました。

今回は、ノンレガートに絞らず、レガートも加えます。
そして、前回と最も異なることは歌詞を入れること。


つい最近、歌詞の大切さを痛感したので、
この曲集にも入れることにしました。

音の区切りと歌詞を合わせることは難しいと感じます。
音の抑揚まで合わせて歌詞を作る力はないので、
そこは許してもらおうと思います。

歌詞の内容も、なんか面白く作れない

日本の教本にある、綺麗な歌詞なら良いのだという
上辺だけの内容になってしまい、作りながらイリーナ先生や
阿形先生の多才さにやはり凄い人たちだと思いました。


そんな中で1曲だけどうしても歌詞が
思い浮かばない曲があります。

グループレッスンから移動してきた生徒さんが作った曲で、
メロディーを受け渡す形では書いてきませんでした。

仕方ないのでユニゾンにしました。

経験者にしては珍しくイ短調で作ってきました。
まとまりはあります。


その曲の伴奏音源は2パターン作り、少しテンポを変えました。
生徒さんが音源と合わせる時に、同じ曲でもテンポが異なると雰囲気が変わることを経験してほしいからです。

今回は途中でテンポが変わる曲や、調性が変わる曲もあります。


先程の生徒さんがどうしても曲名が考えつかない、
というので私が付けることにしました。


それで、歌詞を考えようとしたのですが、
全く思い浮かばないのです。

その曲はどうしても私には器楽的で、
歌う曲には思えないのです。


それで気が付きました。


他の生徒さんが作った曲は歌詞が思い浮かんできました。

ということは、不思議な音の国で育っている生徒さんは
音楽が歌のように身体に入ってきているのではないかと。

音程の跳躍が直線的ではないのです。
私も器楽的な人間なので、生徒さんが作る音程の妙にいつも感心していました。

リズムの組み合わせも大胆。


益々、不思議な音の国の教本は手放せない、と思います。

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