「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄風景  「 ガジュマルの木 」

2017-05-29 00:57:37 | 沖縄




























□ 花名の由来
ガジュマルの名前の由来には諸説あり、
成長しながら気根を土台となる低木や岩に絡みつかせていく様子から
「 絡まる 」 が転訛したという説や 「 風を守る 」 が転訛したという説がある。


□ 花言葉の由来
垂れ下がった気根が特徴のガジュマル。
低木や岩などの上で発芽し、
当初はごく細い気根も地面に達することで幹のように樹皮が発達する。
成長した気根はアスファルトやコンクリートを突き破ることもあり、
花言葉の 「 健康 」 はその強い生命力やたくましさに由来するとも言われている。



□ 精霊キジムナー
沖縄県では、ガジュマルは 「 幸福をもたらす精霊が宿っている木 」
「 精霊の住む樹 」 「 多幸の木 」 と呼ばれ、
ガジュマルの古木にはキジムナーという精霊が住んでいるといわれ、
また、ガジュマルの大木の気根の間を二人で通ると幸せになるともいわれている。



□ ガジュマルと風水
独特の姿で観葉植物としても人気のあるガジュマル。
「多幸の木」と呼ばれるガジュマルは風水アイテムとしても人気があり、
特に金運向上に効果があるといわれている。



□ ガジュマルの花
ガジュマルは、1センチほどの実 ( 花嚢 ) をつけます。
しかし、イチジクと同じように花が実の中に咲くため ( 隠頭花序 ) 、
ガジュマルの花を外から見ることはできない。



□ 絞め殺しの木
ガジュマルは、成長しながら土台となった木に気根を絡みつかせ、
締めつけて、ついには土台の木が枯れてしまうことから
 「 絞め殺しの木 」 とも呼ばれている。



□ ガジュマルの季節・開花時期
旬の季節 : 周年
出回り時期 : 周年



□ 名称・原産地
科・属名 : クワ科イチジク属
学名 : Ficus microcarpa
和名 : ガジュマル
英名 : Chinese Banyan, Malayan Banyan, Gajumaru
原産地 : スリランカ、インド、台湾、マレー諸島、
日本、オーストラリア、ニューカレドニアの熱帯地方


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