Organic Base マクロビオティックと暮らす

2008-03-05 13:07:16 | Weblog
Organic Base マクロビオティックと暮らす
奥津 典子
ビジネス社

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本も読んだものが随分たまってきました。
なるべく物を増やさないようにしていますが,どうしてもたまる唯一の存在。
それでも昔に比べて増加ペースは減りました。
図書館にも何度か行き,貸し出しカードを作りましたが,一度読んでお蔵入りというのはほとんどないので,買ってしまうんですよね。
あと図書館にない本が多いですし。
ぼちぼち紹介していきたいと思います。

これは今更紹介するでもない?マクロビアンにはかな~り浸透してる本だと思います。
文章ばかりの本ですが奥津さんのやわらかい言葉ですらすらと読めてしまいます。
でも,困ったときはまた引っ張り出してきたりして。
料理のヒントもたくさんあるので,作るときの参考になるかなーと思います。
マクロビオティックは自然に沿っていて難しくないんだよ,楽しいものなんだよと教えてくれます。
野菜も米も肉も魚もビタミンだのカルシウムだの一部の栄養素だけを見るのでなく,全体を通して見ることで命としてとらえ,何を食べるか食べないか考えるきっかけになると思います。
ただ栄養だのカロリーだの,効用がどうのとかだけではないことがわかるでしょう。
ところどころ著者のお子さんの反応が出てきますが,これが一番わかりやすい。
大人は知識だけで頭で判断してしまいがちですが,子供だと体の声を素直に聞けるからいいのでしょうね。
余分なものをいっぱいくっつけて生きているとわからないことがたくさんありますね。
無駄なものをそぎ落とすことから始めないといけないなぁと思いました。
猫もそうですけどね。本能大部分ですし(笑)
久司先生の話がところどころに出てきますので,読み終わったら次に読んでみるのもいいかもしれません。
コメント (7)
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空飛ぶ毒

2008-03-04 15:02:32 | Weblog
昨日の昼間はなんとなく,ムズムズ。
といっても過去の花粉症とは違う感じがします。
黄砂だなっ!
花粉は悪者ではありません。黄砂もそのものはただの砂です。
しかし中国の大気汚染でできた化学物質が砂にくっついて日本にやってきます。
その化学物質はガンや呼吸器系の病気の原因になるそうです。
花粉症の人もそうでなかった人も花粉症のような症状になるきっかけになり。
屋久島も中国からの大気汚染で杉が枯れてきているそうですし。
「オーガニックベース」の奥津典子さんもおっしゃっていたけれど,そのうち浄水器じゃなくて浄空器が必要になる日も近いのか・・・
私の場合化学物質センサーがしっかり働いてくれてるようで,変なものがあるとすぐにわかって助かります。
知らない間に吸ってしまっている方が怖いですから。
実家の大阪では車を指でなぞると筋がつくこともあるくらい積もる日があるそうです。
遠いと,なんと!ハワイまで飛んでいくのだそうで・・・

中国はいろいろ汚染が問題になっていますが,原因も日本に大いにあるようです。
1年に東京23区くらい?の土地が砂漠になっているのが大きいそうで,
これは日本に原因があります。
日本の商社がカシミアセーターを安く作るの奥地で山羊を大量放牧して,それが根こそぎ草を食べて砂漠化。
昔に比べていい素材のセーターって安くなっていますよね?
餃子問題もそうですが,北京の人は餃子は家で作るそうで,わざわざできあいのものなんて買わないそうです。
輸入品はそれだけ輸送にエネルギーを使います。
加工品はパッケージがそれだけごみになります。一人一人は少量でも集めるとすごいことになり・・・
リサイクルするにもエネルギーがいります。
日本のごみ集積地は10年後にはいっぱいになってしまうとか。
東京都がプラのリサイクルを最近やめたのは,燃やして少しでも灰にして量を減らすため。
灰でも捨てるところがなくなってきますしね。
100円ショップに行けば安い中国製品があふれています。
安いからと値段だけで買う日本人にも大いに原因があるのでしょうね。
他の国を破壊しても綺麗なものを安く買いたいですか?
日用品でも雑貨でも長く使えるもの,なるべく近くで生産されたもの,自然素材のものを買うようにしています。
なるべく石油製品は買わないとかも。
物を買う時は10年後も使っているか?という基準で判断するようになりました。
2,3年もすれば使わないものなんて本当はなくてもいいものばかりでしょうから。

我が家でこれから改革すべきなのは食器かなー。
昔は100円ショップで買ったりしてた^^;
安いとそれだけ扱いも雑になるように思います。
でも買ったものを大事に使うという部分もあるし,収納場所のこともありなかなか入れ替えまで到達しません。
素材と向き合えてると料理も自然にできあがるし,食器も割るときは食事や生活が乱れてる時だと分かるようになりました。
コメント (5)
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玉三郎さんに会いました<後編>

2008-03-04 13:31:50 | 演劇
スタジオ入り口より玉さま登場です。
よく芸能人オーラばりばりの人もいらっしゃいますが,そういう感じはありません。
自然な感じですが時々見せる視線,これは舞台でも見られるように思いますがとても鋭く,怖い感じがしました。
衣装は黒のジャケットにダークブラウンのパンツ。
肩と胸ポケットのラインも同じダークブラウンですのでコーディネートされています。
パンツはよくカーゴパンツにあるように左サイドふともも部分にポケットがあります。
昼の番組だからか,カジュアルにしてるんでしょうか。
でも素材はベルベットっぽい光沢があり,エレガントな部分もしっかりあります。

女形の衣装は重いものだと40kgもあります。
なので女性には無理なのでしょう。
玉三郎さんというとほっそりとしたイメージがありますが,歌舞伎役者はそれだけ体力を使いますから,体操選手に似た筋肉のつき方をしているそうです。
筋肉といってもムキムキになっては困りますから。
ストレッチは毎日欠かさないそうです。
股割り(開脚してぺたっとつく)もできるそうで,ダンスをやっている方やお相撲さんもできますよね。
股関節がやわらかいと内臓もやわらかくなり,怪我もしにくくなるそうです。
現代人は体も心もコリコリになってますよねー。
洋服だからしなやかなしっかりと筋肉があるという感じもしました。
至近距離で見る素顔の玉三郎さんは男だなぁー(笑)

さて,「玉三郎さんにキュンとくる瞬間は?」という質問のボードの登場です。
始まる前に書いたものを頭上にかかげました。
あとでTVで見たら,私の書いたものもしっかり写っていました。
私の顔をご存知の方はところどころ写っているのをチェックできることでしょう^^;
玉三郎さんもしっかりチェックされていました。
しかし,舞台でも何度か拝見していますが,改めて声の良さを確認ーという感じです。
次は衣装の話,そして中国公演の話と続きます。
その後はダイビングの話。
歌舞伎は通常1年のうち10ヶ月公演で,あとの2ヶ月は別の仕事や休暇というパターンが多いです。
舞台も2~26日まで公演で,舞台で衣装を着て通しで稽古するのは1回だけだったりします。
リフレッシュするときはしないと休みがなくなってしまいますね。
役者だとぎゅーっと陽性の場所にいますから,自然と触れる機会がありませんものね。
料理をする機会もないでしょうから。
(料理は生きた食材=自然と触れあうことになりますから,しないとバランスが悪くなると思います)
食事は2食で家のお惣菜が一番好きと。
外食はどうしても添加物が多いですから,変なものを食べないということなのでしょうね。
小松菜,パイナップル,キウイ,海洋深層水,にがりのジュースをもう7,8年毎日飲んでいらっしゃる。
うわー!
小松菜以外はなんて陰性なんでしょう。
私がこれを飲んだら冷えがてきめんにわかり,だめ~って感じですけど^^;
舞台というエネルギーの詰まった中にいるというのはかなりバランスの悪い中にいることになるのでしょうねぇ。
お芝居の登場人物が中庸だったら事件は起こりませんものね(笑)
だからこのような陰性のものでも大丈夫なのでしょう。
(一般人でもエネルギーの渦巻く都会に勤務してるお父さんと家にいるお母さんとではバランスの取れる食事が違ってくるのがわかると思います。)
玉三郎さんは食事にも気を使っていらっしゃって,有機野菜を巡業先まで取り寄せたりしていらっしゃるそうです。
菜食ではないと思いますが,肉類や油の多いもの,お菓子を好んで食べたりはしないでしょう。
一億総半病人の日本で,菜食者でもなく健康な人って久々に見た感じです。
健康な人って背筋がすーっと通っていて,自然な空気感がありますね。
以前放送のプロフェッショナルでも言われていましたが,「ストイックなんですねー」という司会者の感心はとても違和感があります。
このような仕事をやっていたらこのくらいは当たり前なのだろうな。
一般人の私達があまりにも楽をしてさぼっているのでしょう。
健康に気を使うのは当たり前ですけど,○○がよいという一部の成分の情報に惑わされて食べるだけの社会になってしまっていますからねぇ。
毎日続けるのはやめるのが怖いからだとも。
(お~私も玄米はやめるのが怖いよ~)
バランスが悪いからバランスを取ろうとするのだとか。
バランスというのは気のバランスなのでしょう。
玉三郎さんは番組の中で例えでおっしゃっていましたが,お芝居も分析する仕事ですと。
「料理でもただおいしいというのでなく,このような素材でこうだしを取って,こう作ってこうなって・・・」というのが大事。
それが自然にやってるように見えないとだめ。分析されてはだめ。
学ぶということは見えない部分を努力して見つける,知識だけじゃない成長なのでしょう。
素材(人間)がきちんとしていないと料理(生き方)も生きてこない。
一口目でおいしい!とインパクトだけ求めるのは料理ではない,というのと似ていると思います。

おまけ・・・
番組内に時事ニュースを別の解説者が説明するコーナーがあります。
この間ゲストは控え室に入るようで,スタッフに促されていた玉三郎さん。
でもこれを断って一人(司会者もいなく)でじーっと解説を見ていらっしゃいましたよ。
椅子の背もたれに逆向きに座って,一人で真剣に。
このときの話題は次世代DVDのシェア争いについて。
DVDのシェアが気になるのか,なんでもニュースは知っておこうという姿勢なのか?
途中らアナウンサーの方が隣に戻ってきて,玉三郎さんの隣に座っていらっしゃいました。
この部分はマイクを通していないので,口の動きと内容で推測する部分も多いのですが・・・
「(シェアがどちらかに決まらないと)迷ってしまいますよねー」とか,
北京五輪もありますからね,のところではうなずいていらっしゃいました。
これからはHDDに録画するだけでメディアにしない,とかネットなどでのダウンロードもあり,というところでは映画?などもダウンロードできるのかどうか,アナウンサーに尋ねていらっしゃったような???
この部分は雰囲気だけなのでわかりませんが,これからどのようにメディアの形が変化していくのか気にされていらっしゃるのでしょうね。
でもネットには詳しくないのですねぇ^^;
あと,画面に映っていない時はさっとハンカチで顔をおさえてらっしゃる。
てからないようにだと思います。
白のハンカチというのが玉三郎さんっぽい気がしました。
他の色だと見づらいでしょうから,油断できない色ですよねー白って。
TVでは見えない部分の玉さまのお姿でした(笑)

一応VTRに録画したのですが,まだビデオテープな我が家。
まだ使えるし,と15年以上使ってるビデオデッキです。
DVDレコーダーをやっと買おうとしているところ^^;
家で見たらあまりにも映像が・・保存版としてはちょっとね。
もし録画してますよーという方がいらっしゃいましたら貸してください^^;
コメント (9)
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