おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

グネーシン、試しました!

2019年04月03日 | 不思議な音の国
昨日ご紹介したグネーシンのソルフェージュレッスン。

そこで使われていた「バンブルビー」の歌。
(不思議な音の国ではバンブルビーという歌詞がついています。曲名はついていないのでわかりません。バンブルビーは”まるはな蜂”のことだそうです)

今日のレッスンでちょうどこのページをした生徒がいたので、早速ハンドサインを使い半音と全音の違いをやりました。

「不思議」ではこの曲は♯と♭を覚えるためにあります。
しかしそんなあっさりとは覚えません。

このページも感動的なページです。

メロディー姫がお気に入りのこの歌を「ドレミー、ドレミ―」と弾いていると意地悪な魔法使いグランベリーノ閣下が「ド」の音を出なくする魔法をかけてしまいます。

そこでメロディー姫は「ファ」から弾いてみます。
「ファ」からでも同じ曲になる♡と喜びますが、その音も出なくなる魔法をかけられ今度は「ソ」から弾きます。
「ソ」からも同じように弾くことができます。しかしグランベリーノ閣下は今度は「ソ」を出なくしてしまいます。

今残っているのは「レミファ」(この時点でファは復活)
「いいも~ん、レからもきっと弾けるわ~」と弾き始めますが同じ曲になりません。「えー、うっそ~」
そこで何かと助けてくれるムジカリーナに助けを求めると「黒鍵を弾いてみたら?」と。
(注:そんな会話は書かれていません。そんな流れです。

「Fis音」を使うことで長調になりこの音はファの♯ということを覚えます。ついでに♭も覚えます。

♯、♭を覚えるためにこのような体験ができる教本を私は知りません。

今日のレッスンでハンドサインの最後が「アイ~ン」から「待て~イ」に変わるところ(何のこと?とお思いの方はこちらグネーシンのソルフェージュNo.1)を一緒にやってもらいましたらすぐにその生徒は「なんか狭い、さっきのより狭い」と言いました。

素晴らしいっ!

質問する前に気付きました。
そこで隣同士でも明るいものと暗いものがある。暗いのは「半音」と言ってあちこち弾いてみました。

この生徒さん3つの黒鍵でも「バンブルビー」を弾いていました。
「不思議」のテキストは作曲、移調もやりますのでそのせいか生徒たちは勝手に他の音から弾くことを試します。
私も子供の頃そのように遊んでいました。母親にはよく、いい加減な弾き方をしないように注意されていましたがこれは本来いい加減なことではないのです。

全音と半音の聴き取りがFMのテキストにあるので今度やってみます。
奏法が良くなると弾くことに余裕ができるので色々とできることが増えます。
コメント
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