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新型コロナウィルス感染拡大下の教育実習(事前指導)(その10)(2020.9.10更新)

2020-09-10 07:06:37 | 日記

(モモ ;匍匐(ほふく)前進中)

こんにちは。

 新型コロナウィルス感染拡大下の教育実習・事前指導の10回目です。

 さて総括です。

 【AK大事前指導で感謝したいこと】
・オンデマンド動画を作成してくださった先生方に感謝いたします。この先生方というのは大学の教員ではない方たちです。現職の先生たちです。おそらく動画作成などはご経験がないと思いましたが、快く作ってくださいました。本当にありがとうございました。

・16日間のプログラムをあたたかく見守ってくださった(大学の)先生方に感謝します。内容については、指摘などはありませんでした。ここで何か言われるとやる気がなくなるので、助かりました。

・学生との連絡などで事務の方にはご面倒をおかけしました。お詫びいたします。大学というのは、小中高とはちがって、事務の方が動かしています。教員だけでは大学は動きません。本当にそう思います。ありがとうございました。

 【反省点】
・やはり、オンラインによる指導は、対面でないため、学生の進捗を把握しにくい。目の前にいれば、やっているかどうかはすぐにわかります。いるかいないかも、はっきりわかります。
 しかし、107名もいると、動画をみていなかったり、課題がおくれたりする学生は必ずいます。それを完全には掌握しきれませんでした。
 対策としては、学生20人ごとに担当教員を決めるなどして指導していただくのが一番です。それはわかっていました。

 では、わかっていて、なぜそれをしなかったのか。今回急に8コマ→35コマに増えた事前指導ですが、あまりにも急な話だったので、私が「先生たちに対して遠慮が生じました。「107名ならオンラインでやればなんとかいけるだろう」と思い、頼みませんでした。これはある程度は成功したともいえますし、漏れがあったことから失敗とも言えます(つまり、未だにに課題未提出者の対応をしていることから)。「先生方にこれこれをやってくれ、と言い切れなかったことが反省点ですね。

・それでも、多くの学生たちは真面目ですので、よくついてきてくれました。その意味では学生たちには感謝したいと思います。

 【よかったこと】
 これはわかりません。この事前指導が成功したか否かは、学生たちが実習に行き、「よい顔・ひきしまった顔」で帰ってきたときにわかるものだからです。「〇〇がとんでもない実習をしてきた」となれば、この事前指導は失敗です。

 以上が総括になります。

 実はこのブログでもいったかもしれませんが、文科省が「(新型コロナウィルスのため)教育実習にいかなくても免許の取得をみとめる」という通知をだしました。ただ、その際には、大学で補充授業を行わなければなりません。今回35コマでも大変でしたので、これがあと50コマ以上指導せよといわれるとかなり厳しいですね。

 それはどういうことかと言いますと、やはり教育現場で学ぶことが大切で、それを大学で補うことなどできないということです。教育現場の先生方に感謝しなければなりません。

 小中高の先生方は自分も教育実習をして先生になっていますから「自分もそうやって先生になったので、実習にきてください」とおっしゃいますが、やはり実習生がくると大変だと思うのです。私も中・高の教員の時には実習生を毎年10名ほど担当してきました。やはり大変です。

 かくして、この10数日間におよぶ事前指導を終えるにあたり、現場の先生方のご苦労に感謝し、あと2週間分の実習のご指導をよろしくお願いしますとお伝えし、この「新型コロナウィルス感染拡大下の教育実習(事前指導)」を終えたいと思います。

 本日もお越しくださりありがとうございました。

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