「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

NHK BS 「こころ旅」で火野正平さんが94歳のおばあちゃんと再会した御手洗水源

2021-12-01 20:14:19 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣

火野正平さんが訪れて水を飲んだ「御手洗水源」

そのわきにおばあちゃんが少し写っている。

 

 

 

 

 

魚が泳いでいた「御手洗水源」

 

 

 

 

 

左の道を火野正平さんが下って来た

 

 

 

 

 

 

ボクが石橋の探訪の途中で「御手洗水源」を訪れたのは、

2012年の4月19日である。

 

今日の「こころ旅」で ” いや川さん ” に行く途中に

火野正平さんが立ち寄った「御手洗水源」。

ここは約10年前にも訪れており、その時のおばあちゃんに再会する。

とても94歳とは思えない、おばあちゃんだった。

 

「御手洗水源」は、奈良時代末期から平安時代初期にかけて、
 
この地で大きな勢力を誇った浄水寺があった台地の下から
 
清らかな水が湧いている。
 
この水源は、地元では「浄水寺の池」と呼ばれ、
 
阿蘇の火砕流堆積物の中を通ってきた水が、台地の下から湧出しているという。
 
元々の湧水口は崖下にあったようだが、崖に沿って道路が通ったため、
 
人工的に湧出口が作られたそうだ。
 
 

 

 

御手洗水源の上にある「浄水寺古碑」

 

 

 

 

 

「浄水寺古碑」

 

 

 

 

奈良時代末期に建立された古代寺院の跡で、

境内には延暦9年(西暦790年)創建の碑、

延暦20年(西暦801年)に建造された燈楼の竿石、

天長3年(西暦826年)の寺領の碑、

康平7年(西暦1064年)の如法経塔があり、

また塔の跡と考えられる礎石郡が残っている。


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