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おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

歌詞の大切さ

2025年04月05日 | 不思議な音の国

不思議な音の国の教本は、ほとんどの曲に歌詞があります。


教本を使い始めて6年間は真面目に歌詞で歌っていました。

ところが7年目に、歌詞で歌うことをやめ、
音名で歌うことに切り替えました。


その結果、音と音の意識が希薄になってしまいました。

音名で歌おうが歌詞で歌おうが変わらないと思っていました。



初心に戻り、歌詞で歌う、音源の伴奏と弾くを今は徹底しています。


最初に歌詞を生徒さんと読み、意味を理解する。
次に伴奏音源と共に歌詞で歌う。これは2~3回します。

新しい音が出てきた時は、その音を探してもらいます。

そして、最初の小節だけ音を読んでもらい、
あとは宿題とします。
一緒に予習するのはここまで。



歌詞で歌うとやはり違います。

音をすぐに離してしまった時に、
「さっき、おっ・じっのっ・しんっ・ゆっ、って歌ったけ?」と聞くと、すぐに直せます。



この教本を使う前まで、私は教本に歌詞があったとしても
それを歌うことはしていませんでした。

歌わなくとも生徒は弾けたということではなく、習い始めに良い音なんて子供は出せない、と思っていたのです。

なので、歌と弾き方の関係性など考えてもいませんでした。



歌詞があると曲が覚えやすいとか、親しみが持てるとか、
そのような理由で子どもの教本には歌詞があるのか程度に
思っていました。

歌詞の必要性が今頃わかりました。


昔の自分はどう教えていたのだろう、
どんな耳で聴いていたのだろう、と考えると
怖ろしいです。


何を教えていたのか・・


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