「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県那覇市 「 御物 ( おもの ) グスク 」

2014-06-09 05:10:41 | グスク ( 城 ) ・ 遺跡



























御物グスクについては、1459年に尚泰久が、金丸に御物城御鎖側職を命じ、
のちに取次職を兼務したという。
このころ那覇港は、江南、南蛮、日本の商舶が泊まる所であり、御物城は賓庫とあり、
諸外国の輸入品や琉球国の輸出品を収蔵していた外務・通産の役割を果たした
重要な役所であったとされる。
しかし、18世紀には廃城となっている。

グスクは、沖縄県の主要港である那覇港内の海中に独立した小丘城であったが、
現在、埋め立てられて明治橋と連結され、米軍の那覇軍港の一施設となっている。
城内はコンクリートの米軍施設があり、破壊を免れた城壁や城門が残っているというが、
米軍機地内であるため、立ち入りが出来なかった。



御物グスクへのアクセス
御物グスクへは、那覇空港より那覇市内へ向けて国道58号線を行くと、
国場川に架かる橋の左側に島のように突き出た米軍施設が見える。
その島一帯がグスクになっている。
撮影は明治橋から撮るか、対岸の道路に停めて歩いて撮るかである。
駐車は、少時間であれば対岸の道路または、明治橋の退避路に停めることが可能である。



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