安易な動物かわいがりとブルーな気持ち・・・

2008-04-08 12:16:58 | Weblog
沖縄から帰ってきました。
写真はデジカメに保存してあるので,ぼちぼち載せていきたいと思います。

到着した日は那覇でも一番の繁華街を歩いて夕食を食べに行ったのですが。
そこは観光客も多く訪れる通りで,土産物店や飲食店が数多く並んでいます。
呼び込みの店員も多いところです。
そこで,露店でしょうか,歩道で観光客向けに物を売っているところで人だかりが。
何かと思って覗いてみたら,30cmくらいのテーブルの上に紐で繋がれた猫が。
猫は目を閉じて座るか,伏せの状態になるかでじっとしています。
それに「かわいい~」と群がってなでる人達が取り巻いています。
「え?なんで?」と目を疑いました。
動物が繁華街のテーブルの上でじっとしているなんておかしいです。
その上知らない人にベタベタと触られるなんて,膨大なストレスになるに決まってますからありえません。
少し離れたところに店主(と言っても路面のきちんとした店舗じゃないのですが)のような人がいて,思わず顔を見てしまいました。
と,旦那に早く行こうと言われ。
猫がじっとしているなんて明らかにおかしいから,あまりかかわらない方がいいからということです。
触られても不快な様子もなくただじっとしているのは,何かされているのでしょうか?
客寄せしているけれど,物はほとんど売れていないようなのが更に悲しい境遇のような気がします。
同じようなことは,去年東京でも銀座や吉祥寺など繁華街の看板の上で眠り続ける親子猫として話題になりました。
これは客寄せではありませんでしたが,あちこちの繁華街で同じ猫が目撃されたようで,悪質な虐待なのかもしれません。
その時はどうしようもなくその場を去るのみで・・・
毎日何時間もそこに座らされているのだと思うと,ずっとブルーな気持ちでかなり凹んでいました・・・
動物を見世物にしたり,それを使って儲けることはおかしいと思います。
またこのような直積的なことでないとしても,動物を使った商売が世の中にたくさんありますね。
ペットショップで売られる犬猫達もそうです。
(欧米では犬猫のショップでの販売は禁止されているところも多いです)
客もただかわいいと触ったりするのでなく,相手の気持ちになってそれがいいことなのか悪いことなのか,きちんと考えて行動してほしいと思います。
相手にする客がいるから助長されるということも大きいです。
コメント (6)
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